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page.22 間テクスト性の諸性質
間テクスト性(intertextuality)は,主にポスト構造主義者たちに頻用され,意外かな構造主義者たちにもしばしば援用されてきた歴史をもつ,哲学の重大なテクニカルタームである。
クリステヴァが1966年に造語した。
同時期にはデリダの散種(Dissémination)など,テクスト読解における無視できない振盪が認められる。次項ではこの事態を批判することで,現在われわれの立たされている哲学
page.12 錯誤類型
トピックの実態は,アバター間のコミュニティの画一化運動であり,それには何らかの命題の真理値に対する不一致が在るのだと言ったが,このような不一致はその形態に従って,次のような3つの類別をすることができる。
『公理の錯誤』トピックに演繹的に関わる公理系に対応する真理値について,錯誤が認められる。 『推論の錯誤』トピックを演繹する推論規則について,錯誤が認められる。 『表現の錯誤』トピックを表現