見出し画像

無に添える彩りは。

2023.3.5--

この日は、友達の結婚をお祝いする予定が入っていました。夜ご飯を一緒に食べることになっていたので、私は少し早めに行き、ふらふらと寄り道をしていました。

目的地は、渋谷のヒカリエ。行き交うお店や人が、私にはキラキラと映りました。そのキラキラから少し離れたくなり、スタバでのんびりとソイラテを飲むことに。本当は、桜のソイラテを飲みたかったのですが、売り切れでした。。

そこで湧き上がった言葉を、Twitterに綴っていました。

「キラキラと流れる光の中に、暗く、静かに、ただそこに在る、僕が居た。僕は、流れる光の渦に、入ることができずに居た。目の前にするだけで、足がすくんでしまうんだ。そして、どこか遠く深い、湖へ、すいこまれていくんだ。」

「なぜ、私は、表現をしたい、と、強く想うのだろうか。表現した先には、何があるのだろうか。
自分という存在を、確かめているのだろうか。なぜ、この地球に、日本に、生きているのか。魂という、小さくも、燃え上がるような、君に、僕は、いつも、問いかけている。」

外出先で、しかも楽しみが待っているなかで、この言葉たちが湧き上がってくる不思議さが、なんだか少し面白かったです。

ソイラテを飲み終え、お店を回り始めました。でも、どれも、何かが違くて。。また外に行っても、無気力なのかと、自分がちょっぴり嫌になりました。

そこで、8階フロアの、クリエイティブスペースへと向かいました。ここで、ようやく気力が出てきたのです。土地に纏わる本、手芸品、染められた服、、、どれも、そのままに見えたから。自然のままを活かし、生きていたから。私は、エネルギーを、その場と、共有することができました。

8階フロアで惹かれたフリーペーパーたち。

約束の時間が近づいてきたので、8階フロアを後にし、友達と待ち合わせをしました。私を含め3人で逢う予定になっていて、その3人で逢うのは成人式ぶりでした。

1人は仕事終わりの合流でしたが、無事に予約していたお店で集まることができました。渋谷ヒカリエの11階にある「THE THEATRE TABLE」。

雰囲気があり素敵な場所でした。ここで、結婚のお祝いということで、コース料理を予約していました。

こちらが、コースメニュー。

なんだか聞いたことのない名前ばかりですね(笑)
久しぶりに友達と逢えた喜びと、結婚おめでとうと祝う気持ちと、どんな料理が運ばれてくるのだろうかとワクワクした気持ちと、、ずっと心がにぎやかでした。

私にとっては初のスパークリングワインで乾杯。飲みやすくて美味しかったです。お酒で身体が熱くなっていく感じ、なんか、良かったです。

そして、なんと言っても、結婚ですよ。。!
本当におめでたいです。長く付き合っていたことは知っていましたが、そうか、結婚か、と。3人でお互いのことを話して、次はどっちが先に結婚するだろうね、って笑いながら話して。成人式ぶりとは思えない自然さで時間を過ごしていました。友達って、長く逢っていなくても、友達なんだな、って想いました。

それでは、料理の話へと移りましょう。笑
全て紹介すると、長くなってしまうので、少しだけ写真を載せようと思います。

和歌山県産燻製メカジキのカルパッチョ
オーストラリア産ラム肉のコトレッタ

どのお料理も美味しかったです。。コース料理なんて滅多に食べれないという特別感もあって、幸せな時間でした。個人的には、デザートが一番美味しかったです。。友達が映っているので写真には載せられないのですが、、アップルケーキに、ブラウニー、ティラミス、あとアイスものっていて。しっとりと焼き上げられたリンゴとバニラアイスの相性が絶妙で、ブラウニーは重さがしっかりとしていて、ティラミスはバナナとの相性がとっても良かった。!ちょっと贅沢したいときに、また食べたいなと想いました。

時間というものはあっという間で22時近くになっていたので、レストランを後に。そして、なぜかプリクラを撮りにいきました。これも、成人式ぶりでした。撮り終えたプリを見て、もうびっくりですよ。もう誰?レベルでないくらいの誰?でした。きっと宇宙人だったと思います。友達が、いい社会勉強になったと言っていて、その通りだなと、時代は変化している、とプリクラを撮って、そう思いました。

特別な、何か深い話をしたわけではないけれど、無理に話さなくてもいい関係というか、、この3人ってびっくりするくらいにバラバラなのに、溶け込んでいくんですよね。不思議だなあと思いながら、終電で帰るという、謎の優越感に浸りながら自宅へと戻りました。

青かったものが、白くなり、その真っ白なキャンバスに彩りが添えられた、特別な時間でした。


ありがとう。

この記事が参加している募集

#私の作品紹介

96,493件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?