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チョコレートの香りより向上心は深く深く

(日付変わってしまいましたが)2019年のバレンタインデーは、渋谷のラジオ「渋谷商店部恵比寿エリア」の放送に出演させていただきました。バレンタインデーに放送が重なる、というのは、私が体験してきた2月14日のなかで一番充実した一日となりました。
 お菓子作り、友人(部員)からのチョコレート、部活、そしてラジオ放送本番。いろいろなことが折り重なって、日常を非日常のようなワクワクを生み出してくれました。

 バレンタインデーとあって、部員や広尾商店街・広報部の増田さんにチョコのケーキを手作りして贈りました。部員のちゃむちゃむさん、しわすようかちゃん、ふみちゃんからもチョコをいただき、心が満たされました!
 ちゃむちゃむさんからのお菓子は、ナッツのトッピングが見た目も味もアクセントになっていてチョコレートの甘さに塩気も添えられた美味しい一品。
 しわすようかちゃんからのチョコレートは濃厚で豪華なチョコを下さってその深い味わいに自然と頬をほころばせました。
 そしてふみちゃんからはなんとお手紙&イラストつき!!! しかもお菓子もイラストも筆跡も巧いのです。お手紙にはあたたかで嬉しい言葉がつづられていて……思わず泣きそうになりました。お菓子もしっとりとしてコクがあり美味でした。

 渋谷のラジオの控え室に入るとチョコレートのお菓子がすでに置いてあってほんのりと甘い香りが漂っていました。
 控え室にいると、本番まであと少しという緊張から、今日という日がバレンタインデーということを忘れそうになります。そんなときに、緊張感を和らげるような香りが鼻をくすぐるのです。今回も素敵な放送にしよう! とお菓子に元気づけられてスタジオ入りしました。

 放送はトラブルもなく、恙無く終えることができました。
 それは喜ばしいことでもあります。でも、ここで満足できないのが私なのです。

 放送をもう一度、二度……と何度も聴きなおし、自分の振り返りをします。反省点は尽きません。
 今回の放送に臨むにあたって、密かに自分に課していた目標がありました。これまでの反省を踏まえ、説明の仕方を、表現を、もっとこうしよう、と考えていたことが思ったように達成できずにまた反省……。

  何かを創り上げるのは必ずしもチョコのように甘くはない。ときにカカオ豆のように苦く顔をしかめてしまうこともある。でも自分も誰かも幸せになれる、チョコレートのような深みと甘さを創れるようになりたい。

 自分を顧みることは難しいと思いつつも、どこかそれを楽しんでいる自分がいる。こうしてたくさんの反省を積み重ねて変わっていくことが好きなんだろうと思います。いや、好きになっていった、とでも言いましょうか。

 変化することでも、こういった成長につながる変化は好きなのです。カカオ豆がチョコレートへ艶やかに姿を変えていくように……。

 甘いチョコを口に運びながら、次の目標をノートにペンを走らせます。とろけるチョコの香りよりも向上心は深く深く……

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