シェア
うわ野そら子
2019年11月17日 20:03
必殺技で殺したのは自分だったいじめっ子に勝ちたい。前回の記事から私はその一色に塗られていった思いつく行動は全てやってみる。ハルちゃんより面白いもので興味を持ってみる、救世主となった同級生に話しかけて友達を作ろうとする。拒絶してくるハルちゃんや藤子ちゃんの悪口を言ってみる。そのすべてが全く上手くいかない。学校のみんなは四六時中私を虐める悪魔・・・というわけではなかった。気が向いてくれたら話しかけ
2019年11月13日 22:02
涙、悔しさが怒りに変わる時エスカレートする虐め・・・というと、悪魔の様な暴力や悪口ってのがイメージにあると思うけど、私の記憶にはそれが無かった。代わりに場所が広がっていく。小学校の中だけの無視や差別は、田舎特有の近所づきあいにも発展していく「今日はみーちゃん(もーにゃんの姉)の家に遊びに行こう!」藤子ちゃんは頻繁にそうみんなを誘うようになった。学校が終わったら我が家にみんなで集まる。家族は
2019年11月9日 21:01
小学校入学と共にイジメスタート私の入った学校は過疎化が進んでいる田舎だったので1.2年、3.4年、5.6年が同じ教室で授業を受ける初めて入った教室は2年生が1人と新入生が私を含めて6人。ななちゃんとも一緒だが私達は大した親友ではなかった。あの時は感動的な友情の始まりだったかも知れないけど、保育園児の刺激多き人生の中では色褪せていって、砂場事件は風化してた。不思議とその後ななちゃんは仲間はずれにな
2019年11月9日 19:59
生まれて初めてヒロインを救った日よくある農家の家の次女として生まれ「男の子がほしかった」という家族の惜別の念を一心に受けた私は、すくすくと「少年らしく」わんぱくに育った。憧れは可愛いお姫様じゃなくて、悪人に虐げられる人を颯爽と助けるヒーロー。我が家は長女が女の子役、次女が男の子役で外仕事の手伝いも私だけ。小さいながら「お姉ちゃんは私が守る事」が密かな誇りだった。喧嘩したらいつも負けて泣いてたん