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虐めにあった小学生時代2

小学校入学と共にイジメスタート

私の入った学校は過疎化が進んでいる田舎だったので1.2年、3.4年、5.6年が同じ教室で授業を受ける初めて入った教室は2年生が1人と新入生が私を含めて6人。
ななちゃんとも一緒だが私達は大した親友ではなかった。あの時は感動的な友情の始まりだったかも知れないけど、保育園児の刺激多き人生の中では色褪せていって、砂場事件は風化してた。不思議とその後ななちゃんは仲間はずれになる事なく藤子ちゃんと仲良くなっていたしね。

入学式後1日目。先生と挨拶を済ませ、生徒同士も保育園からそのまま上がっただけだから違和感無く仲良く過ごす。
1時間目の授業が終わり、先生が教室を出た所で2年生であるハルちゃんがスッと立ち上がり、大きな声でこう言った。

「もーちゃん以外の人黒板前に集まってー!」

(゚Д゚)エッ?

『ええー!?ハルちゃん、私はー??』と駆け寄る。1つ上のハルちゃんは保育園の時だって沢山遊んだし、また「いじわるごっこー」とか「ないしょごっこー」くらいの遊びの主役になったんだと思って話しかけたが

「えっ・・・来ないでって言ってるじゃん」

明らかに声色も雰囲気も「拒絶」だ。びっくりして『ご、ごめん』って自分の席に戻る。
10分間、ヒソヒソと自分を見たり、ハルちゃんの手を見て楽しむ友達。喧嘩とか、先生に怒られた時とも違う、とても怖い、気持ち悪い気持ちになった。(なんで?どうして?私何かした?)頭の中がグルグルする。

次の授業が始まったから、隣の友達にコッソリ話しかける『ねえ、ハルちゃんなんて言ってたの?・・・ね、ねえ』

「先生!もーちゃんが授業中に話しかけてきますー!」

国語の先生に怒られて、その1時間は黙ってた。次の休み時間もまた「もーちゃん以外集まってーーー!!」ってみんなが集合。何度か『ねえなんで私はだめなの?』て話しかけるんだけど、「知らないって。来ないでって言ってるでしょ」と。しつこくお願いしていたら、場所を移されてしまって、その日1日、全く喋られなかった衝撃の1日だった。

ここで衝撃的だったのは、家帰って、家族皆に「今日、学校どうだったのさ」って聞かれて咄嗟に『めっちゃ楽しかった!!』って嘘を吐いた事。

いやマジで「何かの間違いだった」って思ったの。始まりじゃなくて、今日は変な日だったけど、明日は皆普通になんだろって。
姉さんだけが私に何も聞かなかったし、あんまり話してくれなくなった。
藤子さんが姉さんにも圧力かけてたんだろうなぁと今になると解るんだけど

何せ自分の正義は「弱きを助け、強気を挫く!!」だったから、弱い者イジメなんて悪人のする事だし、小学校に悪者なんて居る訳ないし(保育園の時仲良かったみんなを知ってるし)なんで自分がこの状況に置かれてるかまっっっったく解らなかった。解らないから「助けて」とも言えない。そもそも自分が助けてもらう立場なのかも解らない。

解らないままこの「寂しい毎日」は続いた。

仲間外れは教室だけに留まらず週に2回の全校生徒交流遊びも例外じゃなく、「鬼を決めるじゃんけん」で私は毎回負けた。出した手の少ない人が鬼だったのだが、私以外は皆同じ手なので、鬼は毎回私1人。
小学6年生から1年生11人を1人で必死に追いかけた。

追いつけるわけなかろう!!!(゚Д゚)

姉に助けを求めて追いかけるけど、いつも隣には藤子さんが居た。「いやーーーー!鬼がきたーーーー!」って2人とも逃げる。
まぁ鬼ごっこだしそりゃ逃げるよね。そういうルールだし。
疲れて走らないと「ねえ!鬼がサボってるからつまんないんだけど!」「足遅いんだけど!」とクレーム大合唱。
そうだよね、鬼なんだから捕まえるのがルールだし。

「イジメはダメ」「これはイジメ」って定義が決めるのは大人で、子供は苛められる方も苛める方もイマイチよく解ってない。「これはだめだよ!」って強く言える「ダメな理由」が小学一年生の私は解らず、だから上級生が決めた「これはルールなんだよ」に従うしか「皆に遊んでもらう」事が出来なかった。

・・・・序盤の軽いイジメの説明してた筈だったけど改めて思い起こして書いてみると結構エグかったな!?今日はここまで。次回はもうちょっとエスカレートした内容と、書ければ解決した所まで書けたらなと思います!

読んで頂きありがとうございます(*´∀`*)

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