夫の日常的な優しさがあるから生きていられる~フェンディのバッグよりも、日常に優しさ~
こんにちは。今日はおすすめではなく日常を
#やさしさに救われて
をテーマに書いてみようと思います。
私には忘れられない やさしさに救われた瞬間 があります。
「俺、今日の夜、代わるわ」
子供を産んで、1か月、何のゆかりもない東京に引っ越して初めての週末。
スーパーに行くのも地図を見て行かなければならない、
どこにベビー用品が売っているかも不明、
友達もそんなにおらず、
慣れない生活に疲れていた。
何時に起きて何時に寝るか分からない、生まれたばかりの子供を抱え、
私は寝不足でわけも分からず、授乳もうまくいかず、
リズムなんて整わず、自分のスキンケアさえする時間もなかった。
とにかく眠い。
連続して6時間くらい寝たい。心からそう思っていた金曜日。
夫は会社の接待。チーン。
頭の中で鳴った音。チーン。
精神的に追い込まれた感覚で、寝不足が続くと食欲もなくなって、意欲もない。
夫は帰って来たらお酒に酔って、疲れて寝てしまうんやろなと思っていた時、
夫が帰って一言。
「俺、今日の夜、代わるわ」
この一言に心から救われた。
やっぱりこの人と結婚して良かったなと思えた。
こっそり布団の中で泣いて一瞬で寝たあの夜を私は忘れないと思う。
夫にはそんな優しさが日常的にある。
この人と結婚して良かったなと思える瞬間を日常にくれる。
フェンディのバッグをくれる人よりも、日常に優しさをくれる人と私は結婚したかった。
その夢が叶ったなと思える人生を送れているのは夫のおかげだなと思う。
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