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残念な盲人の心暖まらない話

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#クラブハウス

見えなくてもNOTE

私は基本的にSNSには興味がなかった。

世の中の動きや好きなアニメの情報にキャッチアップするツールとしては有効かもし
れないが、自分が発信するというアイデアはなかった。

それ以前にモブ盲人には発信するものがない。

図らずもNOTEを始めたきっかけは、友達のさやかちゃんを応援するためであった。

さやかちゃんは視覚障碍者で3人姉妹の母であり、5人の孫がいる、見た目はかわい
いけど、明るくてパワ

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見えなくてもSNS

前回Noteの事を書いたので、今回は他のSNSについて書きます。

くどいようですが、本来私はSNSには全く興味がありませんでした。。

それなのになぜTwitterを始めたか。

私が入っている読書会、「バリアフリー読書サークルYAクラブ」は文化庁の認可を受
けて独自で音訳図書を作っている。

YA(ワイエー)クラブのホームページへようこそ!
http://yaclub.sakura.ne.jp

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テキストと朗読1

白いねこのかわい いねこです。

最近、クラブハウス内で大人の朗読リレー」と称して、脚本家の今井雅子さんの「膝
枕」と高橋郁子さんの「月想」という作品をたくさんの人たちで朗読している。

もうプロもアマもこっちゃ混ぜでとにかく朗読を楽しんでいる。

「膝枕」は二次創作、三時捜索も出てきて、そりゃもうカオスな状態になっている(
笑)

私は、目が見えなくなってからも、たまたま仲間に恵まれて「トークパ

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見えなくてもスマホ, 2-1, ~写真と戦う~

見えなくなってから写真は管理するのも大変だし、見て楽しめるわけでもなし、この
世には存在しないものとして無視してきた。

しかし、会社が自宅待機になってから、障碍者手帳だの、領収書類などの写真を、会
社に送らねばならないケースが出てきた。

私は基本見える人に頼むのが面倒なので、自分で適当に撮って送った。

でも、向きが変だったり、見切れていたり、斜めっていたりとダメだしが出て、結局
ヘルパーさん

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