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土用の丑の日♪ うなぎを食べても、実は夏バテ防止にはならない!?

今日は土用の丑の日♪
昨日は、彼がお手製うな牛丼を作ってくれたので美味しく頂きました♪

土用の丑の日といえば、鰻を食べる習慣がありますがその理由は何か。
改めて考えてみることにしました。

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土用の丑の日とは?

「土用」とは、立春・立夏・立秋・立冬直前の約18日間の「期間」を示す言葉。
つまり、土用の期間にくる丑の日のことを指しています。
昔は暦を十二支で数え、毎年土用は変わるので、土用の丑の日も毎年変わります。
さらに、土用の丑の日は夏のイメージが強いですが、立春・立夏・立秋・立冬それぞれにあるので年に数回やってきます。

今年2021年は、1月17日、1月29日、4月23日、7月28日、10月20日、11月1日と6回もあったのですね!
いずれも季節の変わり目であることに違いないです。

なぜ鰻を食べるのか?

この時期は、スーパーの店頭で「本日土用の丑の日」などと謳われ鰻がずらりと並んでいます。
昔から季節の変わり目は体調を崩しやすいと言われ、鰻を食べて栄養をしっかり摂ろうという考え方がありました。
たしかに疲労回復や食欲増進に効果的な成分がたくさん含まれている鰻は、夏バテ防止にもピッタリ☆
とはいえ、夏バテ防止なら鰻にこだわらなくても…と思ってしまう方もいるのではないでしょうか?

鰻を食べる習慣が広まったのは江戸時代。
夏は売り上げが落ちるという鰻屋が

「本日丑の日」
土用の丑の日うなぎの日
食すれば夏負けすることなし

という看板を立てたら大繁盛して他の鰻屋も真似をしたという説も。
この「本日丑の日」は日本初のコピーライティングともいわれるそうです。

実は疲労回復には向いていない!?

美容&健康コンサルの仕事をしている友人に聞いたのですが、
鰻に含まれるビタミンAやビタミンB群は、昔の人は不足しがちでした。
しかし現代の人には充分だそうで、疲労回復の効果は期待できないとのこと。
むしろ、脂質が多く体に負担がかかり疲れてしまうという…

全く逆だと思っていたので驚きでしたが、考えてみれば戦前の食べ物が無い時代から、人も環境も変化しているのでたしかにそうですよね。
情報は正しく。常にその時代に合ったライフスタイルを送りたいなと思いました。

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