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東京2020オリンピック【バスケットボール】

バスケットですが、通常のバスケにフォーカスしてお話します。


というのも、申し訳ないですが、3×3は殆ど観戦出来てないので

観戦してないのに結果だけで何も言えない、といことで。


まず、写真は

私がミャンマーで指導していたバスケの育成の子供たちです


男子は残念な結果でしたが、

全力で当たって、自分たちの課題も見えて

今後につながる結果だったのではないでしょうか?


正直、内容を観て、

身長などだけではない

海外の強豪国との差があったように感じました


テクニックというか、視野というか。

これはバスケに限ったことではなく、

日本の球技スポーツ選手の多くは

”真面目” すぎると感じます。


良い部分なのですが、

トップオブトップ

世界の最高峰のレベルにいくと、

サッカーでもバスケでも、

公式試合の最中でさえ

遊びの要素があるような

でも、もちろん簡単ではないプレー

しばしば見られます


例えば、サッカーでは、相手の動きの裏をかいたループシュート

バスケでは、ダンスのようなフェイントからのパスやシュート


きっと、多くの日本のチームでそういう事をやると、

あまり評価されません

というか、結果が良ければ何も言われないけど、

結果が悪ければ、”何やってんだ”、でしょうね。


今の状況からさらに上を目指すのであれば、

そういう選手のアイデアなどもしっかりと伸ばす、

そんな指導が求められると思います。


そして、女子の銀メダル。

友人のバスケのコーチと話をすると、

”今回のどの種目のメダルよりすごい快挙”

だそうです。

もちろん、種目で違いはありますが、

それくらい、奇跡的にすごい事だったそうです。


オリンピック前の世界ランクや今までの歴史、

世界で活躍している選手や個人の力量、

これらを客観的にみてもメダルは相当難しかったはずだそうです。


少しでもスポーツが好きな人だったらわかりますよね?


バレーボール、過去金メダル有、

空手、日本の競技でレベルは世界トップ

柔道、過去金メダル有、実力もトップ、

器械体操、過去金メダル有、等々。

ある程度種目、競技に過去の実績や歴史があります。


しかし、バスケット。

バスケット経験者や関係者もわかってると思いますが、

歴史があっても実績は殆ど…。


それが今回の快進撃。


サッカーでいうワールドカップ決勝に行った位のインパクトです。

本当に素晴らしい。


バスケット素人の私が解析した今回の好成績の要因ですが、

ズバリ

チームプレイの質、チームの完成度!!

です。


試合を観ていての感想は、

”他国のように秀でた選手がいない” です。


そのかわり、

出場している選手全員がハードワークをし、

チームメイトを信頼して動き、パスを出している。 

という所です。


スラムダンクで言うと

桜木花道が5人でもダメ、

赤木キャプテンが5人でもダメ、

流川が5人でもダメ、

でも、ミッチー、りょーちんを合わせての5人のチーム

だからチームとして完成される、

という感じです。


そういったチームとしての完成が女子バスケチームにはあった

そう感じました。


そして、そういうチームだからなのか、

又は雰囲気がそういうチームを作ったのかはわかりませんが、

サブ選手も全員、雰囲気がすごく良い感じに見えました


とにかく、今回の銀メダル、

おめでとうございます。


身長や身体能力だけではない

チームプレイの大切さ、素晴らしさを学べました



ということは、

アメリカ最強、と思われるバスケットですが、

チームプレイを磨けば

他国でもトップの仲間入りする事は可能という事ですね


指導のしがいがあります。

頑張ろ!!!






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