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悩む頭なんてそもそもない


今はコロナで大変な時期であり

先行きの見えない世の中になってる

だからというわけではないが

何かに悩んでる方へ


※前の記事にて紹介したこちらの本より抜粋


もっと他に良い人生(選択肢)があるんじゃないかと悩んでいる
後悔することを常に恐れ気持ちにブレーキをかけている
だが何も恐ることはない
世の中の悩みなんてたった2つしかないからだ

一つは「消極的思考」
もう一つは「取り越し苦労」

悩む頭なんてそもそもない
未来に対する恐怖を経験や知恵でカバーできるのは50代60代になってからのことだろう

若さの特権は無限の可能性ではなく

「恐れない心と突き進む力を持っている」ことだ

悩んでいる時間なんてあったら、今すぐ自分から動いた方が良い

立ち向かうべき最強の敵は「あなた自身が作り出した恐怖」


この後には「悩んでも仕方のないことは決して悩まないことだ」とある

これらの言葉は

自分がいつどんな状況においても取り入れることのできる考え方だと思う



私は昔から絵が得意で

自衛官のまま人生を安泰に終わらせるのも良かったが

挑戦をしたかった

若い頃はお洒落が好きだったことも相まって

アパレルデザインを学ぶために

自衛官時代に入学費を貯金し

生活費も含めて完全に足りるだけの貯蓄はできてなかったものの

見切り発車で自衛官を辞めて

アパレルデザインの専門学校に入学した


親は学生時代に亡くなっているから

親代わりの祖母や親戚の叔父さん叔母さん

職場の仲間、上司

とにかくありとあらゆる人に反対された


「お前みたいなやつは絶対に外じゃ通用しない」

「ここ(自衛隊)はお客様商売ではないから楽だ外は厳しいぞ」

「今まで寮生活だったからいいが、一人暮らしができるのか?学校に行きながら家事も全部自分でやるんだぞ」

「無駄金だそんな金あるなら別のことに使った方がいい」

「あっち(学校のある都市)の家賃は高いぞ?辞めておけ。金なんてすぐなくなる」

「今なら取り消せる。「やっぱり続けます」って俺が伝えてやるから」


今考えたら、言われた分だけ周りの人に心配してもらえていたんだと感謝すら覚えるが

当時は雑音でしかなかった


祖母や親戚より

「何でよ!勿体無い」

「亡くなったお父さんもお母さんも悲しむよ?」

「何を考えてるの?!」

300万ほど貯金したことを伝え

口座を見せると伝えたが

家賃の保証人も奨学金の保証人も断られた


それでも振り切って

アパレルの専門学校に入学した


今就いてる仕事は全く関係のない仕事だし

不安定といえば不安定な職かもしれないが


今でもあの時の決断に

**全くもって後悔はない。

**

もしあの時自衛隊を辞めていなかったら

ここまで自分の人生への満足感は得られなかっただろう


これは個人的な意見になるが

「挑戦してもいないのに自分の本心に耳を傾けず分かった気になって挑戦しないことが人生の最大の後悔になる」

と思っている


ちなみにバツイチで結婚にも失敗(あくまでハタから見たらの話。私個人では『うまくいかない方法が分かった』と思っている)してるが

前妻との結婚も離婚も

その時その時で

できる限りの努力をしたと自負してるから

後悔はないし前の妻には感謝してるし

気持ち良く養育費も支払える


そもそもウジウジ過去のことに囚われて

自分の人生を謳歌できてない方が

前の妻にも子供にも失礼だと思っている


私は一般的にいう成功した人間ではない

世間的に見れば失敗だらけだ

だが


一度自分の意思で周りの雑音を跳ね除けて

何か行動できた人間は

後々の自分への大きな自信に繋がるのではないかと思っている


実際にあれからよく分からないが

ずっと根拠のない自信が私にはある


どこかで似たような言葉もあったと思うが

うじうじ悩んでいる人に以下のことを伝えたい


あなたは今若くて言葉も話せるし身体も動かせる

できることが沢山ある

だが歳をとると身体もろくに動かせず

視力も落ちて言葉も発しずらく

聴力も衰え

頭の回転も落ちるだろう

例えば90歳の自分になったとする

そこからタイムスリップして今に戻ってきたと考えたらどうだろう

いろんなことができるのに何も動きださないなんて勿体無いと思わないだろうか


自衛隊を辞めたのは24歳の頃だ

親の援助、親戚の援助は全くなし

どうなっても誰も責任を負わない
(そもそも家には金がなかった)

バイトしながら続くだろうか

自分の力が通用するだろうか

卒業したら自分の仕事にできるだろうか

不安と恐怖が大半を占めていたが

いざ踏み出してみたら何とかなった


この本に書かれてたことそのままだった


当時、不安になるたびにこの本を読んで

手垢だらけになり

ボロボロになっていた

学校はというと

精一杯学んでバイトにも励んで

卒業もして就職活動もやったが

卒業したときには27歳

先生方には絵の技術は認めてもらえたし

「才能」として私を特別視してくれた教員もいた

アパレル業界はファストファッション隆盛期で

個性的なブランドはそもそもあまり新入社員を募集していない

それでもなんとか

就職活動では憧れのブランドの最終試験まで行ったが

同じくらいの才能のある

21歳ピチピチの才能ある若者(女の子で可愛かった)と

多少才能はあっても27歳の自衛官時代からの固定観念ガチガチの奴なら

私が採用を担当してたとしても

ピチピチの若者をとるだろう

夢は儚く散った

だが精一杯やったし

実は自分にはデザインする上で

どうしても向いてないなと思う部分もあった為

スッキリ諦めることができた


なぜ今更この本の話をしたのかというと

1日一食にしたことで心身が軽くなり

今の習慣(早起き、毎朝ジョギング、ヨガ、瞑想、スピーチの練習)に取り組んでいるうちに

若い時の記憶が呼び起こされたからだ


自衛官で教育隊にいた頃

恰幅の良い分隊長が確かこんなことも言っていたのを思い出した

「青春とは心の若さなんだ!わかるか?!歳は関係ない!心が若ければ常に青春だ!」

その時は臭いセリフをよくもはっきりと言えるものだと思っていたし

おじさんに青春はないだろうと思っていたが

都合の良い私はおじさんになって思う


あ〜今青春きてるかもしれないなぁ〜♪


デザイン画を描くのは今も好きだ
(描くだけで生地の選択は興味ないが…)

もしかしたら

今後noteに載せる事もあるかもしれない

その時は優しく見守って頂きたい

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