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私なりに辿り着いた「自分(人間)という動物」の取り扱い説明書②


2. やるべき習慣と辞めるべき習慣の構成を自覚する


トリガー → ルーティン → 報酬

習慣はこの3つで構成されている

良くも悪くも辞められない習慣には必ず報酬がついてる

報酬がウマいが故に辞められない

それを止めるためにはきっかけになる行動を断つ必要がある

大体皆その報酬だけに注目して辞めようとしまう

(例えばダイエットしたいのにすぐ食べれる自宅などに大量にお菓子やスイーツ買い置きしたり、夜中スマホで夜更かしするのに寝室にスマホを持ち込むなど)

だが思い浮かべてほしい

分かりやすいのはパブロフの犬の話だ

餌を与える前に必ず鐘を鳴らす

毎回それを繰り返すと

犬は鐘(条件/トリガー)を鳴らしたら餌がもらえると勝手に身体が反応してしまい

よだれを垂らすようになる

(人間に置き換えると食べたくて食べたくて仕方がない状態だ)

要するに条件反射だ

これを習慣の部分で考えると

報酬に行き着くまでのきっかけ(トリガー)が

身体の条件反射を引き起こしてしまい一連の行動に達してしまう

トリガー(条件)になってる部分をまず断つことが必要だ

スーパーに行ったら必ずお菓子を買ってしまうのであれば

前段階の行動を見つめいつもと違った行動をとってみる

例えばそこの陳列棚を通らなかったり

お菓子が売られてない八百屋やスーパーを選んだりする

「環境を変えよう」とよく言われるのはこの為だ


ずっと続ける必要はない

習慣はおおよそ平均して21日ほどで形作られるらしいから

約3週間ほど連続して「発動してしまう条件を踏まない努力」をした後は

元の環境に戻せば良い

もちろん元の環境に戻した時

以前の状態に戻さない何かしらの策は必要になる


佐々木典士さんの「僕たちは習慣でできている」にも

記載あるが

一番本能や欲望の働きやすい子供を対象にした

欲望を抑えれるかのテストと題して

目の前にマシュマロを置いて最後まで我慢できるかの実験をしたところ

視界に入れないことと

意識の上でその物をマシュマロではなく「雲」ととらえさせることで

欲望を抑えれるようになった子供が増えたらしい


すぐに取り入れやすい解決策としては

やはり距離を置くことだろう

人間はハードルの高いこと(面倒なこと)には手を出し辛く

ハードルの低くすぐに報酬を得られることに手を出してしまうのだから


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