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2024 note 振り返り:ティッセンクルップ・ニューセラがnoteを始めた理由


こんにちは!ティッセンクルップ・ニューセラです。
noteを始めて早1年が経ちました。そんな1年を振り返ります。

noteを始めた理由

当社がnoteを始めた理由は2つあります。

1. 採用における当社の認知度向上
2. 求職者に当社で働くイメージを持ってもらい、入社後のギャップを解消

当社はいわゆる外資系企業ですが、元々は三井物産と三井造船の合弁により設立された経緯があり、日系企業のDNAが受け継がれています。この日系企業の安定性外資系企業の柔軟性を融合させたところが、当社のユニークな魅力であり、多くの方に知ってもらいたいと思っていました。

一方で採用の面で課題がありました。当社は食塩電解技術(塩素・苛性ソーダ製造)で世界トップシェアを誇り、最近ではグリーン水素製造事業でも注目されるプラントエンジアリング企業として、化学業界内では一定の認知度を誇っています。しかし、ニッチなBtoB企業であるため、業界外でその存在が広く知られていないのが現状です。

このような課題を克服するため、当社の魅力を発信していくことで、採用業界での認知度を高めていきたいと考えていました。

ドイツ本社の採用広報

当社が属するティッセンクルップグループは、ドイツ発祥の鉄鋼、マテリアル、プラント関連の事業を展開する複合企業です。特にヨーロッパでは、知らない人は(おそらく)いないほど、圧倒的な認知度を誇っています。

ティッセンクルップ・ニューセラ本社のドイツでは採用情報をこちらの↓careerページから出しているのですが、求職者のほとんどがこのHPからの応募なんだとか。外部のエージェントに頼らなくても、求職者の方から当社のHPにアクセスしてくれるのです。

ティッセンクルップ・ニューセラの全世界での従業員数は数百人規模の増員により今年1,000人を超えましたが、更なる採用活動強化のため昨年からはInstagramやLinkedinも活用しています。

各拠点の様子も見れるので、良かったらのぞいてみてください!

日本の採用広報:日本視点で伝えるニューセラの魅力

ニューセラの広報関連コンテンツは、基本ドイツ本社で一元的に運営されており、拠点はそのコンテンツの翻訳や拠点ネタを提供しています。

採用ページにおいても、ドイツ本社が作成したcareerページを日本語に翻訳して公開していたのですが、アピールポイントがどうしても「ドイツ&グローバル」視点に偏ってしまい、日本の求職者に当社のイメージが伝わりにくいもどかしさを感じていました。

そのため、当社は日本視点で職場環境やカルチャーを独自に伝えていく必要性を感じ、ドイツ本社の許可を得て採用ブログを運営していくことにしました。

noteは日本で広く認知されており、SEOにも強い媒体です。そのため、多くの人々に当社の魅力や想いを伝えることができると期待し、noteの活用を決めました。

2024年のnote結果

noteを始めて1年が経ちましたが、今年は32記事を公開することができました。noteを始めて10か月目を迎えた頃から、社内外での認知度が徐々に高まり、最近では閲覧数が安定的に増加している実感があります。

2024年11月18日時点 
その後6000PVに到達しました♡

当初のターゲット層は求職活動者の方々でしたが、現在ではお客様やパートナー、当社社員など幅広い層に読んでいただいているようです。「当社の理解を深めるのに役立っている」といった声をいただくこともあり、大変嬉しく思っています! 

また、記事を社内でも展開することで、日常の業務の中ではなかなか話す機会がない仕事への想いや、価値観を知ることができます。ブログを通じて社員同士の理解が深まり、結果として社内エンゲージメントの向上にも大きく貢献できると考えています。

2024年最も読まれた記事ランキング

今年最も読まれた記事を紹介します。

1位:ティッセンクルップ・ニューセラとは?
こちらは当社の紹介を目的としたnoteの記事の第1号です。Google検索でも上位に表示されるため、閲覧数が多かったのではないかと思います。

2位:アフターセールス部の若手座談会
noteで最初に投稿した座談会記事です。アフターセールス部の採用を募集していたこともあり、興味がある求職者に見ていただけたのではないかと思います。若手の座談会形式にすることで、部員の関係性や部の雰囲気を伝えられたと思います。

3位:当社で求められる英語力
外資系となると、やはり英語に関しては気になるところだと思います。この記事では、社内外で英語を使う頻度や、求められる英語力などを紹介しています。

「スキ」の数ですと、最近公開したにもかかわらずダントツで1位だったのがこちらの記事でした。

来年以降も、当社のカルチャーや魅力が多くの方に伝わるよう、多彩な切り口でコンテンツを定期的に発信していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!