あのね。

わたしだけのわたし。

あのね。

わたしだけのわたし。

最近の記事

眼精疲労

私は視力が悪い。 レンズ越しでないとはっきりと見えない。 つまり私のありのままの瞳では なにも真実は見ることができない。 メリットとしては、 見えていないことである。 視力が悪くてよかった。 私は視力が悪く乱視である。 レンズを通せば見えるはずなのに なぜか二重に見えてしまう。 真実が2つになってゆらゆらとする。 メリットとしては、 少し光っていれば全て綺麗な物に見える。 私は乱視でよかった。 私は視力が悪くドライアイである。 やっとしっかり見えたと思っても、 目を

    • 呪文をどうぞ。

      私は言葉遊びがとても好きだけど、 それよりも好きなものは音での表現。 なのに最近すごく上手くできていない。 上手くできてる風な気がしてぽかんとしてる。 上手くできないほうが今の私にピッタリだけど。 丸めた背中がなかなか伸びない。 この曲は私と仲良くしてくれるのだろうか。 私のために生まれた訳でもないのに 私を染み込ませられることは嫌ではないだろうか。 人は人である限りストイックであるべきで 怠る人は人を諦めた何者かだと思う。 でもそれを他人にも強要する私こ

      • 王子様とお姫様。

        「あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思ってるのはね、そのバラの花のためにひまつぶししたからだよ。」 大切なものを大切なものと分類するだけの作業を美しく見ている人間はどんな空でも青くて綺麗だとか言うのだろう。 特別が溢れた場所は特別がないに等しい。 なのに何故そんな場所でも特別を求めるのか。 貴方が欲しいのは本当は何。 滑稽を晒してる人間を特別にしてあげている人間は神様にでもなったつもりなんだろうか。 そんな貴方も欲しいものは何。 私は私の私でいたい気持

        • きっと。

          きっと君は私じゃなくてよかったし きっと私も君じゃなくて良かった。 きっと求めてるのは自分に向けられる愛情で きっと私以外からのものでもよくて。 きっと私にあった何かに惹かれただけで きっとそれは私じゃなくてよくて。 きっと互いの所有物になることが楽で きっとそれは愛ではなかったんでしょう。 きっとタイミングよく言葉が重なって きっとたまたま刺さってしまっただけ。 きっと私じゃなくても大丈夫。 きっと君じゃなくても大丈夫。 きっとそれも運命のひとつだと

          わたしはわたしだけのわたしなので。 あなただけのわたしにもなれなくて。 だれのものにもなれないの。 わたしだけのあなたにもなれなくて。 あなただけのあなたなので。 でも いったいいつまで私だけの私なんだろう。 楽しい時に楽しいと。 悲しい時に悲しいと。 疲れた時に疲れたと。 甘えたい時に甘えたいと。 思ったことを私に話すように話しても 絶対何も壊れない人がいたら。 私はこんなに泣き虫じゃ無いかもしれない。 言葉は好きだけどもしも今の私の気持ちが

          ドライアイ。

          何でもないで蓋することが多い私。 気がついてしまうのがもう少し遅かったら。 気がつくのがもう少し早かったら。 気が付かないフリが上手になったはずの私は 今どこで息をしているのだろう。 瞬きをたくさんぱちぱちと。 またさらにぱちぱちと。 ぱち。ぱち。 なーんて。 そんなことをきっと明日も明後日も 私は食べているのでしょう。 でも私はまだ子供だから。 イヤイヤと言いたくて。 私はもう子供じゃないから。 嫌をできるだけギュッとしてギュッとして。 わたし

          ドライアイ。

          青信号の点滅。

          青信号の点滅っていいよねっていう自分のツイートにいいねしたい気分の私が書いています。 さて つい最近言われた言葉が残りすぎて考え事を始めた私。 「最近、罪悪感でも感じてるのかってくらい“ずるい“ってワード好きだよね。」 はまってる曲につかわれる“ずるい”の連続。 確かに私はなにかに罪悪感を感じているのかもしれない。 それは一体なんだろう。 … 答えが存在してしまうものは私にとってアレなのでちょっとここで息を吸っておこう。 なんとも晴れない日々が続いて。 そ

          青信号の点滅。

          ないものねだり。

          人は自分が既に持っているものよりまだ持っていないものに目がいく。 既に持っているものがたくさんでもまだ外に目を向けてしまう。 そういう生き物だしそうでなければ向上心も何も刺激されないんだろう。 前を向いてるふりをしてあっちを見て 前を向いてるふりをして。 前を向いたまま後ろも見たい。 そんな日。 あなたがどこにいるかよりも先に まず 私はどこにいるんだろうか。 ここはどこ。わたしはだれ。

          ないものねだり。

          私は冬が好き。

          「私は冬が好き。言葉が白く目に見えるから。」 頭の中がとても西藤公園。 本当は秋が好き。 西藤公園に寄せてみるとしたら私が秋が好きなのは言葉が形として表れる前だからなのかもしれないなあ。 そうだとしたら、こんなに寒いのにまだ秋であれと思ってるのかもしれない。 秋であれというよりは、冬とわかりながら秋服を着ているという感じ。 気がついたら栗味のスイーツを食べてしまうのも同じことかもしれない。 もがいてる。しあわせ。くるしい。 ・ ・ ・ 少し遠回しにでも

          私は冬が好き。

          末端冷え性。

          「ひとつ覚えておいていただきたいのですが、ものごとは見かけと違います」 私は最近本を読んでないことに気がついた。 それは事実としてのそのままの意味とは別に、感性の鈍りに気がついてしまったという意味も含める。 本を読むと映像化されたものより私だけの映像を見ることができるし、それを誰にも見られないから疑似体験もできる。 本は色んな人になれるから好き。よくそんなことを理由に挙げてたけどそれは所詮村上春樹様の受け売りなのかもしれない。 人の心は調和で繋がってるんじゃなくてむし

          末端冷え性。

          ずっとそばにいて。

          落ち葉がわきに寄せられてるのを見て思った。 木に残ってる子達がしがみついてるのかなぁ。 それともいかないでって木にひきとめられてるのかなぁ。 そもそも葉がない木は木なのかな。 「ずっとそばにいて 別に意味は無いけど。」 どちら側もあと少しだけ あと少しだけって繰り返してるのかなぁ。 繰り返しするのも疲れてきたけど それもまたあと少しだけ。 っと。 今の私は全ての事が耐久レース。 私は何が無くなったら私じゃなくなるの? 5%じゃたりないよ 簡単に投げ出し

          ずっとそばにいて。

          だから、たとえば。

          「僕のためと言って君がついた嘘なら 僕にとってそれは本当で。」 私は周りに何を言われてても 私に見せてくれてる姿で好きになるし 私がされたことで嫌いになる。 嘘をついてもいいし 嘘をつかれてもいい。 僕のためならね。 さよなら秋の匂い達。 寒くて私は動けない

          だから、たとえば。

          難聴者

          少しばかりのあげられてたものも あげられなくなってしまって 味見のつもりがメインデッシュで 私はいつも満腹状態。 丸くなった私を鏡で見る。 ベルトも緩め、ボタンも外し、 簡単には閉まらないくらい満腹で。 しばらく間食をやめようかな。 やめれもしないのに。 ……。 やめた方がいいかな?とキミに聞く。 そんな事ないよを期待して。 ……。 終活なんてものがあるように 私は何かに備えるべきかな。 まだ大丈夫だよ。が欲しくて。 ………。 満腹感を知ってしまった私は 常に

          18分間。

          終わってしまうと とっても孤独に襲われて 前よりもっと苦しくて。 強がりするのも疲れたナ。 (過去下書き投稿)

          脱げない鎧。

          強くいられる服を選んで 強くいられる化粧をする。 不安を隠すためリップは赤で 自信がないから足元にはピンヒールを。 抜け感を作りましょうという流行。 そんなの作ったら私は壊れてしまう。 誰にでもあげる優しさはいらないから すぐに触れられる背中でいて欲しかった。 ただいま ファスナー噛んで脱げないし、 ウォータープルーフで落ちないし、 いつしかデフォルトがかわってて。 私じゃなきゃ行けない理由 そればっかりを考えて みつからなくてまたおやすみ。 こっち向かなくて

          脱げない鎧。

          プロビデンスの目。

          1週間前から左目が痛い。 これはプロビデンスの目が手に入る前兆? 手に入ったら全てが見える? 無事な週末を願う臆病な私が去ったら 残ったのは自尊心の低くなった私で。 今度は目が開けられなくて 息をするにも吸うばっかりで。 必死にふぅ。 必死なふぅ…。 強がって耐えてる私に気が付かず いつもいいこだね。 喜怒哀楽が激しい私に気が付かず いつもにこにこしてるね。 鈍感なふりした私に気が付かず いつもふわふわしてるね。 ハリネズミな私に気が付かず いつもみん

          プロビデンスの目。