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末端冷え性。




「ひとつ覚えておいていただきたいのですが、ものごとは見かけと違います」





私は最近本を読んでないことに気がついた。
それは事実としてのそのままの意味とは別に、感性の鈍りに気がついてしまったという意味も含める。



本を読むと映像化されたものより私だけの映像を見ることができるし、それを誰にも見られないから疑似体験もできる。
本は色んな人になれるから好き。よくそんなことを理由に挙げてたけどそれは所詮村上春樹様の受け売りなのかもしれない。

人の心は調和で繋がってるんじゃなくてむしろ傷と傷で繋がっていて、脆さと脆さで繋がっていて、これが人との繋がりの根本だ的なことを村上春樹もいってたし、私はもう少しをもう少ししてるんだろう。。

他人の心をそっくり覗くことなんてできないから、努力次第で覗くことのできる自分の心を整理して折り合いをつけたほうがいいって村上春樹もいってたのに、何故私はもがこうとしてるんだろう。。。



すー。

はー。

息を吐くように息を吸う。

感性が鈍ると息をするのも下手になるのだろうか。


目に見えるものが本当のものとは限らない。
目に見えるものが全てじゃない。
そんなことわかってるのに。


上着を皮膚に縫い付けられてる気分だよ。
早くお家に帰りたい。

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