鏡
わたしはわたしだけのわたしなので。
あなただけのわたしにもなれなくて。
だれのものにもなれないの。
わたしだけのあなたにもなれなくて。
あなただけのあなたなので。
でも
いったいいつまで私だけの私なんだろう。
楽しい時に楽しいと。
悲しい時に悲しいと。
疲れた時に疲れたと。
甘えたい時に甘えたいと。
思ったことを私に話すように話しても
絶対何も壊れない人がいたら。
私はこんなに泣き虫じゃ無いかもしれない。
言葉は好きだけどもしも今の私の気持ちが
別の形でそっくりそのまま伝えられたら。
伝えても絶対何も壊れないとしたら。
私はこんなに人を傷つけないかもしれない。
そんなことが可能だったらいいのにな。
自分を1で解決できない私が溢れてる。
私には私の分身が必要なのかもしれない。
そこにいる私へ。
早く拭ってよ。
なんで涙は暖かいのだろう。
なんて考えながら眠りにつこうかしら。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?