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その会社選んだ理由、結局後付けだよね?#81

(7分で読めますよ)
サラリーマンの方へ
今年度、新卒で入社された方へ

あなたは新卒で入社した会社の志望動機の本音を語ることができますか?

建前ばかりを連ね、自分じゃない自分でその会社に入社されてはいませんか?

そういう、大学4年生の頃の私は、半分本音で半分はどこか堕落した考えのもと、間違った考えを持って入社してしまったのです。

そういう方に読んで貰いたいnoteを書きます✨

この記事は、未来の自分(=現在の私)が、過去の自分に話しかけてあげられるとしたら…?という想定のメタ認知記事です。

インデックスがあるので、未読の方は先に#21の記事を是非ご覧ください。

このnoteから得られるもの
・選択の振り返りの機会になる
・情報収集の重要性について
・客観的な視点

今回のnoteを書く目的
・これから就活や人生の分岐にある人に、過去の自分と同じような失敗をさせない為
・自分のもう一度同じミスをくり返さない為

こんな人に是非読んで欲しい
✔︎これから就活を始める就活生
✔︎新卒2.3年なるサラリーマン
✔︎人生の分岐点にいるフリーの方

俺の屍を超えてゆけぃpart2✨

1.内定を貰った君へ

ノん「今は、えっと2017/6/20か…おっと、久しぶりだね、希望していた会社から内定貰ったみたいだね、気分はどうだい」
「おっと、未来の僕か、すごいいいタイミングに来てくれたね!✨その通り!実はさっき内定通知が届いたんだよ〜!!」

ノん「まずは、おめでとう!よく頑張ったね✨思い出すよ。確かに辛かったあの就職活動。ホッとひと息つきたい所かな?」
「そうなんだよ、やっと解放されるんだ、あの面接地獄とお祈りメールに…(笑)」

ノん「んだろうね。そうしたら、一個だけ質問させてもらうけど、〈君は本当にその会社に決めてしまっていいのかい?〉」
「えっ?そのつもりだったけど、、、?」

ノん「ちなみにどうしてその会社に決めたのか、教えて貰ってもいいかな?」
「えっと、まず実力主義な所と、土日が休みなのと、さっぱり地元で働ける所かな!」

ノん「せぃせぃ!!ちょっと、ざっくりしすぎじゃない??もうちょい具体的に聞こうか、面接再開みたいで申し訳ないけど、君の為だ。まずは、〈実力主義を要素に入れた理由は?〉」
「ズバリ、年齢問わず頑張った人が頑張った分だけ評価されて、新卒でもすぐに昇給できるところ!これが一番の決めてだったんだ。だって、頑張った分だけ給料増えるんでしょ?めっちゃモチベーション上がるじゃん✨」

ノん「我ながら単純だな(笑)確かに間違ってない。素直な君ならいい上司に巡り合えれば、伸びるだろうよ。じゃあ次に〈土日休み〉を理由にしたのはどうして?」
「えーだって、土日休みの方が生活リズム?整いそうでいいかなー?と思って、あと、年末年始とか、ゴールデンウィークも休みになるっぽいじゃん。だからかな〜!」

ノん「誰しも最初は憧れるんだろうなって思うけど、まあその辺は後で話そうか。最後に、地元にこだわるのはどうして?」
「それはやっぱりいい街だと思うし、過ごしやすいし、人も多いしーっていう、理由かな。面接では特に深く聞かれなかったけど、会社としてこっちの地域にどんどんエリアを伸ばしていきたいらしいんだ!」

ノん「うむ。何となく分かった。であれば直球で伝えよう。…アッマーーーーーーッィ!⚡️」
「ええぇ、急にどうしたの??ドン引き何だけど…(笑)」

ノん「いや、自分の事なんだけど、自分の過去の事だからこそ、考えの甘さに胃もたれしそうになったという事だよ」
「え、そんなによくなかった、志望動機??」

ノん「いい所と、悪い所、半々といった所だ、振り返って、今自分がしている後悔を話そう」
「今回も宜しく頼みます🙏」

2.振り返りと後悔

ノん「まず、〈実力主義な社風〉だけど、初めての会社に、年功序列な社風ではなく実力主義な社風の会社を選んだの良かった」
「だよね!その方が自分の実力伸ばせそうだよね、あと頑張れば給料も全然悪くない!」

ノん「そこなんだよな、給与面について。君はこれから営業をするわけだけど、営業の経験自体はとても良かった。これは胸を張って言える。しかし、その月給25万円は〈年収ベースで時給換算したら幾らになるのか〉を考えたのかな?」
「ええ?年収ベース?時給換算?単純計算すると、25万÷22日÷8時間で1420円くらいだ✨」

ノん「君はアホか、ドラえもんになった気分だわ…。じゃなくて、その月給25万の中には、〈見なし残業代が月45時間〉入っているんだ!要するに、君が時間外にどれだけ残業しようとも45時間の壁を超えない限り、残業代は発生しない、典型的なブラック企業だ!!」
「えぇぇ、そこまでいいますか…さっき内定したんですけど😂」

ノん「二つ目に行こう。〈土日休み〉について。これについては未来の自分から言わせてもらおう。君に土日休みは与えられない。いや、もっと正しくいうと、この会社は嘘をついて、土日休みを謳って、君に内定を出した。そうなるんだ。事実、君が配属される部署は携帯販売事業部だ。決して法人営業なんかじゃない。土日休みになるだなんて、人事のハッタリだったんだよ⚡️!!」
「なっ!!?それま??ちょっと辞退してくるわ」

ノん「まあまあ、それがいいと思うけど、三つ目も聞いておけ。〈地元で働きたい〉それが希望であり、叶えられるから君はその会社を選んだ。そういったね?」
「うむ」

ノん「では、その会社が存続していける根拠を君は答えられるかな?」
「それは、まだ10年の会社だけど、、ずっと黒字で成長してきて、今まで一度も赤字になった事ないらしいから、勢いきてんじゃん?と思ったけどなぁ」

ノん「うん、とても感覚的で何の根拠もないよね。俺がいる未来は今、2020/4/13なんだけどもう既に、北海道に携帯の営業部はないよ?、それに携帯の事業部はほぼ縮小、撤退。そして、俺は会社から本州行きを迫られた。それが2019/10/15の話だ。最初ぐらついたけど、もちろん断った。だって、元々札幌勤務が上限だったからなぁ。全く話が違う。」
「えええぇぇぇ…。こええぇ。何それ、俺そんな会社に行こうと思ってたの…。マジで怖すぎるんだけど。」

ノん「だから、何故こんな失敗の選択をしてしまったのか、分析して論理的に考える必要がある。君の苦手分野だ。でも、今はほんの少しだけできるようになった。解説していこう。」

3.失敗の原因

①月給や賞与に目が眩み、年収やボーナス、福利厚生の面を疎かにしていた事。

大企業で月給が少ないのに、人気がある会社があるが、皆が見ているのは目先の月給ではなく、労働時間に見合った月給とボーナスの額をを加えた年収である。

月給25万円のA社と月給18万円のB社、これだけだったら、A社がいいかな?って思う。

しかし

月給25万円で毎日12時間労働、残業代込、昼食自腹、頑張った分だけ毎月歩合が発生するA社

月給18万円で8時間労働、住宅手当2万円、昼食付きという福利厚生があるB社

この二つだったら、ちょっと考えればB社の方が条件のいい会社ってわかるよね?

君はまんまとA社を選んだんだ、

…営業スキルや携帯のスキルが付いたから、まだここは半分よしとするけどね。

②面接の回数が少なかった点。そして会社のことを調べ、他と比較検討していなかった点。

人事に騙されて、法人営業ではなく、BtoC営業になった。ここは百歩譲って君は被害者だし、実際にBtoB営業は職務難易度的にも、難しかったから、ポジティブに考えてここは良かったとしよう。

だとしても、面接が怠い。とか、落ちるのが怖い。とか、考えて就活しちゃだめさ。

少なくとも、しばらくは君の人生の多くの時間を奪う会社なんだから、意味をもって勤めないと。

君にどんなスキルが足りないのか、どこが欠けているから、どんなふうに成長のか、それをそこの会社に勤めることでどれだけのスパンで目標のラインまで成長できるのか。

もっと先がみえるなら、目標に到達した時に誰に対して、どんなことができたら君の人生の満足度は高くなるのか。…きっとここまでは新卒社会人には難しいかもしれない。

大切なものができた時、それを守れるだけの力を君は、その会社から学ぶことができるのか。そこに注目して会社選びをして欲しいんだ。

③転勤しない会社を選ぶ方が難しいよ。その中から選んでもいいけど、大抵は中小企業だよ。

先述した、B社のような会社で、かつ札幌だけで…なんてどんだけ狭い世界ででしか活動してない大企業なんだか。

ここでも、重要になってくるのが、どんな会社に勤めお給料を貰うのか、ではなく、そこの会社でどんなスキルを身につけて、いつ倒産しても大丈夫なように、持ち前のスキルを他でどう活かすかを考えることこそが、重要なんだ!

その会社に君は定年までいられるとは限らない。むしろ、今定年まで同じ会社で入れる人なんて、1%にも満たない時代になってきている。

君の人生は、受け身な姿勢で会社にいいように使われて、廃れる為に存在しているんじゃない。

君は、その心に秘めたまだ見ぬ野望と幸せな人生、そして愛すべき将来の嫁の為に目標を立てるはずなんだ。

新卒サラリーマンとして、得るべきものは、スキルが第一。

スキルといっても色んなスキルがある。

貪欲に諦めないフィジカル・メンタルスキル
顧客とのコミュニケーションスキル
昇進に欠かせない上司への迎合スキル
仕事に対する問題解決のスキル
部下を導くマネジメントスキル
チームを引き付けるリーダースキル
成績を細かく分析するスキル
事務方に必須なPCや会計のスキル

組織の一員として、過ごす以上
オーガナイゼーションゲーム
は避けて、通れない。

ぶっちゃけ、責任を重視しないなら派遣社員でいいとさえ思っている。

それが今の私だ。

4.終わりに

ノん「少しは未来のことを考えてくれるきっかけになったかな?」
「もう、何いってるんだか、全然ついていけなかった。暑くなりすぎだよ、、、。」

ノん「えっ?そうだった??でも、大丈夫、君も20万円会社に踏み潰されるなんていうトラウマ経験したら、いやでもこうなるから(笑)」
「…。とりあえず、内定取り消して、もう一回就活しなおしてくるね。」

ノん「それで、君の未来は少しでも明るくなっていて欲しいな〜こっちの世界はもうかわらんから(笑)」
「そっかーパラレルワールドみたいな感じなのか、俺は未来の僕の失敗の経験をきいて、同じ失敗はしないように気をつけようと思ったよ!」

ノん「そう思って貰えたなら、またきた甲斐があったってもんだよ✨」
「うむ!また、まってるね!」

ノん「おう!またね✨」

最後までお読み頂きありがとうございました。

(4436文字/執筆時間84分)

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★追伸

2020/4/15から

ハケンの品格シーズン2が始まります。

14年前くらいシーズン1がやってるのをみてて、最近また、Tverアプリで見てました。

篠原涼子さん演じる大前晴子の名台詞

「信頼できるのは自分のスキルと時給だけ」

には、なまらグッとくるものがありました!

ドラマ、観れるかな〜。

ハケンの品格は是非観たいと思ってます✨

ということで、

また明日でーす🍀




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