介護のイノベーション!!!
どうもやすです。
先日のNewsPicks・WEEKLY OCHIAIで、
介護のイノベーションについて配信されていました。
現在介護職に就いているぼくとしては観ていてとても刺激を受けたのでnoteに書いて残しておこうと。
ざっくりではありますが概要と、随所で感じたことを書きたいと思います。
介護とはー
というところから改めて。
もともとは20年前に法で制定された国営のシステム。
「老人医療」と「老人福祉」をまとめたものを,「介護」として世に出てきた。
めちゃくちゃざっくりー
福祉の予算120兆円のうち、12兆円が介護に使われている。

ちなみに、、
要介護者(介護を受ける対象の人)=約660万人
現在の小学生の数=約640万人
と、小学生と要介護者はほぼ同じ数。

20年前に制定され、現在、要介護者の数は当初の3倍に増加している。
ー要介護者はどんどん増えているのに、2019年には過去最高数の事業所倒産というパラドックスー
要介護度=7段階
介護を予防しましょう→要支援1、2
介護が必要→1〜5(数字が大きいほど身の回りの世話が増える)
介護度が軽くなると、事業所への収入は減る
(身の回りの世話が増えるほど、手間がかかる=そこにインセンティブをきかせる という構造)
→このシステムにのっとると,「良い介護」を提供したのに、介護度が軽くなると収入が減る
矛盾が生じ、競争が起きない。
現場レベルでの実態
食事、移動、排泄等の「作業」を淡々とこなす日々ーという感覚に介護者がなって、将来になにか希望を持つ,またやりがいを見出すことができない→結果、離職する人は多い。
「介護」への他人事感。
人間生きていれば必ず関わる「介護」だが、身の回りで起きたり仕事で関わることがなければ意識することがない世界。気づいたときには遅い。
現在の試みー
介護現場でのDX、ロボティクスの導入、簡易的なデジタルデバイスの導入
「介護保険制度」は、「まだ20年しか歴史のない新しい制度」と言えるものなので,改めて大きく見た構造自体を変革することができるのではないかという期待。
現在、日本ほど高齢化、介護の問題を抱えている国は世界中に存在しない。→日本が世界各国のモデルになる。
エビデンスによりわかりつつあること

抽象的ではあるが、「人間として、人間らしく生きている人、生きようとする姿勢の人」は、認知症や要介護リスクが低いという印象。
櫻田謙悟さん(SOMPOホールディングスグループ代表)の言っていた
「ピンコロ」社会へ近づくことの意義
→ここに集約されると個人的には感じました。
死ぬギリギリ前まで健康(ピンピン)で過ごし、コロッと逝く。
家族や周りの人、お国にも迷惑をかけない生き方。
国の予算で見ても、社会保障費は
「予防」よりも「事後(病気にかかったあと)」にほとんどが使われている。
感じたこと
これから先、少しでも「介護」を「我が事」目線で見て生活する意識を持てたらいいなと思う。
介護職でもなければ、なかなか我が事として高齢者の世話をするということを意識することはないと思う。
ただ、これから年月が経つにつれ、日本では避けることのできない超超高齢社会になる。
そのときに自分(20代〜40代)が健康でいて、自分と+αで身の回りの高齢者を助けられるような存在になっていなくては…!
というふうに考える
そういう人が1人でも多くなればいい。
しつこいようだけど、
例えば「『環境」のことを考えて〜しよう』もすごく大切。だけど、ダイレクトに自分の人生に関わる「介護」もっと大きくいえば「人生」について考える(逆に遠のいちゃったらすいません)ことは死ぬときに後悔する要素を少しでも減らすことができるのではないかとも考える。
言い方がまわりくどくなったけど、
・ピンコロのために何ができるか?
・自分の老後は健康で過ごせるか?
・数十年後健康でいるために「今」何ができるか?
を,考え続けなければいけないなと。
付随して,
・そもそも健康とは?
・人生において老後ってめちゃくちゃ大事だな
って思ったので,またこれについても書きたいと思います。
最後までありがとうございました!
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