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#デザイン 記事まとめ

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デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。
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2022年10月の記事一覧

憶えやすく思い出しやすいUI

ユーザーが使いながら使い方を学べるUIは理想的だ。では、学習できるUIとは、いったいどんなものだろう。 それを考えるためには、人間の学習の仕組みを理解しなければならない。学習とは、経験や知識からその後の行動が変わることである。そこには、経験から得た情報を記憶し、思い出すことが中心にある。 そういうわけで、私たちが普段どのように記憶しているかについて、わかっていることから紐解いていこう。 どのようにして憶えるか過去の経験でも本で読んだ知識でも、利用するためにはそれを記憶して

チームでGO! モビリティを学ぶアクティビティ

こんにちは、日産自動車 中目黒オフィスの城です。今回はUI/UXデザインチームの車を使ったアクティビティについてご紹介したいと思います。 デザイナーはみんな車好き?ところでみなさん、このマークが何だか分かりますか? 実はこれ、車のフロントウィンドウの曇りを取り除く「デフロスター」と呼ばれる機能のアイコンです。(※メーカーによって表現が異なる場合があります)。名前を聞いて分からなくても、運転される方であればマークに馴染みがあるのではないでしょうか。 コネクテッドサービス開発

デザイナー、辞書で「かわいい」を引く。

ここ2ヶ月ほど、『ゆる言語学ラジオ』にハマっている。 名前の通りゆるく楽しくをモットーに、日本語や世界のあらゆる言語についての話を配信している番組。「日本語の助数詞が多すぎるのはなぜ?」「ひよことう○この語源は同じ」など、私たちが普段当たり前に使っている言葉を、時には思いもよらない側面から解き明かしてくれるのが本当に面白くて面白くて。 流石に情報量が多すぎて仕事中には流せないので、今はspotifyでこのpodcastを聞くためにウォーキングが習慣になってしまったほど。上司

全ては、デカすぎる卓球台から始まった。

この机?卓球台?デカすぎる……。 2018年10月、NASUのオフィスデザイン物語のはじまり。 私は新大阪のマンションの1室、株式会社NASUのオフィスにいました。 2022年の今現在の目線で言えば、私もNASUの社員なので自社オフィスに当たるのですが、当時のは、私はフリーランスのライター。そして、NASU代表の前田さんが主宰するコミュニティ「前田デザイン室」の運営チームリーダーであり、メンバーみんなで作った雑誌『マエボン』の編集長として、この事務所にやってきました。

都合の良いUIデザイン〜わがままで怠惰で理不尽なユーザーのニーズに応える10のポイント〜

こんにちは、SOMPO Digital Labデザインチームのデザイナーの金(https://twitter.com/seikei_kin)です。普段はUIデザイナー・ウェブデザイナーとしてサービスやプロダクトの開発・設計に携わっています。 突然ですが、みなさんは真面目で、協力的で、積極性があって、物覚えがよい方でしょうか?あるいは最新のアプリの動向に詳しく、それらを使いこなせるリテラシーを十分にお持ちでしょうか? 果たして自分はどうかと振り返ってみると、少なくとも自信をも

環境負荷の視点からイベントを問い直す。“グッド”な展示会はいかに形作られる?2022年度グッドデザイン賞受賞展の全容

時代と共に変わり続けるデザインを捉え、その時々の“グッド”を定義し続けてきたグッドデザイン賞。だからこそ、グッドデザイン賞自体も社会や地球にとって“グッド”にデザインされなければならない──そんな想いのもと、総合ディレクターの齋藤精一を中心に作り上げられたのが、2022年度グッドデザイン賞受賞展だ。 受賞展では、グッドデザイン・ベスト100の展示を中心に、全受賞作品が発表された。様々な興行などに携わってきた齋藤は、テンポラリーなこういった場をより“グッド”にデザインする重要

なが〜く愛されるキャラクターを支えるクリエイティブの秘密!

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?今回は、サンリオのクリエイティブについて知っていただきたくキャラクター育成について聞きました。半世紀以上をかけて歴代450を超えるキャラクターを生み出してきたサンリオ。クリエイションデザインへの想いや、長く愛され続けるためにどのようにキャラクターを育てているのかデザイン部門のトップインタビューでお届けします。 サンリオのクリエイションってどんな仕事? -サンリオには新卒で入社したんですよね。 山田:入社して約20年間、主に他社にサンリオ

広がるイノベーションと、広がらないイノベーションの違いはどこにある?

ビジネス系メディアでよく出てくる「あ、これ流行りそう」逆に「あ、これは話題になってるけどブームで終わるな」という感覚ありませんか?リサーチを繰り返していると、言語化しにくいけれど、確かに感じる感覚があります。 私たちも多くのクライアントさんとご一緒させていただく中で、トレンドリサーチという形を通じて、様々な先進的なサービスを知ることになります。 しかし、その全てがその後世の中に普及したかというと、そうではありません。なんなんでしょうね、あの「来る / 来ない」っていう感覚。

サービスデザインの取り組みを、経済産業省でやってみて

すでにオンライン化が非常に進みつつある世の中で今さら感もありますが、行政手続はまだまだ書面での手続が多い状況です。 このような中で、経済産業省における行政手続のオンライン化を推進するにあたり、どうやったら行政職員がスムーズに「オンライン化=システム開発の推進」が行えるのか? サービスデザインプロセスを活用したプロジェクトを通じて、わかった課題や今後の検討について、民間企業出身のデジタル化推進マネージャー 金井がご紹介します。 なぜ行政が、サービスデザインプロセスを重視する

デザイナーもユーザーも幸せに。ペアデザインのすゝめ

こんにちは。現場教育システムtebikiの鮫島です。プロダクト開発や、デザイナーが活躍できるデザイン組織作りに携わっています。 tebikiデザインチームは、エンジニアチームが既に実施しているノンソロ開発に触発され「ペアデザイン作業の1日平均を4hにする」をOKRのKey Resultの1つに掲げ、ペアデザインを実践しています。 この記事では、チーム一丸となって取り組んでいるペアデザインについてご紹介します。 ノンソロ開発すごいらしいよtebikiのEnabling Te

「とは」よりも「とか」を。(本が出ます!)

ビジネスにアイデアやデザインが必要だと言われることが当たり前になった現代では、「アイデアとは何か」「デザインとは何か」が重視されがちです。 でも「とは」に向き合っても分かったような気になるだけ。具体的な成果にはつながりません。 上手くいったプロジェクトを振り返れば、そこには人間関係や様々なトラブル、ドタバタな日々をなんとかする、うまく言葉にできないような「とか」がたくさんありました。 そしてそんな「とか」の部分にこそ、ヒット商品、ロングセラー商品を生み出すための解決の糸

UXピラミッドデ考える、ロンドンで見つけた身の回りの“いいデザイン” -ワクワク編-

こんにちは、株式会社アジケでUIデザイナーを担当していますサイトウです。 前回の記事では今年9月のロンドン旅行で見つけた、身の回りのいいデザインをご紹介しました。 今回も引き続きロンドンという街全体を『人間が生活するためのツール』として考え、いいなと思ったデザインを、UXピラミッドに当てはめて分解してみます。 ↓前回の記事 UXピラミッドのおさらいUXピラミッドを下層から上層へ満たしていく流れで考えた時、 前回は下層部分に当たるマストであるといい機能的な要件を「実用編」

仕事は「楽にしたい」シニアデザイナーの、仕事を「楽にした」Adobe XDと活用術

こんにちは、LIFULLでシニアデザイナーをしている濱川です。 主に新規事業領域のサービスデザイン、UIデザインを担当しています。 前職ではデジタル系制作会社で長年働いていたのですが、新規事業やサービスデザインへの興味から1年半前にLIFULLにJOINしました。 XDはLIFULL以前は利用していませんでしたが、LIFULLではデザインの際にメインツールとして利用されています。そのため私もしぶしぶデザイン時に使い始めたのですが、非常に「汎用性」が高く、携わるプロジェクト

新卒入社して約半年、就活から今を振り返ります

はじめまして!今年の春にLINEに新卒入社した奥村です。Financial Design2チームで主にLINE証券を中心としたデザイン業務を担当しています。 この記事では、LINEのデザイナーを目指した私の就活の振り返りと、実際に入社してみて感じたことを綴ろうと思います。 このような就活生の方に読んでいただき、すこしでも前向きな気持ちになれたりLINEのデザイナーについて知ってもらえるキッカケになったりすると嬉しいです。 私がLINEを志望した理由大学3年生の頃に私は、