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浦和レッズ 記事まとめ

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2023年10月の記事一覧

サッカー文化とダイナミックプライシング

一般サポーターコラム【No.4】 札幌ドームで行われるコンサドーレ札幌VS浦和レッズのJリーグ最終戦。自由席のチケットの値段が話題になっていますね。 10月末の時点で8000円を超えたとか。 近年猛威を振るっている「ダイナミックプライシング」によるものです。 今回はこのダイナミックプライシングとサポーター文化のお話。 ※筆者はレッズサポーターです。 ダイナミックプライシングとは そもそもダイナミックプライシングとはなんでしょうか?(経済、経営の専門家ではない僕が解説

浦項遠征までにすることリスト:2023/2024ACL・GSへの道のり(11/4更新)

Jリーグとルヴァン杯と並行して戦っている(もちろん日常生活も送っている)と,大事な用事を公私でいろいろ忘れないか心配な今日この頃です(というかすでにいろいろ零れ落ちてる!) 渡航日程が短く,ToDoは武漢の時よりだいぶ少なめ🙌 未了のものは□,着手済・一部完了のものは〼,済んだものは■になってます.最後の()内の数字は準備開始日(10/x~)または完了日(10/x)です. 航空券等の手配前に確認(8/24~8/31:遠征一括手配週間) ■ *パスポートの確認(有効期限

鹿島アントラーズの旗振り

 ピッチに背を向けている者がいた。鹿島アントラーズのスタンド最前線で指揮を執る「旗振り」たちだ。  2023年10月27日、鹿島アントラーズ対浦和レッズの試合。いつもならピッチ上の試合ばかりに目が向く私だが、この日は少し違った。  スタジアムに入るとスタンド席は一面が「赤色」に染まっている。その光景に度肝を抜かれた。同じく関東のチーム同士による対決ではあるが、まさかここまでの人間が集まっているとは知らなかった。  その多くは地元鹿島アントラーズの大応援団と、埼玉の雄・浦和

タイトルの価値

一般サポーターコラム【No.3】 2023年11月4日 ルヴァンカップ決勝 国立競技場 アビスパ福岡VS浦和レッズ レッズはクラブ通算の主要タイトルは11個目、リーグカップに限れば3回目の獲得を目指す。 アビスパは勝てばクラブ初のタイトル。 リーグカップは浦和レッズが初めて獲得した主要タイトル。 2003年、鹿島との決勝戦を4-0で制しナビスコカップ(現ルヴァンカップ)で初優勝。 前年の2002年も決勝に進出はしたが同じ鹿島との戦いに負け、翌年そのリベンジを果たした格好

2023年J1第31節鹿島アントラーズvs浦和レッズ@県立カシマサッカースタジアム

10月28日は第31節浦和レッズ戦が県立カシマサッカースタジアムで行われました。 結果は0−0の引き分けです。 今季カシマサッカースタジアムで最多となる29,305人の観客が見つめる熱戦はスコアレスドローでした。 試合前から両サポーターの熱い応援が見られます。 鹿島アントラーズからは鹿島大明神と香取大明神のビッグフラッグがお披露目されました。 最大のライバルに勝ちたかったです。 まずは浦和戦を振り返りたいと思います。 スターティングメンバーは以下の11人でした。

『個』は組織を破壊する

0-0 真っ赤に染まったカシマスタジアムは試合開始前には両チームのサポーターによる大声援が鳴り響いていたが、試合終了直後は静寂に包まれた。 この試合は両チームの守備意識の高さが目立った一方で、攻撃面での物足りなさも垣間見えた。そんな両チームの攻防についてまとめていく。 リソースの割き方この試合で鹿島の攻撃を牽引したのは紛れもなく垣田だろう。垣田は鹿島の攻撃のコンセプトにおいて欠かせない存在となっている。 鹿島は4-4-2のシステムでFW垣田が最前線でターゲット役になった

強かった浦項と、いつでも勝ちたい相手

一般サポーターコラム【No.2】 浦項スティーラーズとのグループステージの大一番、浦和レッズは負けてしまいましたね。 とにかく相手が強かった。 色々な人が言っていましたが、フィジカルで、ラフプレーで、判定で…様々な負ける理由があるACLで「サッカーで負けた」のは久しぶりの経験ではないでしょうか? シーズン終盤、そして過密日程ということで「全戦力投入」とは言えなかったとは思いますが、それでもピッチ上では全力を尽くした…と僕は思いました。 もちろん現地での反応はまた違うで

【雑感】2023/10/24 ACL GS MD3 浦和vs浦項

今回のGSの中で最大のライバルになる浦項に対してホームでしっかり力負けをしてしまったのはとても悔しいですが、こうして普段の国内での試合では感じないような相手のスタイルなどを感じて「来た来た!これがACLだぜ!」という興奮もありました。 まずは非保持というか2失点したところについて振り返ってみると、どちらもサイドから侵入された形だった訳ですが、侵入されるにあたってSHが不在になっていたという共通点があります。 1点目は髙橋が右SHの位置からGK、逆サイドのCBまで追いかけた

52 #アビスパ福岡 来季に向けて、灯を絶やさない準備。 10/28(土) #横浜F・マリノス戦(#アビスパ2万人プロジェクト) #ルヴァンカップ決勝。 #浦和レッズ

52 #アビスパ福岡 来季に向けて、灯を絶やさない準備。 10/28(土) #横浜F・マリノス戦(#アビスパ2万人プロジェクト) #ルヴァンカップ決勝。 #浦和レッズ ・ ということで、少し、早いようで、大事なことだから、書いておきたいと思う。 明後日の試合に向けて、来週の試合に向けて、色々動いている。 選手も、スタッフも、ファンも。 少し無理している。 身体も、財布も。 無理がいけないとか言うつもりはなくて、無理をしている確信犯が大事だという事。 ・ 無料チケットの配布は、

浦和レッズ痛すぎるドロー。それでも前を向くしかないのだ!(カシマスタジアム遠征記)

《連続1569日目!》 「遠足は家に帰るまでが遠足です」 こんな校長先生のセリフをひさしぶりに思い出した。 今日は、カシマスタジアムでの鹿島アントラーズvs浦和レッズの試合。 ひさしぶりにバスツアーでの参戦ということで、もう前の晩からワクワク。 普段の応援で使うような、ユニフォームやタオルマフラー、雨具、チケットの他にも、バスの中で食べる用のお菓子や飲み物だったり、酔い止め薬なんかを用意して、何度も確認。 さらには、目覚ましをかけた時間よりも30分も前に目が覚めてし

【雑感】2023/10/28 J1-第31節 鹿島vs浦和

試合が終わった瞬間、自分の耳がおかしくなったのかと思うくらいに一気に静まり返ったのが、この試合で勝ち点3以外の結果になることの重さを表していたと思います。残り試合を全て勝った上で優勝するかどうかの土俵に上がれるという話をしてきました。そして、同時刻に行われていた神戸の試合は引き分けに終わったものの浦和は勝っていないので、またしても優勝するかどうかの土俵に上がり損ねた訳です。 関根、大久保が負傷によって出場できなかったことも影響しているとは思いますが、この試合では保持で岩尾を

【サッカー】浦和レッズ ACLホーム浦項戦(2023.10.24)感想

ACLホーム浦項戦は、0-2の完敗でした。 今日の前半は、浦項の当たりの強さにやられたような感じで、最初から最後までうまくいかなかった印象です。 攻撃に関しては受け手と出し手の呼吸が合わない場面も多く、オフェンス陣が同じ絵を描けていなくて、選手たちも「何か合わないな〜」と思ってプレーしてるように見えてしまいました。 決定的なシーンも特になく、浦項に先制された後は、相手ペースの時間が続き、そのまま何となく終わってしまった前半でした。 後半頭から、荻原、柴戸に代えて、中島と酒

4-4-2対人ブロック

0-2 浦和対浦項の一戦はKリーグ王者が力を見せつけ完封勝利。浦和は浦項の人を捕まえる4-4-2ブロックの攻略の糸口を見つけられず得点を奪うどころか、チャンスを作ることすら苦労した。 今回はそんな浦項の『人』を基準にした4-4-2の守備組織に注目していく。 『人』を基準とした4-4-2ディフェンス浦項は4-4-2の守備陣形から『人』を基準に守備を行っていた。例えば、下の図のように2トップは1stDFとして浦和の最終ラインからボランチへのパスをブロック。2列目から後ろは基本

5年働いた職場を退職した

カメラ屋さんにアルバイトとして5年勤めた。 渋谷という立地にありながら、世界の最果てくらい真っ黒な壁に囲まれてるせいで、変な時間の流れ方が体感できる店だった。 職業・俳優を名乗るのならば『まぁ所詮アルバイトだから』という態度を取ることだってできる。 それで構わないと思う。なぜならアルバイトだから。 だけど本気で仕事してしまうのが、私の性格だった。 かわいい後輩がたくさんできた。 社員がいないぶんスタッフの代謝はいい。私は一番の古株だった。 うちでは研修期間を終えると、基本