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ビジネス 記事まとめ

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ビジネスカテゴリの新着記事をピックアップする、公式マガジンです。
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#デザイン

組織の中で信頼されるデザインチームをつくるには【KRAFTS&Co.倉光・SmartHR岡崎対談】

デザイナーを取り巻く環境は日々変化し、働き方の選択肢も増えています。その中で、自身の働き方や今後のキャリアに迷いや不安を感じている方も多いことでしょう。社外識者の方とSmartHRの対談を通じて、これからのデザイナーの働き方を考える企画。今回は、デジタルプロダクトのクリエイティブディレクションやサービスデザイン、デザイン人材の育成を手がけるデザインスタジオ、KRAFTS&Co.代表の倉光美和さんにお話を聞きました。 デザイン組織の存在感とともにデザイナーの領域も広がっている

患者中心デザインのためのアプローチ:Design Matters Tokyo2024登壇内容書き起こし

この記事は2024年6月5日〜6日に開催されたDesign Matters Tokyo2024の登壇「Designing the Future of Healthcare - Patient-Centric design approach in healthcare platforms」の英語での登壇内容を日本語で書き起こしたものです。 「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに、ヘルスケアプラットフォームを提供しているUbie株式会社の村越(@smurak

ビジネスに踏み込み、デザインの領域を拡張する──コミュニケーションデザイナーを束ねる右田祐二へのインタビュー

ユーザーとのあらゆるタッチポイントにおいて体験設計を担い、顧客ロイヤルティの向上を図るコミュニケーションデザイナー。今回はプレイドのコミュニケーションデザイン領域を牽引しながら、チームヘッドを務める右田祐二にインタビュー。 チームを組成するなかで重要視していることや、コミュニケーションデザインと向かい合う姿勢について、その考えや方針を伺いました。 “顧客体験”を軸に幅広い領域を手掛ける──まずは簡単に自己紹介をお願いします 制作会社で経験を積み表現の幅を広げた後、心機一

上流から下流まで、ぜんぶやる。統合デジタルマーケティング企業DIGITALIFT × meycoの現在地

提供価値の最大化を目指す、決意の資本業務提携──── デジタル広告の運用を得意とするDIGITALIFTですが、資本業務提携を実施するなどしてソリューションの強化を図っています。どのような背景があるのでしょうか。 岡部:そもそもの話をすると、弊社は立ち上げ当初から広告運用に強みを持つ企業として認識していただいていましたが、クライアントの事業成長にいかにして寄与するかを試行錯誤し続けた結果、戦略の構築から実行までに責任を持つ必要があると結論づけ、さまざまなソリューションを提供

#07 理想のゴール像を描くための準備

ドラフトデザインとは、「理想のゴール像を可視化し、具体的なイメージを描く行為」であり、それによってプロジェクトの北極星となるゴール像を共有し、議論の土台をつくることができる。そして理想のゴール像を解像度高く描くためにも、プロジェクトをドライブさせてリードするためにも、自分の内にある「自主性」と接続することが重要となる。 このように、ここまで「理想のゴール像(ドラフト)を描き提示すること」の大切さについて語ってきたが、改めて「理想のゴール像を解像度高く描く」には何から始めればい

デザイナーじゃない人にデザイナーが読んでもらいたいと思ってる本

デザイナーのいない環境の現職でデザイン勉強会を始めたことがきっかけで、少しですがありがたいことに社内でもデザインに関心や問題意識を持ってくれる人が出てきたように感じています。 そんな会社を6月末(ただ6月は有給消化するので実質は5月末)で退職しようと思っているのですが、最後に社内に向けての遺言として個人的にオススメしたい本のリストを残しておこうと思い立ちました。 当初は普通にWindowsのメモパッドにラフにまとめて、社内の人が自由にアクセスできる場所に置いて退職しようと

ヒアリングを超えていく、デザインの初期対応

ヒアリングに行くのではない。最初から価値を与えること。これは、プロジェクトの初期対応でデザイナーが取るべき基本的な態度です。 今回のテーマは、デザインの初期対応。その効果的な動き方を紹介します。 デザインプロジェクトのスタートは、他者から依頼を受ける場合と、デザイナー側から提案を始める場合の2つのパターンがありますが、今回はそのうちの「デザイナーが依頼を受けるパターン」について。 初期対応の時点で、デザインの成果の半分は決まってしまいます。それくらい重要なものですが、な

“お手入れ”から考えるサーキュラーなくらし「ナカメキレイに実験室」

——サーキュラーエコノミーの実現のために必要なデザインとは? 2024年3月15日~17日、東京・中目黒のFabricオフィスで「ナカメキレイに実験室」が開催されました。サーキュラーエコノミーの実現に向け、さまざまな価値探索を進めるパナソニックと、国内外で持続可能な事業のコンサルティングを手掛けるFabricとの共催イベント。 「ものを長く使い続けるために、お手入れの方法を共有しながら学び合う」というコンセプトは受け入れられたのか――3日間で47人が参加した実験室の様子や

5年間の”経営者"生活を辞めて、カンリーに入社します。

巴山雄太 は、24歳から5年間続けた経営者生活にピリオドを打ち、SaaSスタートアップ企業の「カンリー」に入社します。 どのような経緯でこの意思決定に至ったのか? なぜカンリーなのか? 改めて、人生において何を実現したいのか? なぜ、再起業ではなく、就職だったのか? …今日はそんなお話を、赤裸々に綴らせていただきます。 なお、このコラムは、世に放たれている数千もの「入社エントリ」の中で、最も参考にならないものになっているかもしれません。 ただ、ひとりのアホな起業家が挫折

新潟大学の非常勤講師6名が考える、社会に「希望を配る」人材育成論

2024年4月より、6名のDERTAメンバーが新潟大学工学部の非常勤講師に就任します。これにより、工学部協創経営プログラム3年生を主な対象とした「協創経営プログラム」の講義を担当します。 本講義は、経営管理の基本とともに企業と社会の関係性をテーマに据えました。社会における企業、経営、サービスデザイン、プロジェクトマネジメントについて理解を深め、最終的に実際に動くアプリケーション開発の基礎知識まで一気通貫でお伝えする予定です。 講義を設計するにあたり重視したのは、企業成長と

ひとつのことを10数年つづけて見えてくるもの・気づくこと・この先に必要なもの

(2024.5.27加筆あり) はじめに すでにまえのしごとで16年、いまの学習サポートでおなじく16年。後者とともに農業を6年、そしていまの研究パートで3年目。昨今の状況下に基礎疾患もちのわが身には、まわりに支障の出ない範囲でやれることはまだ限られている。だがわたしにのこされた時間を考えるとやれることはそう多くない。 転業し学習サポートに着手したころ「10年つづけばたいしたもの。」と声をかけていただいたのを覚えている。あっというまに駆け抜けて気づくまもなくとっくに過ぎて

聞き流す?引っ掛かる?CMフレーズのデザイン

 「違和感を抱いている」という人はおそらく稀少/一部の人は「言われてみれば🤔」と共感を持ってくれるかもしれない… そんな”気付き”題材シリーズ📖 を、前稿に続いて✍   📺 🎤 📺 🎤 📺   拡販のための宣伝文句 「それ、言っちゃう?😵‍💫」  (1)関西売上ナンバーワン!  【発信者側の意図】は汲み取れます。当社は実績のある業者なので信頼があり、ご用命ください🙋と。  そこで、信憑性のある数値としての〔売上〕 --- 業社目線での指標として重視されるのは言わず

社外へ助けを求める

社外へ目を向け、他社デザイナーの方々と情報交換しています。それは、次の行動を見出せる有意義な時間です。 1. 横の繋がりを築いていく課題が山積みである。そのような状況で、社内ばかりを見ていても希望の光は差し込みません。現在私は積極的に社外へ助けを求めています。新たな視点を獲得するためです。 他社デザイナーの方々はどのような思考で業務しているか。どのようなプロセスか。どのような捉え方か。同じ職種であっても、異なる事業のなかで我々が予想できない取組みを遂行しています。 現代

事業会社の一人デザイナーからデザイン会社へ転職した理由

はじめまして、rootでプロダクトデザイナーをしているけいし(@kc_at_)です。 2024年1月にrootに入社してから、約4ヶ月が経ちました。入社してから今までやってきたことや気づいたことについてご紹介したいと思います。 ん、、もう4ヶ月?!早すぎる!rootで過ごした4ヶ月はあっという間でしたが、振り返ると濃い濃い4ヶ月でした。 今回はrootに入社するまでの経緯と実際入社してみて感じたことについて紹介したいと思います。 転職をしようと思ったきっかけ 前職ではE