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#映画 #ドラマ 記事まとめ

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テレビや動画配信サービスのドラマ・映画に関する記事をまとめていきます。
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2021年1月の記事一覧

映画『ジョーカー』を観た後でも観る前でも楽しめるジョーカー邦訳アメコミ10選!

2019年に公開された映画、ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞受賞作品の『ジョーカー』が日本でも大ヒットしたことは記憶に新しいと思います。 本作は、あの凶人ジョーカーが主人公なので、もちろんR指定です。とはいえ、あくまで個人的な意見ですが、それほど過激でグロテスクなシーンはありませんでした。過激さよりも映画の内容に引き込まれてしまい、いつしか自分がジョーカー側に立って彼を応援しているという恐ろしさを感じました。ちなみに、R指定映画での世界興行収入ランキング第1位は『デッドプー

魂を燃やして脂肪は燃やすな!新春ドニー・イェン映画『燃えよデブゴン/TOKYO MISSION』

英国ロンドン大学の研究によると、映画館で映画を見るのは軽い運動と同じくらい健康にいいそうだ。映画館で映画を見ると、心拍数がいい感じになるんだとか。 すなわち、正月に映画を見るという行為には、その年の健康運を爆上げする効果があると言っても過言ではない。 そこでオススメするのが元旦公開の正月映画『燃えよデブゴン/TOKYO MISSION』。何故なら、太ったドニー・イェンが人をしばく映画だからだ。 しかも、ポスターには「健康運爆上げ」と書かれている。この映画を正月に見れば、今年の

映画『哀愁しんでれら』(2/5(金)公開)を心の底から観て欲しいという天井のない欲望

◎以下、ネタバレが全くありません。映画のあらすじや、観るべきポイント、観たくなるようなちょっとした内容や大まかな展開、観ることを決める上で知っておきたいラストシーンに関しての情報などは全く出て来ないです。何分、ご注意ください(役者さんやスタッフさんの話はしています)。 ※あくまで、映画を観た僕個人の過剰なまでの熱量が込められた長い感想です ⚠️映画情報なしで9,000文字以上ありますので、その内容で全文読むとなると拒否反応を起こす可能性が大いにあります。 その場合は、悪いこ

情報は時として邪魔になる

はい、どうも! これを記事にしようか、しまいかで迷ってるうちに時間が経ってしまいました でも、やはり語らずにはいられない!!!と、言うことで書こうと思います! ワンダヴィジョン MARVELの「アベンジャーズ/エンドゲーム」以降を舞台にした初のドラマ作品にして、MCUフェーズ4の1作目です コロナのせいで、「ブラック・ウィドウ」 が約1年の公開延期となってしまったので、MARVEL不足な2020年でしたが 2021年年明け早々に、インパクトある作品を出してくれま

『どん底作家の人生に幸あれ!』を観る

本日は、チャールズ・ディケンズ(Charles John Huffam Dickens 1812/2/7 - 1870/6/9)の小説『デイヴィッド・コパフィールド David Copperfield』の映画化作品となる『どん底作家の人生に幸あれ! The Personal History of David Copperfield』の鑑賞メモです。 映画鑑賞は安全というイメージ2021/1/8に二度目の緊急事態宣言が出されてから、映画館で映画を観る頻度が増えています。昨年4

【あらすじ・ネタバレあり】トゥルーマン・ショーという最高のどんでん返しをフリに使った名映画

「最も好きな映画は?」という質問をしてもらえたら食い気味に「トゥルーマン・ショーです」と答えると決めている。この作品にはすっかり衝撃を受けてしまった。 20年以上も前の映画だが、いまだ古くならないストーリーであり、何より話の構成に舌を巻く。起承転結ではなく起結転結みたいな。「あ!え!もうオチ言っちゃうの!?」的な感覚に陥るわけだ。 さらにいうと、トゥルーマン・ショーは2021年現在のコンテンツ事情までを予言して、しかもピピーっと警笛を吹いている作品としても見られる。 今

2020年のテレビドラマ、私の10本

2020年に最終回をむかえた地上波ドラマで、私が観たものの中から「今からでも、配信などで可能なら観ることをオススメしたい!」のを10本集めました。ストーリー紹介の中で、できるだけネタバレをさけて書いたつもりですが、未視聴の人はタイトルだけ見て中は薄目で飛ばしてもいいです。 長いから目次つけます。見たいとこだけ見てもいいですよ。 4位〜10位(ほとんど差はありません)ルパンの娘(フジテレビ) 「観ている人たちを楽しませるぞー!」という思いと勢いと愛を最大限つっこんで作り上げ

元町映画館×クリエイター 「LABOモトエイ」 クリエイターインタビューvol.1 フラミンゴ ノリコ

2020年の8月21日に当館は開館10周年を迎えました。多くの方に支えられての10年。ご声援頂いた皆様、本当にありがとうございました。一方で昨年は皆さんもご存知の激動の1年。次の20年目を無事に迎えるために映画の上映だけでなく様々な試みを行なっていきます。 「LABOモトエイ」と題した今回の企画。当館でもお世話になっているイラストレーターの方々にご賛同いただき、当館独自のオリジナル商品を継続して発表、発売していくコラボ企画です。 記念すべき第一弾は神戸のCinemaKOB

ゾンビと美の世界

何年か前にジョージ・A・ロメロ監督のホラー映画「ランド・オブ・ザ・デッド」を観た。 普段ホラー映画は避けているのだけれど、偶然見つけたブログで作中のとあるシーンが紹介されていて、なんとなくそこから興味を持って深夜にひとりで鑑賞することにした。 ゾンビ映画なので、一貫してショッキングな映像が続く。B級映画によくある良い意味の滑稽さもあまり感じない。でもホラーと言ってもライトなほうではあるし、所々で切ない気持ちにもさせられるいい映画だった。ただ、私は個人的に好きな作品ではあるけ

青春映画っていいですね

友達が面白いと言っていた「ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー」をNetflixで観た。 いろんなキャラがいて、新時代の青春映画って感じがしたな。 いろんな人種、体型の人が出てくることや監督がオリヴィア・ワイルドであることも含めて。 それでいてストーリーは途中笑えてちょっと切なく、最後は泣ける青春ものの王道。 前半に比べると中盤以降はうまくいき過ぎなんじゃないかって気もしたけど、それも映画ってことで。面白ければそこまで気にはならないですね。 ホープ役のダイアナ・シ

波乱万丈さは面白いけど、内容が薄く感じる『どん底作家の人生に幸あれ!』

【個人的な評価】2021年日本公開映画で面白かった順位:9/12    ストーリー:★★★☆☆   キャラクター:★★★☆☆       映像:★★★☆☆       音楽:★★★☆☆ 映画館で観るべき:★★☆☆☆ 【以下の要素が好きなら楽しめるかも】コメディ 波瀾万丈な人生 文学 チャールズ・ディケンズ デイヴィッド・コパフィールド マーベル俳優 【あらすじ】デイヴィッド(デヴ・パデル)は少年の頃から、周囲の人間たちのことを書

チャップリン初の長編映画「キッド」の公開からちょうど100年

どうも。 ネタは結構あるんですけど、今日はあえてこういう話をしましょう。 かのチャップリンの手がけた初の長編映画「キッド」が公開から1月21日でちょうど100年が経過しました。 いやあ、100年ですよ!100周年を迎えた映画はなにもこれだけではありませんが、ある程度、自分自身の思い入れのある映画、映画人の映画で100周年に到達したのはこれがはじめてですね。ちょっとびっくりしてます。  こういうことってあまり報道されないじゃないですか。気がついている人は気がついているの

アフガニスタンで米兵が一般市民を殺害していた衝撃の実話 【次に見るなら、この映画】1月23日編

 毎週、映画.comが“見逃せない良作映画”をレビュー。  今週は、映画館で鑑賞できる新作から、衝撃の戦争映画、スタイリッシュなヤクザ映画、味わい深い家族の物語の3本を選んでみました。 ①アフガニスタンで米兵が一般市民を殺害していた、という衝撃の実話をベースにした「キル・チーム」(公開中) ②綾野剛が絶賛された「新聞記者」の製作陣とタッグを組んだ「ヤクザと家族 The Family」(1月29日から公開) ③チベット映画の先駆者ペマツェテン監督が、大草原に生きる羊飼い

映画のミカタvol.3/熱き魂の叫び!映画好きおすすめ、必見の名作アクション。

「映画のミカタ/vol.3」で“アクション映画のお手本のような作品"とご紹介した『マッドマックス 怒りのデスロード』。魂の叫び…そんな言葉がぴったりな、心が熱くなる新旧おすすめ作をまとめてご紹介します! ①『HEAT/ヒート』(1995年:アメリカ) デ・ニーロとパチーノ、2大俳優による重厚なクライムドラマ。心に闇を抱え、それでも曲げられない信念をもって生きる二人の男の人生がある時、交差する。互いに負けられない闘いで、敗者の決め手となったのは、実力でも運でもなく、驕りだっ