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669.神社ってね、お願いをしに行くところじゃあなくて、お礼を言いにいくところなんだよ。


生かされて 生きるや 今日のこの命
Let me live, I'll live, this life of today

天地(あめつち)の恩 限りなき恩
Heaven and earth's blessings Endless blessings

©NPО japan copyright association Hiroaki


今日はね、
today,

最初で、最後の、
first and last

神さんのお話をするね。
Let's talk about God.



世の中には、
in the world,

宗教って、
Is religion

たくさんある。
A lot.

でもね、
But you know,

そこに行くと、ほとんどは、
When I go there, most

神さんがつくったものでなく、
Not made by God

人がつくったものばかり。
Only made by humans.


神さんって、
God is

人がつくったんだね。
It was made by people


どんな町にも、
in any town,

神社や仏閣がある。
There are shrines and temples.

そして、
and,

みんな、参拝に出向く。
Everyone goes to worship.


だけどね。
But.

みんな、おんなじ。
Everyone is the same.

お願いばかり。
I'm begging you.


だから、
that's why,

神さんも、
God too

大変だよね。
It's hard, isn't it?

だって、
Because

無限のお願いばかりなんだもの。
Just endless wishes.


神さんは
God is

きっと、毎日、
Surely every day

大忙しだよね。
You are very busy.

©NPО japan copyright association Hiroaki



でも、
but,

愚痴や、文句を言わないから、
I won't complain or complain,

神さんなんだね。
You're God.

偉いなあ~
That's great~


でもね、
But you know,

考えて見て。
Think about it.

そんな、
such

願いごと、って、
wish,

随分、失礼じゃあない。
It's not rude at all.


だって、
Because

神さんだって、
God

忙しいんだから。
I'm busy.

それに、
in addition,

神さんを、
God

とても、苦しめている気がするんだ。
I feel like it hurts me a lot.


だから、
that's why,

みんな。
everyone.

今度は、その忙しい、
Now that busy,

神さんを助けてあげようよ
Please help God.


もう、
already,

散々、お願いを聞いてくれたんだもの。
You've heard my request from time to time.

今度は、お返しする番だよ。
Now it's your turn to give back.


そこでね、これからは、
There, from now on,

お願いするところに出向いたら、
When you go to the place where you ask,

こうお願いするんだ。
I'm begging you

©NPО japan copyright association Hiroaki


神さん、
God,

いつも、ありがとうございます。
I am always grateful for your help.

いつも、見守ってくれて、感謝します。
Thank you for always watching over me.

いつも、支えてくれて、ありがとう。
Thank you for always supporting me.



今日も、幸せでした。
I was happy today.

今日も、素敵な一日を過ごしました。
I had a wonderful day today.

今日も、無事に生きれました。
I was able to live safely today.


神さん、
God,

私に何か、できることはありますか?
Is there anything I can do for you?

私に何か、お手伝いできることはありませんか?
Is there anything you can do to help me?


神さん、
God,

神さんの願いを教えてください。
Please tell me what God wants.

神さんの望みを教えてください。
Please tell me what God wants.

神さんの幸せは何ですか、教えてください。
What is God's happiness, please tell me.


するとね、
Then,

神さんはね、嬉しそうな顔をして、
God, with a happy face,

そっと、願い始めるんだ。
Softly, start wishing.

するとね、
Then,

神さんの願いはね、
God's wish

私たちの心に伝えてくれるんだ。
tell our hearts.


その心はね、
That heart

誰にでも与えられている、
given to everyone,

「良心」に伝えようとする。
I'm trying to tell it to my "conscience".


神さんはね、
God,

みんなの心の中にある、
in everyone's heart,

「良心さん」にお願いをするようになり、
I began to make requests to Mr. Conscience,

祈りはじめるんだ。
Start praying.


そう、
yes,

神さんはね、
God,

その人の心の中の、
in that person's heart

良心さんに宿るんだ。
Stay in conscience.

良心さんはね、
Mr. Conscience,

誰にでもあるよね。
Everyone has it.

そんなもの知らない、って言ったって、
I said I don't know

生れたときから在るんだもの。
It's been there since I was born.


©NPО japan copyright association Hiroaki


本当の神さんはね、
You're a real god

この良心さんなんだ。
This conscience

、ということはね、
, that means,

人はみんな神さんなんだよ。
All people are gods.

神さんはね、世界中の人の数だけで、
God, just the number of people in the world,

80億以上存在しているんだ。
There are over 8 billion.

そう、800万の神さんどころじゃあない。
Yes, it's not about 8 million gods.

日本だけで、約1億3,000万の神さんがいる。
There are about 130 million wives in Japan alone.

80億人の神さんが、80億人の良心さんに宿っているんだ。
Eight billion gods reside in eight billion consciences.


だからね、
So I,

coucouさんは、
Mr. coucou

良心を持つ人間が神さまだと、
If a man with a conscience is God,

勝手に信じているんだ。
I just believe it.

だって、
Because

良心さんを、
Mr. Conscience,

騙したり、嘘をついたり、
deceive or lie,

隠しごとなんてできないし、
I can't hide anything,

何もかもお見通しなんだもの。
You can see everything.


その良心さんを、
Mr. Conscience,

神さんは与えてくれて、
God gave me

その良心さんはね、
Mr. Conscience,

「善我なる心」を備えていて、
Possessing a "selfish heart",

ちゃんと、善と悪を教えてくれている。
He teaches me right and wrong.

よくいう、心の声ってね、
Well said, the voice of the heart,

この良心さんの声のことなんだよ。
I'm talking about Mr. Conscience's voice.

©NPО japan copyright association Hiroaki


ね、
hey,

何かあれば、
if you have some trouble,

いつも、心配してくれる。
Always worry about me.



駄目だよ、
no way,

いけないよ、
no,

そっちは、だめよ。
You can't do that.

よしなさいよ、
okay,




そして、喜んでくれる。
And it pleases me.

いいね、
nice,

よかったね、
good for you,

うれしいね、
I'm glad

ありがたいね、
Thank you

しあわせだね、って教えてくれる。
It tells me that I am happy.


苦しいときはね、
when it hurts,

負けちゃあいけないよ、
I can't lose

頑張ったね、
you did your best

よくやった、
well done,

よくできたね。
Well done.

あなたは、えらいよ。
you are great

逃げなさい、
run away,

逃げてもいいんだよ。
You can run away.

あなたは間違えていないからね。
because you're not wrong




神さんはね、
God,

命そのものに、
to life itself,

宿っているんだね。
You're staying


               Ⓒcoucouさんの神さまからの言霊より
             ⒸFrom Mr. coucou's Kotodama from God

©NPО japan copyright association 

coucouさんです~
ごきげんよう~

coucouさんの最初で、最後の神さんのお話し。

どうして最後かって?

だって、このnoteの世界には似合わないんだもの。
それに、世界中に神さんがたくさんいるんだものね。

そして、coucouさにも特定の神さんがいないからさ。
でも、神道さんには影響を受けて来た。
だって、大宇宙、森羅万象、万物霊長すべてに神さんが宿るという考え方に共鳴しているからね。
だから、動植物、命あるもののすべては神さんだと思っているんだ。
そして、人間がつくった神さまじゃあなくて、神さんがつくったであろう、人間さんが神さまだと信じているからなんだ。


©NPО japan copyright association Hiroaki


coucouさんが生きてきて、人生最大の出来事が起こった。
もう、生きる術どころか、生きること時代に意味を失っていた40歳代。
誰とも会わない、会いたくない…。
もう、この世を去ることだって、怖くはない…。

そして、あまりにも酷すぎる社会の制裁、人間不信。
誰のせいにもできないcoucouさん。
ただ、神さんを恨み、憎しみ、怒り続け、運命を呪っていた…。

そんな時、coucouさんに食べ物を届けに来てくれた先輩がいた。
coucouさんは、恥ずかしいことだけれど、疑い深く、その先輩さえ疑った。
何も食べないcoucouさんを車に乗せて、数時間かけて山梨県に連れ出した。

「coucouさんに合わせたい人がいるんだ…」

coucouさんは、もう、何をされてもいいし、何かをされた方が、自分に理由がつくれると感じた。そう、もうすべてが終わりなんだもの。もう、何にもないんだもの、残るは自分の命だけ…。

そして、人気のない山奥まで連れられた。
そして山の中に小さな光が見えた。
とても大きな建物なんだけれど、とても小さな光。
先輩と二人でその小さな光の下に向った。

その光は、とても大きな蠟燭で、この場所は誰もいない廃寺だった。
そこにはお坊さんらしき人がひとり。
坊さんなのに髪の毛と髭面、衣装も汚れている。

先輩は、深々と頭を下げて、coucouさんを紹介した。
彼は、coucouさんの顔を覗き込みながら、しばらく沈黙が続く。
coucouさんは、その坊さんの目を見ていられなくなって、下を向いていた。数分だったのか、数十分だっのか覚えていない。

すると、坊さんは粗末な雑炊とお茶を差し出した。
そして、3人で何の言葉もなく、静かに飲み込んだ。

食べ終わると、ようやく口を開いた…。


その言葉は「しめたと思え…」、

そして、coucouさんのことなんて知らないはずなのに、

「良かったな…」という。
先輩とこの坊さんは、笑顔でそういう。

えっ?
なにが、
なにが、しめたんだろう~
coucouさんには、まったく意味がわからない…。

後に、わかったんだけれど、
「しめた」は「占める」、「しめしめ」という意味で、物事が期待通りに上手く行った時の言葉で、coucouさんにしてみれば悪い言葉、人を騙した時に使う言葉だと思っていたからなんだ。

そして、物事が上手く行って、喜ぶときに使う言葉で、悪い言葉ではなかったことがわかった。「しめた」は「しめしめ」と同じ意味。
占有する、自分のものにした、と言う意味でもあった。

そして、日本人の生活には、宗教を越えている「神恩感謝」と言う言葉があるという。この「しめた」はそのような意味もあるらしい。

人は、よく「感謝」「感謝しなさい」「感謝が足りない」という言葉がどこでも使われているけれど、具体的に何に?どんな感謝をすればいいのかわからない。だから、神仏であったり、何かの偶像を崇拝しているのかもしれないけれど、

彼は、お釈迦さまの言葉から、知恩(ちおん)、感恩(かんおん)、報恩(ほうおん)の三つの話をしてくれた。

「知恩」は、自分が誰かしらに支えられていることを気づくこと。
「感恩」は、支えられていることに気づいてこそ「感謝」が生まれる。
「報恩」は、その感謝に報いること、恩返し。


coucouさんは、この帰り道。
この言葉が頭から離れなかった…。
「しめたとおもえ!」

そうか、しめたんだ~
そうか、良かったんだ~

人に支えられて、人に感謝して、人に報いる、それが感謝なんだ。
coucouさんは帰り道、何も話しかけない先輩の車の中で泣き続けた…。

©NPО japan copyright association Hiroaki

※このお寺は、645年近い、廃寺で荒れ果てていた。この坊さんは、たった一人で荒地を整地して、寺を修繕し、現在、立派なお寺になっている。
その人の当時の名は鉄心和尚。武田信玄公ゆかりのお寺。山梨県塩山向獄寺(1378年)永和4年。(獄は富士山の意味)

※現在は、八王子市にある南禅寺派の専門道場、廣園(こうおん)寺僧堂。康応2年(1390年開創)。丹羽慈祥老師が遷化されたので、今は縁あって、大本山向嶽寺派管長の宮本大峰老師がこちらの僧堂の兼務もされている。



わお~
今回は、長い~

ここまで読んでくれたみんな~
ありがとう~
本当の感謝を申し上げます~


さあ、
今日一日も、
しめしめ~
しめた~

そんな一日をお迎えくださいね~



文字数6,785文字


©NPО japan copyright association 

※追伸:ラストのコラボ作品~
素敵な朗読、ひとえさん作品のご紹介、聞いてくださいね~

coucouさんは、この朗読でいつも泣いてしまいます~




Regn

coucouさんのアーカイブス(過去作品)だよ、みてね~

coucouさんのお気に入りnoteの素敵なクリエイターさんたち~

coucouさんのホームページだよ~みんな、みてね~


Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru


㉑【癒しの読み聞かせ】眠る森のお姫さま

ペロー作(楠山正雄・訳)

Ⓒ一技(ひとえ)YouTubeチャンネル~仕事やご自宅、眠る前にスマホでもお聞きくださいね。


Ⓒ一技(ひとえ)【癒しの読み聞かせ】眠る森のお姫さま


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