645.今日が、人生の最後の日だと思って、生きる、そんなのつまんないよ。本当はね、今日も、はじまりの日なんだもの。
今日はね、
today,
はじまりの日。
The beginning of the day.
今日も、
Also today,
はじまりの日。
The beginning of the day.
明日も、
Tomorrow,
はじまるんだ。
It's starting
今日が、
today is
最後の日だと思って、生きる、
Live like it's your last day,
そんなのつまんないよね。
It's boring
1日、1日を精一杯生きる、
Live each day to the fullest,
なに言っているの?
What are you talking about?
もう、みんな精一杯生きているんだからね。
Everyone is living to the fullest now.
明日、地球が滅びでも、
Even if the earth perishes tomorrow,
私は、今日薔薇の花を植える。
I will plant a rose flower today.
そんな言葉もあったね。
There was also a word like that.
でもね、最後なんてないんだよ。
But hey, there's no end.
だって、まだ、
Because still
誰も最後を経験したことがないし、
no one has ever experienced the end,
実際に最後だとしても、
Even if it's actually the last
そんなこと誰にもわかんないことなんだもの。
It's something that no one knows.
そんな見たことのない、終わりや、
I've never seen such an end,
最後なんて、
the last one
いらないんだよ。
I don't want it.
だからね、
So I,
毎朝、
Every morning,
毎日、
every day,
いや、たった今が、
No, just now
いつも、
everytime,
はじまりのとき。
when it starts.
はじまりはさんはね、
It's just the beginning,
いつだって、はじまっている。
It's always started.
はじまりさんは、
Mr. Hajimari
止まることを知らない。
i don't know how to stop
一秒、一分、一時間、
one second, one minute, one hour,
毎秒、毎分と、はじまり続けているんだ。
Every second, every minute, it keeps on happening.
はじまりさんはね、
Mr. Hajimari
決して、
never,
とまんない。
I can't stop.
来る日も、
the day to come
来る日も、
the day to come
終わりだと思うよりも、
Rather than think it's over
来る日も、
the day to come
来る日も、
the day to come
はじまっていると、思う。
I think it has started.
ねえ、
Hey you,
楽しくない。
not fun.
ねえ、
Hey you,
はじまりさんって、
Mr. Hajimari,
新鮮で、
fresh and
新しくて、
new and
未知で、
unknown,
美しくて、
beautiful and
素敵で、
nice and
希望がある気がする。
I feel hopeful.
ねえ、
Hey you,
はじまりさんって、
Mr. Hajimari,
ワクワクしない、
don't be thrilled,
ドキドキもするよね。
It's exciting, too.
だって、嬉しいんだもの。
Because I'm happy.
人って、若くても、
People are young,
歳をとっても、
Even as I get older
終わりの話ばかり。
It's all about the end.
まだ、若いのに、
still young,
老後の話。
story of old age.
歳をとっても最期の話ばかり。
It's all about the last story even if you're old.
ねえ、つまんないよね。
Hey, it's boring, isn't it?
もっと、
more,
もっと、
more,
はじまりさんの話をしようよ。
Let's talk about Hajimari.
もっと、
more,
もっと、
more,
はじまりさんを愛そうよ。
Let's love Hajimari-san.
するとね、
Then,
終わりさんなんておさらばさ。
Goodbye to the end.
だって、みんなの考える、
Because everyone thinks
人生の終わりさんなんて、
The end of life
誰にもわからないことだけれど、
No one knows, but
、
人生のはじまりさんの場合、
In the case of the beginning of life,
誰にでも、
to anyone
リアルに、
realistically,
感じることができるんだもの。
You can feel it.
終わりなき、人生。
Endless life.
はじまりさんだらけの人生。
A life full of beginnings.
はじまりさんが、はじまり続けるとね。
Mr. Hajime continues to start.
本当に、はじまってくるんだよ。
It's really starting.
Ⓒcoucouさんのはじまりの言葉より。
ⒸFrom Coucou's opening words.
coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~
coucouさんはね、
今、振り返ると負けっぱなしの人生~
何かに勝ったためしもない、負け犬。
おそらくcoucouさんに勝つ人なんていないって、自負するぐらいの負け犬人生。そう、酷すぎたんだ…。
でもね、負け犬だという自覚をいつもしているけれど、
絶対に負けを認めないんだ。
それが負け犬の最後の遠吠え。
いじめられて、叩かれて、心を何度も折られて、一生分を泣き続けたと思うけれど、それでも負けを認めない。
そう、本当の負けってね、自分がそれを認めたとき、本当にギブアップしたときだと思い込んでいるんだ。
だから、負け犬だって、負けを認めない犬さんがいても、いいように思うんだ。喧嘩だってそうさ、完全にやられたと思っても、絶対に負けなんか認めないし、相手勝者として喜ばせる気もない。
だって、まだ闘えるんだもの。
まだ、死んでないし、動くことができるんだもの。でもね、さすがに動けなくなると敗北を認めざるえない場合もある。
だって、自分の意思で動くことができないんだもの。
でもね、子どもの頃だって3年近く病院という、動いてはいけないという強制収容所にいたけれど、考えることと、想像することができた。
社会に出てからも、何度も入退院を繰り返して、手術の場合は、全身麻酔で意識がないから手も足も出ないけれど、全身が管だらけで痛みの拷問の絶頂の中でも、考えること、思うことができた。
だから、その時点でも負けちゃあいない。
だから、たとえ、心が折られても、歩けなくなっても、人には考える力と想像する力が残されている。
するとね、
終わりさんなんてなくなるんだ~
いつも、はじまりさんが顔を出す。
はじまりさんはね、いつも希望をくれる、夢をくれる、未来を与える。
何よりも、かけがえのない人、大切な人、愛する人たちをとても愛おしくさせてくれるんだ。
だからね、
coucouさんは、終わりさんよりも、
はじまりさんが大好きなんだ。
そう、
終わりなんて、誰にも分らないし、
その終わりを、誰かが保証してくれるものでもないよね。
だから、
そんな終わりさんなんておさらばさ~
それからのcoucouさんは、
はじまりの旅を続けているんだ。
だって、本当に始まっているんだもの。
ここまで、おつきあい、ありがとう~
みんな~
また、一日がはじまるよ~
わくわく、どきどきしない~
今日も、素敵なはじまりをお過ごしくださいね。
また、あした~
文字数3,705文字
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