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219.『貧乏には、楽しいことが沢山あるに違いない。でなければ、こんなに沢山の人が貧乏であるわけがない』

人生の最後の願い


もう一度人生をやり直せるなら・・

今度は、もっともっと間違いをおかそう。

もっと、もっとくつろぎ、肩の力を抜いて、愚かな人間になろう。

決して、完璧な人間にならずとも、愚かな人間でかまわない。

もっと、もっと恥ずかしく、愚かで、騒ぎ立て、馬鹿になろう。

 

この人生に、思い煩うことなど必要などない。

 

もう一度人生をやり直せるなら・・

今度は、もっともっと不潔で、不衛生に生きてみたい。

もっと、もつとだらしなく、楽しく生きて、いい加減で良い。

決して、深刻にならず、もっと柔軟な人間でかまわない。

もっと、もっと激しく、笑わられ、嫌われて、馬鹿になろう。

 

この人生に、思い悩む必要などない。

 

もう一度人生をやり直せるなら・・

今度は、沢山の成功を求めて生きよう。

もっと、もっと沢山のチャンスをつかみ、行ったことのない場所に出向きたい。

もっと、もっと美味しい物を食べ、もっともっとアイスクリームを頬張り、お酒を呑む。

決して、健康管理など行わず、体調を崩したとしても、薬などに頼らない。

 

この人生を真剣に考え、苦しむ必要などない。

 

もう一度人生をやり直せるなら・・

靴を捨て、裸足になって歩いてみよう。

もっと、もっと自分の足で歩いて、もっとたくさんの冒険をしよう。

もっと、もっと沢山の朝日を浴びて、夕日を眺めて、遊園地で遊ぼう。

決して、時間などに縛られず、もっともっと子どもたちと遊ぼう。

 

この人生に他人の目を気にする必要などない。

 

もう一度人生をやり直せるなら・・

・・しかし、ごらんの通り、わたしはやり直しがきかない。

 

私たちは自分の人生をあまりにも厳格に考えすぎていないでしょうか?

自らを規制の枠に収め、人の目を気にし、まだ見ぬ未来に対して、恐れや不安を抱き、構え、悩み、苦しみ、煩い・・・。

私たちは、もっと、もっと、気楽に、楽しく、無鉄砲に、馬鹿になり、人生を謳歌しよう。

 

この人生、まだまだ時間は残されている。

この人生、あと数日残されている。

この人生、やり直しはできないが、だからこそ、生きがいがある。

人生には、完璧などひとつもないのだから。

 

アメリカのユーモラリスト・ドン・ヘロルド作 創訳 coucou

(1953年10月号リーダス・ダイジェストより)

「カイザーを長生きさせる」ウィキペディア より

https://ja.memberpedia.net/312487-don-herold-LEYJUD

良心、ドン・ヘロルドによる漫画、 「カイザーを長生きさせる」-!アメリカの報道ユーモリストによる詩と素描(1917年) 

ドン・ヘロルド (1889年7月9日-1966年6月1日)は、アメリカのユーモリスト、作家、イラストレーター、漫画家であり、多くの本を書き、イラストを描き、全国の雑誌に寄稿しました。

バイオグラフィー 彼はインディアナ州ブルームフィールドでオットーF.ヘロルドとクララダイアーヘロルドに生まれました。

彼は1907年に高校を卒業し、1908年にインディアナ大学に転校するまでシカゴ美術館に進学しました。

彼はファイデルタシータ友愛会の会員であり、1913年に文学士号を取得して卒業。彼は1916年8月12日にキャサリンポーターブラウンと結婚し、彼らには2人の子供がいました。

そのうちの一人は作家のドリス・ヘロイド・ルンドでした。

彼は1920年代と1930年代にロサンゼルスに、1940年から1962年にニューヨーク市に住んでいました。彼はフロリダ州ベロビーチで亡くなりました。

おそらく彼の最も有名な作品の1つは、1953年にリーダーズダイジェストに掲載された「I'dPickMoreDaisies」という詩です。

「インスタント」であり、ホルヘルイスボルヘスに誤って帰属している。ドン・ヘロルドによって書かれた本物の詩も、ナディーン・ステアに誤って帰属されました。 

https://ja.memberpedia.net/312487-don-herold-LEYJUD


coucouです。みなさん、ごきげんよう!
YES short story129.「この世のお別れに、あなただったら、最後にどんな言葉を残しますか。」の続編となります。

今から約57年前にこの世を去ったドン・ヘロルドの情報があまりにも少なく、調査するだけでも時間がかかりました。

彼の言葉は勝手に独り歩きし、前文などは様々な著名人が自分の言葉として使っているようですが、創作した年月日を調べれば、ほとんどが勝手に意訳されたり、改変されているものばかりでした。

しかし、それだけの名文、言葉を残した事実には変わりがないと思うのです。また、今から105年前に創作された皮肉交じりのユーモラスな言葉は現代でも十分に生きている気がします。

その言葉の一部を手に入れたのでご紹介します。


『貧乏には、楽しいことが沢山あるに違いない。でなければ、こんなに沢山の人が貧乏であるわけがない』


「仕事はこの世で最高のものだ。だから、少しは明日のためにとっておこうではないか」


「お金を稼ぐのがそんなに大変なら、どうしてそれをためるというような苦しみを自分に課すのか?」


「あなたが賢いことを証明するのには、たくさんの事柄が必要だ。しかし、たった一つの事柄であなたの無知は証明される。」


「うぬぼれは愚か者につきものだ。」


「この世でなにが悲しいといって、自分がいろいろのことを知りながら、無力のためにそれをどうにもできぬことほど悲しいことはない。」


「不幸とは自分が何をほしいのか知らないのに 
それを手に入れようとして身をけずること。」


「赤ちゃんは、人々を始めるのにとても良い方法です。」


〜ドン・ヘロルドの言葉より〜


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