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43.もし、人生が一万年あったとしても、それでも、君といたわずかな時には及ばない。
「それでも、君といたわずかな時には及ばない」
人生が、もし百年あったなら、
人生が、もし二百年あったなら、
人生が、もし一千年あったなら、
それでも、君といたわずかな時には及ばない。
それでも、君の一瞬の笑顔が忘れられない。
それでも、君のあの言葉をいまでも想い出す。
人生が、もし五千年あったなら、
人生が、もし一万年あったなら、
それでも、あの時の一年には及ばない。
それでも、あの時の十年には及ばない
それがあとわずかな残された時間であってもね。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58617430/picture_pc_68db3d7a1f72eb7c2cf3ea54b265602e.jpg)
「しあわせ探し」
身体が健康なこと、
身体が動くこと。
たとえ病を抱えていたとしても、
生きていること。
朝目覚めること、
朝呼吸ができること。
たとえ病を抱えていても、
生きていること。
すべき仕事があること、
美味しく食べれること。
たとえ病を抱えても
生きていること。
愛する人がいること、
愛するものがあること。
たとえ病を抱えていても
想えること。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58617528/picture_pc_041da36c40c5cd7b5446068def631df9.jpg)
「山の彼方の空遠く」
遠く離れた父と母。
ねんねんころりよ、ねんころり。
あなたの声が聞こえます。
遠く離れた父と母。
まだまだ、生きなさい、
生き抜きなさい、と答えます。
遠く離れた父と母。
早くあなたのおそばに行きたいよ。
遠く離れた父と母。
いつもあなたのそばにいる。
ねんねんころりよ、ねんころり。
100まで生きろや、ねんころり。
まだまだ生きろや、ねんころり。
ゆっくり生きろや、ねんころり。
遠く離れた父と母。
いつの頃からか、わたしはあなたの親になりました。
いつの頃からか、あなたはわたしの子どものように、
いつの頃からか、わたしはあなたの年になりました。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57358615/picture_pc_5e8c4ec13e8c680c34d83c8e363fd255.jpg)
「100歳の夢」
人生があと百年あるよりも、
1年で良いから今を感謝したい。
人生があと10年あったとしても、
今日の一日に感謝して生きていたい。
人生があと1年であったとしても、
今までの百年の人生にはかなわない。
人生があと数日あったとしても、
私は今の幸せに感謝したい。
人生があと数時間しかなかったとしても、
私は、今をせえいっぱい感じるだろう。
それが私の百年の夢・・。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58617717/picture_pc_738c36d6f8c21ee81164585d88c1066c.jpg)
こんなリストを紹介します。この人たちは生涯現役で90歳、100歳を超えて活躍した人物達です。
「60、70はなたれ小僧、男盛りは百から、百から」
「今やらねばいつできる、おれがやらねばだれがやる」
(107歳・木彫家・平櫛田中)
『人間いつかは死ぬんやから、死ぬことなんか考えないの』
(107歳・禅僧・大西良慶)
「60代までは修行、70代でデビュー、百歳現役」
(105歳・日本画家・小倉遊亀)
生涯現役で90歳、100歳近くまで活躍した人物は多く存在しています。
小倉遊亀、北村西望(彫刻家105)・片岡球子(同・102)ら画家、芸術家には長寿で、90歳代は多すぎて書き込み不能です。
岩谷直治(岩谷産業創業者・102)・岡野喜太郎(スルガ銀行創業者・101)・中山素平(日本興行銀行元頭取・99)・御木本幸吉(ミキモト創業者・96)・松永安左エ門(電力の鬼・95)・瀬島竜三(伊藤忠元会長・95)・出光佐三(出光石油創業者・95)・松下幸之助(パナソニック創業者・94)・土光敏夫(東芝会長、経団連会長・91)・大西良慶、松原泰道(100歳現役)江崎利一(グリコ創業者・97)・杉山金太郎(豊年製油(現・J-オイルミルズ創業者・97)・蟹江一太郎(カゴメ創業者・96)・三島海雲(カルピス創業者・96)安藤百福(日清食品・96)・黒沢酉蔵(北海道酪農の父、雪印乳業創業者・96)・茂木啓三郎(2代)(キッコーマン発展者・94)・美智子皇后の父である正田英三郎(日清製粉発展者・95)・プリンスメロンやアンデスメロンを作った坂田武雄(サカタのタネ創業者・95)・文化納豆など納豆研究の先駆者・半沢淘(まこと)(東北大教授・94)・プロスキーヤー・三浦敬三(101・三浦雄一郎の父)のように100歳でスキー滑走をしたり、百歳でゴルフを続けた医師・塩谷信男(105)※平成24年現在の記録です。
まだまだいますが、この辺で・・。
老いるということは、素晴らしきこと。
老いるということは、後に続く若者たちに自分の生きざまを記憶させること。
老いるということは、若者たちに未来の自分の姿を教えてあげること。
老いるということは、生かしてくれている神に感謝すること。
老いるということは、老いた者にしかわからない素晴らしい特別な感覚が起きていること。老いるということは、他の者に希望を与えること。老いるということは、老いたことに喜びを感じ、自分に感謝すること。老いることは、恥ずべきことでなく、人間の生命の尊さと敬意とお手本である。
老人はみな鍛えられた兵である。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57358632/picture_pc_2723f040a0b03c8744f5b4caa7cda2fa.jpg)
coucouです。ごきげんよう!567より、暑さが厳しいこの頃ですね。熱中症のほうが恐ろしく感じます。
私の恩師である社団法人発明学会(現在、公益財団法人)故豊澤豊雄会長は103歳まで自分の足で歩き最後の最後まで現役を貫きました。「あんたも90歳になればわかる」「95歳になれば感じる」「100歳になるとさらにものの見方が変わる」といいました。私は豊澤会長のように長生きはできませんが、「きみね、幸せっていうのは生きていること、おいしい空気が吸えること、花々や自然が美しいと思えること、何より愛する人がいる、それ以上の幸せって何があるのかい?」が口癖でした。
あれから、10数年が過ぎ去り、私もそのことを少しばかり感じるようになった気がします。
いつも長い文を付き合ってくれてありがとう!
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