リーチマイケルから学ぶリーダーが悩みを脱するには
リーチ マイケル選手は、ニュージーランド、クライストチャーチ出身のラグビーユニオン選手。
2013年に日本に帰化し、JAPAN RUGBY LEAGUE ONEの東芝ブレイブルーパス東京に所属、主将を務めました。
そして2014年4月、エディー・ジョーンズヘッドコーチから日本代表キャプテンに指名されました。それ以降も2021年まで日本代表のキャプテンを務め、ラグビーワールドカップ2015・2019での日本代表の躍進に貢献しました。
リーチマイケル選手の苦悩。
それは日本代表 対 ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦のことでした。
人生一度あるかないかのマッチゲーム。
さすがのリーチマイケル選手も緊張したといいます。
28ー10で日本代表は敗れたものの、チームとして対抗していけるという手応えを感じたというリーチ選手でしたが、自分自身は出来が悪かったとインタビューで答えています。
その試合、後半10分で交代を告げられ試合から退きました。
監督ジェイミー・ジョセフHCには
『プレーにパンチ力がない。いるのかいないのか分からない』
『チームのことを考えすぎている。
ミスしないことだけ考えて慎重になっている。
そんな選手は要らない。
いいキャプテンよりもいい選手がほしいんだ』
2015年のW杯の時は何のプレッシャーもなかったといいます。その大会は日本は大躍進。予選リーグでも3勝をあげ、日本の強さを世界中が目の当たりにした大会でした。失うものはなくやるしかないといと気持ちが吹っ切れている時はいいパフォーマンスが出来るものです。
それから
「今は勝つことを期待されているし、実際に勝てると思う。勝たなきゃいけない力関係になっている」と語っています。
世代的にもチームの中で一番上になり、
年上らしく振る舞わなきゃ
ミスしないようにしなきゃ
との思いが緊張を生み出し、本来のプレーが出来ていなかったのです。
そこでリーチマイケル選手は何をしたかというと
チームメイトに『自分がプレッシャーに苦しんでいる』と伝えたそうです
そうしたことによってみんながサポートしてくれたそうです
田村優からは
「お前がいい選手だってことはみんな知ってるから、自分のことだけに集中してくれ」と言ってくれた。
稲垣啓太や中村亮土は、練習中いつも以上に早く発言し、リーチの負担を減らした。
ホテルの自室にこもりがちな毎日にメリハリをつけるため、チーム対抗のゲーム(マリオカート大会)も企画された。
Number Web参照
今回リーチマイケル選手のことが素晴らしいところはチームメイトに『自分がプレッシャーに苦しんでいる』と伝えたというところです。
『自分がプレッシャーに苦しんでいる』という素直な気持ちを伝えたことで、チームメイトがサポートしてくれたわけです。
そして次のアイルランドとの試合ではフルタイムで出場し、充実感を感じたそうです。
リーチ選手だけでなく日常生活皆さんもそういう経験ありませんか?
キャプテンだから、リーダーだから
しっかりしなきゃ、
弱音なんて吐けない、
自分自身でなんとかしなきゃ、
もしかしたら長男だから、長女だからと
と思ってしまっている人もいるかもしれません。
そのような感情や思考は負のスパイラルに浸かってしまう可能性もあるのです。
うまくいってない時ほど自分自身の悩みを溜め込みすぎず、立場という垣根を取り払って誰かに相談するということが大切なのかもしれません。
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