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394.大切な写真はSNS等にアップしちゃあいけないよ。

他人に勝手に使われたくない写真はSNSにアップしないこと

SNSは無法地帯。
一度投稿したら、どこに行くかわからない...。
全世界に一瞬に流されてしまう。

いくら撮った人に「著作権」があろうが、撮られた人に「肖像権」があろうが、その写真によっては自分の意図しない利用だってされてしまう怖れがある。相変わらず、自慢の可愛い子どもたちの写真や赤ちゃんの写真。信じられないが、こんなものまで転売されている。

ましてや、女性の写真などは恐ろしい。
何に利用されているかわからない。…。

SNSの投稿は写真自慢の世界でもある。
確かに、上手く撮れた写真、美しく撮れたり、思いがけないシャッターチャンスもある。
また、事故現場や災害現場などの写真、映像はひとさまの「プライバシー権」「個人情報」の問題だってある。

そして、お気に入りの写真が勝手に利用されてしまう場合もあるが、「著作権」「肖像権」を主張しても素人ではなかなか止められない…。(お金をかけて専門家に任せる以外手立てはない…)
だから、最初から、そのような心構え、意識を持って大切な写真はSNS等には投稿しないことが一番安全だといえる。
大切なものほど、重要なものほど、勝手に利用されたくないものほど投稿してはならない気がする。
たかが、写真なんだが、怖い。

私が一番驚いたことは街角で写真を売っている業者がいた。そのワゴンやディスプレイを見たら、ほとんど子どもたちの写真だった。一枚300円から数千円のものまである。
そこで、その業者に質問して見た。
「この写真はどこから手に入れたものなの?」と。
すると、驚いたことにネット上にある可愛らしい子どもたちを選んでプリントして販売しているという。
「これは子どもたちの親には許可を得ているの?」と、質問したら、わからないという「自分はアルバイトだから...」、そこで警察に相談すると言ったら、すぐさま店をたたんで車に乗って振り向きもせず、この場を立ち去った...。これと似たケースは人気アイドルの写真の販売をしている者もいる。

仕入れ値はゼロ円。自分でプリントして販売しているようだ。

もし、自分の娘や、子どもたちがこんな感じで販売されているとしたら、なんと薄気味悪いことだろう...。買う者がいるから、売る者がいる。これが海外だったらなをわからない…。

みなさんは、どう思うのだろう…。

【緊急】写真が勝手にマッチングアプリに使われていたので晒します【注意喚起】

【カメラで副業】写真の著作権を無視すると大変なことになるよというお話

※本内容は、「肖像権」シリーズ。
(月)・(水)・(金)毎週、3回投稿しています。
我が国、1億数千万人、すべてがスマホを持つ、一億総カメラマン時代。
現在、様々な場所でこの写真、映像の問題がトラブルとなっています。写真や映像を撮影した者には「著作権」があり、写された者には「肖像権」があります。「撮る側」には「撮る権利」があるといいますが、撮られる側には「撮られたくない権利」というものがあります。
もっとも大切なことは「撮る側」は人を傷つけてはならないという最低限度のルールやマナーが必要になります。
撮っただけであくまでも「個人的利用」「私的使用の範囲」だという人もいますが、たとえ、公表し、使用しなかったとしても、「隠し撮り」「盗撮」のような、悪質なものもあります。「撮る行為」というのは利用の仕方によっては「暴力」と化します。あまりにも安易に写真や映像が簡単に撮れる時代だからこそ、注意と配慮が望まれます。

本内容は、全国の都道府県、市町村、学校、NPО団体、中小企業、noteの皆様、クリエイター、個人の方々を対象としているものです。また、全国の職員研修での講演先のみなさまにもおすすめしています。
                    特定非営利活動法人著作権協会




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