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196.「シカゴ・カブス」の商標認められる!特許庁の審決を知財高裁は取り消し!

1.著作権サギが発生!「シカゴ・カブス」の商標認められる!特許庁の審決を知財高裁は取り消し!

 
2007年8月8日。米大リーグ球団「シカゴ・カブス」のユニホームなどで使用されているロゴが商標と認められるかどうかが争われた訴訟で、知財高裁は、商標として認めなかった特許庁の審決を取り消し、大リーグ側勝訴の判決をいい渡した。 

シカゴ カブス ユニフォーム

このロゴは、円の中に頭文字「C」を大きく描き、その中に「USB」と書いたデザインで、「カブス」と読めるかが争点だった。

特許庁は、「『ユービーエス』と読め、スイス銀行の商標『UBS』と呼称が類似している」と主張したが、飯村敏明裁判長は、「近年、国内のプロ野球から移った日本人の活躍で大リーグへの感心は高まり、ロゴは相当知られている。カブスと認識するのが自然で、『ユービーエス』とは呼ばれない」と判断した。

原告は、大リーグの知的財産権を管理する米法人「メジャーリーグ・ベースボール・プロパティード」。

原告側代理人によると、日本でも大リーグのロゴは数多く商標登録されており、訴訟で争われたのは初めてだという。

シカゴ カブス ユニフォーム


スイス銀行の商標『UBS』


2.読売新聞が高知新聞・共同通信社に著作権侵害で謝罪


2007年7月2日。読売新聞社が謝罪した。

これは読売新聞朝刊の連載小説「声をたずねて、君に」の挿絵のうち点が高知新聞に掲載された写真に酷似していたという問題だった。

うち点は、共同通信の配信。読売新聞社は、「著作権侵害の疑いが強い」と認め、高知新聞や共同通信社などに謝罪した。

この挿絵を制作したイラストレーターの中島恵可氏は、読売新聞社の調査に対し、新聞などに掲載された写真を切り抜いておき、必要に応じてトレースなどに利用したと話しているという。ほかに読売新聞に掲載された写真3点も無断に利用していた。

挿絵を制作したイラストレーター中島恵可氏は読売新聞社の調査に対し、新聞などに掲載された写真を切り抜いておき、必要に応じてトレースなどに利用したと話しているという。
ほかに読売新聞に掲載された写真3点も無断利用していた。

今回判明した32点には、時事通信が配信した5点、主婦と生活社が配信した2点もあった。

中島氏の挿絵をめぐってはこの年の5月下旬、月刊誌掲載の写真に酷似していると指摘され、さらに調査が行われたという。



 

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