マガジンのカバー画像

#フードエッセイ 記事まとめ

7,207
食べ物に関するすてきなエッセイnoteをまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#フードエッセイ」や「#エッセイ」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
運営しているクリエイター

#料理

タコス天国オキナワ

タコライスは最早、ゴーヤチャンプルーに並ぶ全国区の食べ物となっていますね。 野菜もたくさんで栄養バランスもいい。 沖縄料理屋でなくとも、ランチメニューに登場しているのをよく見かけます。 そう、タコライスは沖縄が発祥の地なのです。 タコスの皮が売り切れた時に、ご飯に具をのせて提供したのが始まりなのだとか。 知恵と工夫の産物だったのですね。 沖縄のメキシコ料理はレベルが高い。 アメリカ統治下だった頃、メキシコ系アメリカ人の軍人がその味を伝え、広まったからだと言われています。

美味しいガパオライスの色と香り

まずは育てるところから先日、また小さな食堂のシェフ-ギップさんにタイ料理を教わりました。 ↓前回、ギップさんに教えてもらったパッタイの話はこちら。 今回の一品はパッガパオ。日本ではガパオライスと呼ばれているものです。 パッガパオは、日本語に直訳すると、”バジル炒め”。ガパオ=ホーリーバジルなので、お好みで豚肉、鶏肉などをバジルと一緒に炒めます。 今回、ギップさんには豚肉と鶏肉を使うそれぞれのパッガパオを教わりました。 まずは主役のバジルから。 バジルの花と葉っぱ部分

夏の台湾料理屋でスパイス飲みと杏仁アイス

ーデザートを食べるところまでが台湾料理ですー 去年の夏の夜のこと。 重い仕事がようやく一区切りついた華の金曜日、私は西荻窪駅に降り立った。 待ち合わせの時間より少し早く駅に着いたので、お店とは反対方向にある行きたかった本屋さんを目指した。 「旅の本屋のまど」というところ。 国内旅行や海外旅行のガイドブックや紀行文はもちろん、いろんな国のカルチャー本などもあっておもしろかった。 ここでのんびりしていたら、待ち合わせ相手が到着。お店を目指した。 南口の商店街を抜けて

納豆オムライスの納豆はどこにあるべきなのか問題

一時帰国していた先月がもうずっと前のことに感じるが、すでに口恋しい故郷ニッポンの味。 実家の朝ごはんに限ってみると、そのほとんどを納豆がけごはんと卵かけごはんのサイクルで過ごしていた。たまに生卵を混ぜた中に納豆を投入して合体させてみたりもしてね。よく考えてみればこれって飲める完全栄養食じゃありませんこと? フランスに戻ってきてしまった現在。しかも季節はほぼ夏。 それはつまり、生卵が食べられないという現実を意味する。 昔はそんなの関係ねえと季節関係なくビオの生卵を喰らって

Night Table Vol.005

曽爾村で文化体験をしてきたお話を、すこし。 はじめに 三度目のNight Table参加に心ウキウキしながら、例のキャンプ場に到着。奈良県曽爾村にあるプライベートキャンプ場・TOPOSだ。 Night Tableは毎回ゲストシェフをお迎えして、キャンプ場であるその場所に一夜限り現れる特別なレストラン。今回で5回目の開催となる。さて今夜のディナーはどんなものか。 いざ南インドへ 今夜のシェフは、二上スパイス・木谷さん。 南インドの料理を提供されるとのこと。南インド料理…

大きくても軽いよ、紙カツ。

フライものの中でも、お肉系の素材を使うと、メニュー名はカツになるのが一般的。 🐷ネーミングの基準とんカツ、チキンカツ、ビーフカツ。それからメンチもありますね。これらはどれも、素材の名前を料理名にも使ってます。 素材の名前がひと目でわかるというのは、好き嫌いやアレルギーのことを考えると、わかりやすくて親切なのかもしれません。 ところで、大きな大きなカツのこと、なんて呼びますか。素材は基本豚。じゃあ、大きなトンカツでいいんじゃないの。 ええ、もちろんそれはそれでいいんです

「冷や麦」が美味しい季節になりました。今や市場では、太い手延べ素麺を「冷や麦」と呼んでいますが、本来手打ちで作る麺なんですよ!

こんにちは、無類の麺好きDJムッチーです。 気温が高くなってくると冷たい麺が食べたくなりますね😊 最近、お昼には冷や麦を頂く日が増えています。 手延べ素麺ではなくて、手打ちの冷や麦なんです。 子供の頃は、祖母の郷里の四国から手打ちの冷や麦を手に入れることができましたが、今や市場では太い手延べ素麺を冷や麦として売られていて、乾麺の手打ちの冷や麦は通販でしか手に入れることができません。 手打ちの冷や麦は、極細うどんと言ってしまってもよくて、ツルリとした食感と麺としてのシコシコ歯ざ

URIMO'S MUSIC FESTIVAL

うりもさんの、こちらの記事を読ませていただいた時「夏フェスフードを作ってみたい!」と、久しぶりに作りたいスイッチが入った。 しかーし! うりもさんが紹介してくださった、ふらおさんの2つのレシピは…私が食べれないものだった笑。ごめんなさい🙇 夏フェススイーツのベースとして紹介されていた「ホットバナナ」は 果物にアレルギーがある私には、ゴリラ(うりもさん)が大好きなバナナが食べられない。 「誰がゴリラやねんっ!」 「だからそれは、私のセリフですってば~!」 うりもさ

ライブのあるnote #創作大賞感想

倍速視聴や時短料理とタイムパフォーマンスが重要視されるからこそ、時間をかけてつくるお料理が好きです。 よし、きょうはあれをつくろう!と気合が入るもの。 餃子noteでは数々の名作を生み出しているinfocusさん。7人家族の「餃子の日」は特別な日。今回は餃子の皮から作られてます。 それはnoteのコメント欄のやりとりからはじまりました。コメント欄は人とのつながりや、ひらめき、美味しいもの、笑顔になり広がっていきます。読んでいて笑顔になれるnote。 作りたい、食べたい

いつもの調味料:おすすめ

数年前から、いろいろな形で”料理に関すること”を人に提供するようになってから、どんな調味料を使っているのか聞かれることが多々あります。 私自身もタイ人の料理家さんや料理教室で習ってきて、先生たちの意見も参考にしますが、作り手が料理をする上で何に重きを置くかで選ぶ調味料も変わってきます。 今日は、私がタイ料理(日本料理・西洋料理・中華料理も)でいつも使っている調味料のご紹介です。 まず、私が料理関係のことを提供するお相手ですが、 主にこんな方々です。 西洋食・文化にバッ

【日常】疲れたときこそ!我が家のエネルギーチャージご飯

疲労回復インストラクターのなぎです。 今日もご覧いただきありがとうございます! さて、今日は疲労回復方法の紹介ではなく、私の日常をチラッとご紹介したいと思います。 疲労回復を取り入れた生活を始めて5年が経ちますが、仕事で急なトラブル対応に追われたり、子供が体調を崩したり、イレギュラーなことがあると私も疲れを感じる日はあります。 そんな日の我が家のメニューはこんな感じです! これにご飯とあればお味噌汁、納豆や豆腐などで済ますことが多いです。 疲れている時こそ、食事から

この料理家のレシピが天才すぎる⑱キチントさん編/高山惠

私はフリーライターとして仕事をするかたわら、夫と高校生と小学生の子どもとともに生活しています。ありがたいことに原稿などの締め切りに追われる毎日ですが、夜になるととりあえず仕事を切り上げ、台所に立って夕食をつくっています。 そんな自分にとって日々助けになっているのが、SNSなどでみかける「誰かが作った美味しそうなレシピ」。簡単で美味しそうなレシピをみつけては「いいね」を押して、いつでも確認できるようにするのがライフワークとなっています。 焼きたての手作りクッキーが大好きなん

とり、ヒレ、アジ。ミックスフライのオーダーメイド。

洋食好き、揚げ物好き、盛り合わせ好き。自身の嗜好については、noteでも何度も告白してきたと思います。 🔥ミックスフライ悲喜こもごもそんな自分のお気に入りメニューのひとつが、ミックスフライ。 ある意味で当然の帰結、到達して然りのゴールなわけで、おうちごはんとしてつくることも、ままあります。 いっぽう外で食べるとしたら、そのお店のスタイルは洋食屋さんか、とんかつ屋さんか定食屋さんというところでしょうか。 お店のメニューには、ミックスフライ定食(ごはん、味噌汁付き)みたい

旬の野菜 | 淡竹(はちく)

おなじみのたけのこよりも、ずっと細めな淡竹(はちく)。 5月の下旬から6月頃になると、地元野菜の直売所で買えるのですが、美味しくてもうすっかり毎年のお楽しみになりました。 淡竹(はちく)とは?淡竹が食べられるのは、少し気温が上がってきた今の頃。 たけのこって実はいろいろと種類があるそうですが、いわゆるふつうのたけのこ(孟宗竹)は春先が旬。そして真竹(まだけ)という、皮の色のもっと濃いものはもう少し後が旬で、淡竹の旬はちょうどその中間にあたります。 このたけのこは、「淡