移住して秋田で迎えた3回目のお正月
新年あけましておめでとうございます！
本年もよろしくお願いします！
今年も秋田での暮らしのことを書いていきますので、温かく見守っていただけると幸いです。
さて、秋田で3回目の年末年始を迎えました。
仕事納めからお手伝いがスタート
本業は仕事納め
私の本業は12月29日で仕事納めでした。
2023年最後の仕事は、昨年から利益が半分以下になってしまったECサイトの再建でした。ちょうど年末年始商戦のプロモショーンの仕込みを終えてひと段落しました。
妻のお店で年末年始商戦が始まる
妻のお店では毎年お節料理、盛り皿、きんきん焼きを販売します。
それぞれ店頭受取りもあるのですが、通販も行っております。
秋田のきんきん焼き
秋田県の中でも私が住む周辺では、年末年始に、「きんきん（「きんき」とも呼ばれる）」という高級魚を焼いて食べる習慣があります。
私も秋田で年末年始を過ごす度に食べています。
脂がのっていて醤油を少しかけて食べるととても美味しいです。
田園風景に囲まれたお店でもキャッシュレス決済を導入
妻のお店周辺は綺麗な田園風景が広がる場所にあります。
周囲には他にお店はありません。
この田園風景に囲まれたお店でも遅ればせながら、キャッシュレス決済を導入しました。
キャッシュレス決済導入時のお悩み
高齢の秋田母が扱えるかどうか
月額使用料と手数料
お店のレジは長年看板娘として活躍されてきた秋田母が主に担当しています。毎回お客様と仲良くなってリピート顧客からの売上に大きく貢献してくれています。
次に月額使用料と手数料です。
キャッシュレス決済によっては、月額の利用料や手数料が発生します。
そこで、手数料1.6%だけのPayPayを使用することになりました。
あの薄っぺらい紙のやつです。
PayPayだとコロナ禍の飲食券と操作は似ているので秋田母もすぐに慣れることができました。
お店から見たキャッシュレス決済のメリット
キャッシュレス決済のメリットは、お客様の選択肢が増えるメリットもありますが、お店側のメリットとしては、素早くデータを確認できる点です。
毎月の売上変動の傾向や客単価を改めて把握することができます。
配送案件にはクレジットカード決済を利用
お節は配送の注文が多い。
これまでは配送を希望される方は銀行振込か代金引換でお願いしておりました。
残念ながら発送のお客様に対してPayPayの薄っぺらい紙は使用できません。
そこで利用したのがECサイトのクレジットカード決済です。
前年度までは銀行振込か代金引換でしたが、ECサイトを通じてクレジットカード決済を導入したことで、8割がクレジットカード決済に置き換わりました。
店舗のお客様をお取り寄せ客に繋げる
配送するお節は、今のお店が建つ前からのお客様、遠方のご家族・ご親戚に発送してあげたいという方々からの注文が多いですが、来店されたことがきっかけでご注文される、という方々も少しずつ増えてきました。
また、仕出をしている手前、職場等でお弁当を食べる機会があり、そのまま来店してお取り寄せのお客様になっていただけるという方もいらっしゃいます。
この流れはネット専業の通販企業の集客方法と大きく異なります。
ネット専業の通販企業であれば、Google検索エンジンやSNSからの集客をまず第一に考えますが、妻のお店では、お店の料理を食べてくれたことがきっかけで、リピーターとしてお取り寄せの顧客になってくれるお客様が増えています。また、その後お店に来店してくれます。
もちろんお店の料理の美味しさも強みですが、店内でのコミュニケーションもリピートに繋がる重要なきっかけになっています。
決して広い集客方法ではありませんが、顧客単位でリピート率やライフ・タイム・バリュー（LTV）の視点から見れば、私の経験の範囲内ですが、ネットで集客したお客様よりも高いと感じています。
私の取引先はネット専業の通販企業が多いので、この傾向は非常に面白く感じています。
30日は発送、31日は店頭受取のお手伝い
12月30日はお節や盛り皿の発送で大忙しでした。
宅配便の伝票発行と発送確認を担当
私が担当したのは、宅配便の伝票発行と発送の確認を担当しました。
パソコンの前に向かう仕事は得意なので、淡々とこなしました。
配送トラブルを回避するために
クリスマスにケーキの配送トラブルが世間を騒がせしていました。
お節や盛り皿の発送でも同じようなことがあるので、商品が横にならないように「下積み禁止」や「この面を上にして下さい」などのステッカーを貼って対応しています。
熊本のみかんを販売
31日は午後から店舗受取の窓口を担当しました。
レジ横に熊本の農園から直接仕入れた熊本のみかんを設置して販売しました。POPを眺めているお客様にご案内差し上げれば100%の確率で買ってくれました。
ECサイト内の特集ページを見て買ってくれた流れと同じ感覚でした。
次回は試食販売にもチャレンジしてみたいです。
18時に最後のお客様を見送って終了
年内のお引き渡しを終えて無事終了しました。
怒涛の1月1日
31日でほぼ終了かと思っていましたが、1月1日も大量に注文が入っていると知ったのは年が変わる数時間前でした。
今年は新幹線指定席の予約が早々に満席となり、多くの人が帰省する様子がニュースで取り上げられました。1月1日の注文の量を見て改めて実感しました。
朝7時から午後まで臨時店員として店の業務を手伝いました。
1月2日に妻の配達に付き添って年末年始のお手伝いが終了しました。
その後は毎日温泉に通ってお酒を楽しみながらゆっくり休みました。
富山に住む知人に安否確認もしました。
そろそろ身体を動かさなきゃな、と思った頃に自分の仕事始めがやってきました。
辰年は立つ年
今年は年始から忙しかったのですが、とても爽やかな気分になれました。
去年から仕込みをしていた妻との新しい事業がいよいよカタチになります。
今年は辰年、私にとっては「立つ年」になりそうです。
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