【心理学】返報性の法則
今日から使える心理学 17弾です!
今回お話しするのは「返報性の法則」です。
この心理効果はビジネスでも恋愛でも活用できる方法と注意点をお伝えします。
最後のまとめに、僕の大好きな言葉と僕の本音を載せました。最後まで目を通して下さると嬉しいです。
では早速行きましょう。
返報性の法則とは
返報性の法則とは、「誰かから何かしてもらったら、何かをお返ししないとな」というような気持ちになるという心理作用のことです。
これは人間が社会的動物として進化する中で根付いたものです。人から何かをされて、何も返さないことに対し、多くの人は居心地の悪さや不快を感じます。
返報性の法則の身近な例
・試食
スーパーマーケットやデパ地下で店員さんに試食を勧められることがあ利ますよね。そして試食をした後に「食べさせてもらったから、食べないと申しわけないな」という気持ちになりませんか。「無償で商品をもらう」ことによって返報性の法則が働き、お返しをしたい(商品を購入したい)という心理が生じているわけです。
・試着
洋服売り場でも返報性の法則が働きやすいです。例えば店員さんから非常に丁寧な接客を受けたり、サイズが合わなかった商品や色違いの物を持ってきてもらったりしてくれた時間が長いと「ここまでしてくれたら買わないと申し訳ないな」という気持ちになりますよね。
・SNSのいいね
TwitterやInstagramでいいねをもらって、いいねを自然と返した事はありませんか。これもいいねをもらったから、返さないとなという心理が働くためだと言われています。
返報性の法則をビジネスで使う方法
結論から言うと「相手にどのくらいのメリットを与えるか」が死ぬほど重要です。
例えば営業の場では、職場でちょっとしたお菓子を頻繁に渡す人のプロジェクトはうまくいきます。
なぜなら、ちょっとしたお菓子を渡すことで、渡された人は何かしらお返しをしないといけない、職場であれば仕事で貢献しなければいけないと感じるからです。
また最近では、最初から無料で情報を与えたり、勉強できる動画を公開するケースが増えてきています。
これも最初にお客様にGIVEすることにより、お返ししないと(商品を買うやサブスクをする)気持ちが変化するのです。
営業やマーケティングでもかなり応用されている心理効果です。
返報性の法則を恋愛で使う方法
よくあるのが好きな相手にプレゼントを贈るというものがあります。受け取った相手は「これだけしてもらったから、この好意を断るのは申し訳ないな」という気持ちにさせてしまう方法です。
他には、学生時代に「○○くん(ちゃん)、あなたのことが好きなんだってよ~」と友達から聞かされた時、突然相手のことを意識してしまうものです。これも返報性の原理のひとつと言えます。
※最初のやつは責任感を感じさせるので、僕はオススメしません。
あくまで一例ですので実践する際は自己責任でお願いします。
返報性の法則を使用する際の注意点
※絶対にやめましょう※ 全てが水の泡になります
見返りを求める
“貸し” をつくったからといって、相手に見返りを迫ったり、求めすぎたりしてはいけません。これをやると逆効果です。無料サンプルをもらった企業から何度もかかってきたら、嫌な気持ちになり、“借り” を返したいという気持ちを失ってしまいますよね?
なので貸しをつくると言っても、見返りを期待しすぎず、純粋に「喜んでもらいたい」という気持ちでやりましょう。
高価すぎるものをあげる
“貸し” として何をあげるかは、相手との関係性を考慮しましょう。例えば、あまり親しくない異性から、急にダイヤモンドの指輪をもらったらどう思いますか?下心を感じ、気分が良い物ではないはずです。
あまり親しくない相手への与える物は、ちょっとしたお菓子や心遣いなど、気軽に受け取れるものがベター。関係性に見合わないようなものや、相手が求めていないものを贈ってしまうと、「重い」と思われたり、警戒に繋がります。
まとめ
いかがでしたか。
成功してる人の共通点は、お客さんに対してどれだけ与えているかを最初に仕掛けるだと思います。
返報性の法則を使うことで、いわゆる「デキる人」になれます。是非使ってみて下さい!
豊かな人はいかに持っているかではなく、いかに与えられるかです。結果として絶対返ってきますから、信じてくださいね。
ここで僕の大好きな言葉を皆さんにお届けします。
「Being rich is not about how much you have, but how much you give.」
-お金持ちになるということはどれだけ持っているかではなく、どれだけ与えられるかだ-
僕は知識として、これからも与えて行けたらと思います!
最後まで目を通していただきありがとうございます!
いつもたくさんのスキをありがとうございます!
それでは皆さん、また明日!
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