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ファインダー越しに見る人生①

こんにちは、nontanです(´∀`)

今日はわたしの仕事について書きたいなと思います。長くなりそうなので2回に分けようかと笑

今はお仕事休憩中なんですが...(はい、無職ーー笑)
わたしには大切にしている仕事があります。

わたしはフォトグラファー

今から約15年前に写真の事なんて何も知らないまま写真館の求人に応募し写真の世界に飛び込みました。スタジオ撮影や結婚式、学校の卒業アルバムの作製などをしていました。

15年前はフィルムカメラからデジタルカメラに移行されつつある時期で、撮影によってフィルムとデジタルを使い分けていました。

とにかく覚える事がいっぱいでしたが、楽しくて走り続けた記憶があります。泣きながら笑

特に撮り終えたフィルムを(ベロ出し)ピロって少し出して現像機にセットして、機械の端っこからジワジワとフィルムが流れてくるのは毎回ちゃんと撮れてるかドキドキで、流れてきた部分からライトに透かして見るのが好きでした笑
先輩からはもう少し待てよ!って言われてたなぁ笑

どんどんフィルムカメラを使う頻度は減り、ついにデジタル一本化に。会社はNikonを使っていました。すぐに確認出来る手軽さでフィルムカメラ時代には考えられない枚数を撮るように。

なんだか...写真一枚一枚の重みが違う...
フィルムのように1回のシャッターにかける気持ちが軽くなってる...

そんな事を考えたりしてました。わたしはフィルムカメラのシャッターの重さが好きです。
(マニアックですよね笑共感してくれる方いる?)

わたし自身の技術もたぶん?向上し、いろいろな撮影を任せてもらえるように。

わたしに撮れるのか...喜んでもらえるのか...

プレッシャーに押し潰されそうになりながら、日々撮影をしていました。

でも次第に変化が...

撮影以外にもやらなきゃいけない仕事は山積み。
編集作業や営業、人事や事務的作業。

いつしか忙しい事、やらなきゃいけない事で頭がいっぱいになり、撮影時間をいかに短くするかと考えるように。

だいたいの撮影は失敗しないし、喜んでもらえる。
少しでも時間を作りたい。

そんなバカな方向に。恥ずかしい。

撮影は大好きだし、その瞬間は楽しんでいるし、いいものを残したいって思っているけれど...
でも、大切な事を忘れていた。

わたしにとっては年間で1000件以上ある撮影の1件でも、そのお客さんにとっては1度きりのこと。

確かに家族でも友達でもないけれど、、、

その人にとって大切な記念の写真。

写真をわたしに任せてくれているのに、わたしはちゃんとその人と向き合ってただろうか?
心からいい写真を残してあげたいって思ってただろうか?
本当にわたしというカメラマンにお願いして良かったと思ってもらえただろうか?

撮影を大切にする事。感謝する事。
同じ時間を共有する事への責任とありがたさ。

本当に今考えると恥ずかしくて全部の撮影を撮り直したいくらいです笑

人の数だけ人生があってストーリーがあります。
カメラマンはその人生に関わる事が出来る仕事です。そんな仕事、、他にありますか?
立派な仕事、難しい仕事、なくてはならない仕事。
いっぱいある中で、写真って実は生活に必ず必要なものではないんです。

なぜ人は写真を残したがるのか

わたしが思う写真とは。

人生の記録。生きた証。

楽しかった思い出をいつまでも忘れたくないから。
何回も見返してみんなで笑いたいから。

今はiphoneで綺麗な写真が簡単に残せる時代。

カメラマン存続の危機か!!!ヽ( ̄д ̄;)ノ

なんて思いますが、カメラマンにしか出来ない事があります。

写真を綺麗に残す事は当たり前。その撮影している時間と空間を楽しんでもらう事。
楽しい時間や空間全部含めて記念として残す事。

わたしはそんな風に思ってます。

写真っていいものですよ。パソコンでいつでも見れるけど、、、わたしはお気に入りの写真は是非プリントして欲しい!アルバムを作って欲しい!

アルバムを家族で開いた時に、みんなであの時あーだったね、こんなことあったよね!ってみんなで笑いながら話して欲しい。

そこに一瞬でもあったかい時間が流れるから。

大好きな人の声が聞こえてくるから。

そんな風に撮影に向き合うきっかけになった撮影が何件かあるので、それはまた次回に書きたいと思います。

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