不兼好法師

徒然なるままにつづる雑記noteです。

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第一段 

とにかく表現活動をしてみようと思い立ち、Noteを書き始めることにした。とは言え、小説を書く気は無いし、筋が通った論理的な文章を書く気も無い。そこで、このNoteは30分程度でわーっと書いた雑記を掲載するのが良いかと思った。当然、途中でガジェットブログみたいになるかもしれないし、複数ページに渡る長編記事を執筆するかもしれない。しかし、今のところエッセイになりそうなので、尊敬する兼好法師の代表作をお借りして「徒然Note」と呼ぶことにする。 どうして表現してみたくなったのか。

    • 第八十段〜私の嫌いなもの3〜

      今日も今日もとて私の嫌いなものについて語っていこう。私の嫌いなもの3つ目は「パクチー」だ。いきなり具体的になったが、パクチーが苦手である。 自慢じゃないが、私はほとんどのものを美味しく食べる。あらゆるお肉、魚介、野菜を生、茹で、揚げ、焼き、和洋中関係なく食べる。少なくとも日本で普通に手に入るものは食べる。けれど、パクチーだけは食べたくない。パクチーはそれほどの希少性を帯びた食べ物なのだ。 その他のハーブと何が違うのかと言われると説明できないのがもどかしい。しかし、とにかく

      • 第七十九段〜わたしの嫌いなもの2〜

        さて、今日も今日とて、私の嫌いなものについて、ダラダラと書いていこう。私の嫌いなもの、それは飲み会だ。特に懇親会と名のつく飲み会ほど嫌なことはない。懇親会に参加するとなると、気分下げ下げである。どうしてこれほど拒否反応が出るのか。 第一に、知らない人と懇親を深める理由がないことだ。私のような生粋の人見知り人間にとって、知らない人と話をすることはとてつもないストレスである。それを乗り越えて話をするには相応の理由が必要だ。けど、大体理由はない。しかも何を話したらいいかわからない

        • 第七十八段〜わたしの嫌いなもの〜

          なぜ、こんなに毒づいたものを綴ろうと考えたのか、自分でもわからない。けど、嫌いなものを綴ることは、自分を振り返ることとほぼ同義なのではと感じ、ここで実験する。 わたしが嫌いなもの、それは「体育」だ。今や体育なんてすることもないが、今から体育をすると言われたらめちゃくちゃ嫌な気分になるだろうな。では、体育の何が嫌なのか。それは運動ができる人が偉いという絶対的なヒエラルキーが形成されることである。わたしは運動神経皆無の人間なので、ヒエラルキー的には常に下。すなわち奴隷のポジショ

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          第七十七段〜コンテンツ見るのに飽きた〜

          年初に立てた盛大な意気込みとは破られるためにあるものだ。私の意気込みも例に漏れず盛大に破れてしまった。そんな私がしていた事といえば、ひたすらYouTubeを見るだけの日々であった。しかし、毎日毎日、似たようなサムネイルをザッピングしては、「あれは見た」「これは見ていない」と判断している行為に疲れ果てた気がした。それで、私は誰も見てなくてもいいから、とにかくコンテンツをアウトプットしたいという気がしたのだ。もっといえば、動画を見る方ではなく、作る方に回ってみたいと感じたのである

          第七十七段〜コンテンツ見るのに飽きた〜

          第七十六段~Fitbitで自分測り~

          スマートウォッチを買った。Fitbit charge 5という機種だ。某リンゴ時計ではないので、機能はそこまで多くない。運動記録が主な目的だ。ランニングに行くときにスマートフォンは重過ぎるのだ。そこでGPS付のスマートウォッチを取り入れた。それに付随して、睡眠ログを取れるようになった。これがすこぶる面白い。 いい睡眠だったか否かはそれまで感覚的にしか分かりえなかった。布団に入った時間は覚えていても、本当に入眠したのはいつか。そんなのわかりっこないのだ。ところが、スマートウォ

          第七十六段~Fitbitで自分測り~

          第七十五段~『いきの構造』が難解で読めない(九鬼周造)

          いきの構造。日本人特有の感覚、「いき」を解き明かす名著である。家に転がっていたので、この度手を出した。「いき」ってなんだろう。確かに、分かるような分からないような。それが、明確になるなんて、胸が高鳴るじゃないか。ページ数は100ページだって。すぐに読み終わりそうだな。 そうして、3日がすぎた。やっと読み終わった本は全く血肉になった感じがしない。まさしく、文字の上を目線が滑っているだけ。少しでも集中を無くすと、たちどころに意味が取れなくなる。こんなことは初めてだ。これが古典の

          第七十五段~『いきの構造』が難解で読めない(九鬼周造)

          第七十四段~『白い病』が予言の書に見えた(カレル チャペック)

          白い病を読了した。手に取った理由は大したものではない。Kindle Unlimited対象だったこと、岩波文庫を読みたかったこと、比較的、人気そうだったことなど、雑多である。しかも、どういう話かも知らずに開いた。まず、戯曲ということに驚いたが、読みにくさは感じなかった。数少ない登場人物しかなく、場面の把握も容易い。しかし、ストーリーは現代を予見したのかと、思うほど引き込まれた。 私なりに一言でまとめると、世界唯一の特効薬を人質に取る医者 vs 戦争主義者の静かな戦いというと

          第七十四段~『白い病』が予言の書に見えた(カレル チャペック)

          第七十三段~映画スラムダンクの話~

          スラムダンク。それは週刊少年ジャンプにて1990年代前半に連載された、大人気バスケットボール漫画である。同時期にアニメ化され、そちらも大ヒットを記録した。作者は井上雅彦 先生で、バガボンドの作者としても、有名だろう。何個、面白い漫画を書いたら気が済むんだよ、怪物なのか?スラムダンクが伝説的なのは、その最終回にも起因するだろう。まるで打ち切りの如く、ストーリーの途中で終了した漫画連載は数多の憶測をよんだ。そんなスラムダンクが遥かな時を超え、令和の時代に映画になると言う。しかも井

          第七十三段~映画スラムダンクの話~

          第七十二段~マルチタスクの海に溺れた私~

          マルチタスク対応人間になりたかった。しかし、それは叶わぬ夢のようだ。わたしの頭のメモリはひとつの作業中、たとえそれが次の動作までの待ち時間だとしても、上手く切り替えることができない。ゆえに、一日に取り組める作業には制限がある。あれをやって、その間にスライドを作って、時間が来たらあれをやってとかできない。それは、1つ目のあれをやっての中に、必ずとも言っていいほど、予想してない事態が発生するからだ。 だから、私はここに宣言する。マルチタスクは辞めた。スライドを作る日はスライドし

          第七十二段~マルチタスクの海に溺れた私~

          第七十一段~口座残高が一桁でひもじい~

          My口座にお金がない。つつましく生きていたのにどうしてだ。全く入出金を管理していなかった2022年を反省し、3時間かかって出費の仕分けを行った。まず、クレジットカード利用料が多い。こんなに多いわけない!不正利用だ!洗い呼吸で、エクセルに用途別に分けていく。すべて身に覚えがあるので、残念ながら不正利用ではなさそうだ。Amazonが多いよお。本は10万円買っても良いってことにしたけど、4万くらいだった。その代わり、雑貨が多いよお。8万くらいあるじゃん。そんなに無駄なものを買った覚

          第七十一段~口座残高が一桁でひもじい~

          第七十段~全てのことはできないから選択する~

          人生は短い。先日、紹介した「限りある時間の使い方」には4000週間と記載がある。80年生きると大体そんなもんか。短いなあ。切なくなる。 ところが、休日は気がつけばスマートフォンに手を伸ばし、意味もなくTwitterを見たり、YouTubeを見たり。これではいけないと、一念発起し、今年やりたい(出来るよう)になりたいことを書き出した。そして、それを優先したい順に並べる。上位5個だけを残して後は忘れる。そうやって実現したいことに取り組むのだ。いろいろと選択肢を増やしすぎると、現

          第七十段~全てのことはできないから選択する~

          第六十九段~集中力が続かない~

          集中力。それは全人類が喉から手が出るほど欲しいものの1つ。どこからともなく湧いてくる不思議な力に一度身を委ねれば、どんな課題も立ち所に解決。スッキリした面持ちで、サウナにも行けるってもんである。 その全ての力の源、集中状態が続かない。ここ2、3日の間、集中していた時間を測る遊びをしていた。その結果、大体10分くらいしか集中状態が続かないことが明らかとなった。由々しい事態だ。私は集中力を全く使えていない。どうしたものか。 ポモロードテクニックを使えば、25分頑張れることは経

          第六十九段~集中力が続かない~

          第六十八段~ELLEの風の日を久しぶりに聞いたら歌詞に脱帽~

          ELLEGARDEN。それは、2000年代に爆発的な人気を誇った4人組ロックバンドである。今日のONE OK ROCKやVaundyにも多大な影響を与えたという点で日本ロックバンドの傑物であることは、誰しも納得する所だろう。そんなELLEGARDENが生きる伝説となったのは、人気絶頂の2008年に活動を休止して突如、表舞台から去ってしまったこととは無関係ではない。しかし、2018年に10年ぶりに活動再開を発表した。かつて有象無象の若者だったファンも今ではしっかりと社会の中核を

          第六十八段~ELLEの風の日を久しぶりに聞いたら歌詞に脱帽~

          第六十七段 ~2023年, 10000viewを目指す~

          新年、一発目の記事だ。こういう時、やはり新年の抱負を記したくなる。抱負というより目標か。ここでは当noteに関する目標を立てていこう。 まず、昨年の振り返りだ。自分のnoteに関する数字を確認して、客観的に考えよう。noteのダッシュボードの数字には、自分で見た分や、自分のトップページに表示された回数も含むとの情報もあり、実際を完全に反映できているか疑問だが、それでも振り返る意味はあると思う。このnoteは2022年の2月に開始したので、今回は全期間で集計した結果を開示する

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          第六十七段 ~2023年, 10000viewを目指す~

          第六十六段

          noteが今月中に記事を書けば、12か月連続投稿になると煽ってきたので、久しぶりに筆を執る。 今年の振り返りもいいが、今日は最近読んだ本についての感想でも。本のタイトルは「限りある時間の使い方」。アメリカで大ヒットした時間管理の本らしい。内容を簡単にまとめると、既存のタイムマネジメントは全然ダメ、なぜなら効率化を追い求めても、仕事が減るわけではないからだ。しかも、効率化を追い求めたいという我々の欲求は、未来の理想的な姿(しかも、たどり着くことは無い)を実現するための手段とし