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第七十九段〜わたしの嫌いなもの2〜

さて、今日も今日とて、私の嫌いなものについて、ダラダラと書いていこう。私の嫌いなもの、それは飲み会だ。特に懇親会と名のつく飲み会ほど嫌なことはない。懇親会に参加するとなると、気分下げ下げである。どうしてこれほど拒否反応が出るのか。

第一に、知らない人と懇親を深める理由がないことだ。私のような生粋の人見知り人間にとって、知らない人と話をすることはとてつもないストレスである。それを乗り越えて話をするには相応の理由が必要だ。けど、大体理由はない。しかも何を話したらいいかわからない。それでも、4人くらいならなんとかなるかもしれない。誰かが話すのをうんうんと聞いていたらいいのだ。ところが、そうはいかないのは想像通りだろう。

そこで、二つ目の理由は大人数の会だった場合、高確率でぼっちになるからである。何もしていない。立食なら隅にいいる。座卓ならばどこの会話にも所属していない。会話に割って入るなんてとうてい出来ない。ぽつんと存在しているだけ。あーあ。だから嫌いなのだ、懇親会は。

三つ目は、共通の話題として話される内容が、共通の知人の悪口か、聞くに耐えない下ネタになる点だ。これは結局のところ、懇親会で大した話はしていないということだろう。時間返せ。

もちろん、社内のよくわからない飲み会も同様である。こんなことを挙げつらってごちゃごちゃ言うなよと思われるかもしれない。しかし、私はつまらない人間なのだ。つまらない人間は飲み会が無くても楽しく生きていける。それを知ってもらえたら幸いである。

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