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第七十六段~Fitbitで自分測り~

スマートウォッチを買った。Fitbit charge 5という機種だ。某リンゴ時計ではないので、機能はそこまで多くない。運動記録が主な目的だ。ランニングに行くときにスマートフォンは重過ぎるのだ。そこでGPS付のスマートウォッチを取り入れた。それに付随して、睡眠ログを取れるようになった。これがすこぶる面白い。

いい睡眠だったか否かはそれまで感覚的にしか分かりえなかった。布団に入った時間は覚えていても、本当に入眠したのはいつか。そんなのわかりっこないのだ。ところが、スマートウォッチを付けていれば、何時に寝たか丸わかりである。また、睡眠が深い状態だったか、レム睡眠か、一時的に起きていたか、そんなことまで分かるのだ。

では、良い睡眠ばかりになったかというと、まったくそんなことは無い。結局、熟睡率を上げるためには、己で環境を整える努力が不可欠なのだろう。例えば布団に入る時間を毎日そろえる。そこから逆算して2時間は飲み食いしない。風呂につかる。寝室の温度はエアコンで管理する。挙げたらキリのないこれらのパラメータを自分好みに調整しつくした先に熟睡パラダイスは待っている。スマートウォッチはそこに向かうための道のりで、コンパスとして微力ながらも確かに寄り添ってくれることであろう。

というわけで、スマートウォッチを着けてみて思ったことをつらつらと書いた。もっと早く買ってもよかったなと思う一品である。ついでに、時計をつける習慣が戻ってきたのも地味にうれしいかもしれない。興味があれば、是非お手に取ってみてほしい。


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