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勉強が苦手な方へ。長く勉強を続けるためには?part2

15回目の投稿です。ことのはです。

前回の記事の続きになります。

4.勉強のやり方を見直す

4つ目は「勉強のやり方を見直す」ことです。自分がどんな勉強方法で取り組んでいるのか一度立ち止まり、確認してみましょう。実践してみて個人的に効果があった方法を紹介します。

①1日の中でこれだけはやりきることを1つ決める

まず「さぁ、勉強を始めよう!」と思った時、1日の中でこれだけはやりきることを1つ決めます。前日に決めておいて、当日はすぐ勉強を始められるよう準備をします。

例えば「テキスト1~10ページを読み切る」「作文の下書きを終わらせる」など、1つだけ決めます。できれば、その「やりきること」から勉強を始めましょう。当たり前なことですが、最初に始める勉強が、一番集中力のある自分で取り組むことができます。後回しにすればするほど、どんどんやりたくなくなるため、考える隙を与えずに勉強に取り組む方が進みやすいです。

②タイムリミットを決める

次は、タイムリミットを決めることです。勉強時間が長く確保できていれば、勉強が進むかと思えば、そうではありません。長く勉強時間があったとしても、だらだら終わってしまうことがあります。そのため、勉強時間よりもタイムリミット(勉強を終える時間)を決めて取り組むと、集中力ややる気が違います。タイムリミットを決めることで「その時間までに終わらせなくちゃ」という妙なスイッチが入り、集中力を維持しながら勉強ができます。私はアルバイトが夕方から入っていることが多いので、強制的に外に出かける用事があると、それも一つの区切りになります。勉強を終える時間を決めた方が短い時間でも集中して勉強することができます。

③勉強したことをアウトプットする

次は、勉強したことをアウトプットすることです。勉強したことを自分の頭の中に入れておくだけではなく、それを外に出していきましょう。私はテキストを目で読むだけだと頭に入らないので、声に出して読んだりノートに書いたりしています。また、学んだことを相手に説明することも、自分がちゃんと理解をしているのか確認できます。

④小さな思い出す時間をつくる

次は、小さな思い出す時間をつくることです。これは、通信講座で学んだのですが、何度も繰り返して、思い出すことが大事です。勉強は前回の記事に書いたとおり、勉強時間のみで行うのではなく、生活に溶け込ませることをおすすめします。そのすきま時間を使って、暗記したことを思い出してみましょう。「今日はこんな勉強をしたな~」「ここ重要なポイントだったな~」など、思い出す時間をつくることで、少しずつ頭の中に記憶として残っていきます。私も経験あるのですが、自分の好きなものは特に努力しなくても、頭に入っていることが多いです。それは、自分が調べたり情報を集めたり、自分が好きなことに対して考える時間が多く、何度も1日の中に思い出しているからだと思います。勉強も同じで、10秒でも思い出す時間をつくると、暗記する時間をつくらなくても自然と頭に入っていることがあります。重要なのは、思い出す回数だと思います。

⑤体を動かしながら、勉強する

最後は、体を動かしながら勉強することです。特に、じっとしているのが苦手な人、体を動かすのが好きな人、長時間集中できない人におすすめです。ずっと椅子に座っていると、体が痛くなったり、同じ姿勢でいるのは体によくないです。個人的な感想ですが、ストレッチをしながら、簡単な筋トレをしながら勉強した方が頭に入りやすい時がありました。

5.休憩の取り方

5つ目は「休憩の取り方」です。今まで自分がどんな休憩をとっているのか考えたことがありませんでした。でも、なぜか休憩後、日によって集中力が違い、自分がどんな休憩を取っているのかで、休憩後の勉強にも影響を与えているように感じました。

小休憩

ここでは、小休憩とは10分程度の休憩と考えてください。集中力が切れた、トイレに行きたい、勉強の区切りがついたなどのタイミングです。この小休憩の時間でやっていただきたいことは、必ず1回イスから立ち上がることです。私は、用事がなくても、イスから立ち上がり、部屋をぶらぶら歩いています。勉強している時って肩に力が入っていたり、緊張していたり、体が硬くなっています。また、イスから立ち上がることで、腸に刺激がいき(私の場合)便秘の解消にもつながりました。

休憩

次は、休憩です。ここでは、食事を取ったり、TVを見たり、いわゆる1時間以上の長い休憩のことです。私はこの過ごし方によって、休憩後の勉強や仕事に戻った時の集中力が変わってくると感じています。どれだけ休みの時間に、勉強のことを考えず、どれだけリフレッシュできるかが大事です。自分の小さな楽しみをつくっておきましょう。

6.自分の気持ちを確認しながら勉強する

勉強をやりたくないと感じている時って、勉強を始める前に「やる気が起きない」「めんどくさい」という気持ちが出てくることが多いです。でも、実際に勉強を始めてしまえば、意外とスムーズに進むことがあります。勉強を始める前の気持ちばかりに注目しないように「まずはやってみよう」と軽く始めてみるといいかもしれません。勉強を始めてみて、やっぱり頭に入ってこないと感じたら、やめればいいのです。

でも、じゃあ1日やる気が起きないかというとそうではなく、時折「今なら勉強できそう!」という気持ちが出てくることもあります。そんな時は、タイミングを逃さずに取り組んでみましょう。自分が今どうしたいのか自分で気づくことができたらいいですね。

まとめ

今回は、勉強を長く続けるための方法を紹介しました!いろいろな方法を試してみて、自分に合うか確かめることで、ぴったりな方法が見えてくると思います。

また、新しく勉強を始める時、学ぶことを恐れてしまうことがあります。「続かなかったらどうしよう…」「お金もかかるし」などの意見が湧いてくるかもしれませんが、自分が「面白そう!」「学んでみたい!」というものに出会えたのなら、学んだ方がいいと思います。自分が学んでみたいものに出会えたこと自体、貴重です。勉強とは、その分野に対して深く掘っていくことだと思っています。やってもいないのに合わないと感じるのとやってみて合わないと感じるのは全然違います。自分の学んでみたいという気持ちを大切にしてください。

勉強は急にジャンプアップすることはできません。毎日コツコツ続けていくことで、身につきます。私も自分の今の現状に焦ったり、不安を感じることが多いですが「自分の今できることを精一杯取り組めばいい」という前職の上司の言葉を大切にしています。一気に難しいことに挑戦しようとしても、現実的ではなくて、動けなくなります。今の自分ができることに注力していきたいなと思います。

ことのはさら

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