見出し画像

勉強が苦手な方へ。長く勉強を続けるためには?part1

14回目の投稿です。ことのはです。

私は今、カウンセラーになるために毎日コツコツ勉強しています。自分にとって興味がある分野なので、学生の頃よりも、勉強はスムーズに進んでいると思います。しかし、日によってどうしてもやる気が起きない時、モチベーションが上がらない時があります。私は週3回のアルバイト以外は、勉強時間を十分に確保できるのですが、それでも頭がぼーっとしたり、気持ちがついていかない日があります。

「勉強を無理なく長く続けるためにはどうすればいいのか?」自分の今のテーマだと思い、記事にしていきたいと思います。

継続するという壁

新しいことを始めるのは、大人になればなるほど、挑戦しづらいように感じています。「すぐ飽きる」「1週間でやらなくなる」など、たとえ始めても続かない...。それを何度も繰り返していると「始めてもどうせ続かない」という言葉が頭に浮かび、挑戦さえしなくなるという現象に陥りました。自分にどんどん自信が持てなくなるのです。

でも、よーく考えてみると、その挑戦を繰り返すことで、自分に合う合わない、好き嫌いがわかります。何度も挑戦を繰り返して、本当にやりたいことや学びを深めたいと思うものに出会ったとき、やる気が起きないだけで勉強をしない、やめてしまうのは、もったいないです。

noteを始めた時、最初は「頑張るぞ!」と気合いが入っていましたが、少しずつ熱意という炎は小さくなり、4か月経った今、その炎が消えかかっています…。その炎が消えないように細々と続けていくことが重要なのです。

そのために、私の経験も含めて色々な方法を書いていきたいと思うので、ぜひ参考にしてみてください。

1.勉強を始める前の心構え

1つ目は「勉強を始める前の心構え」からです。今まですぐ勉強に取りかかろうとしていましたが、勉強を始める前の準備が重要です。まず、確認しておきたいポイントが3つあります。

ポイント
①なぜこの勉強しているのか
②1か月ごとの目標をつくる
③勉強のモチベーションはどこかで下がるものだと覚えておく


①なぜこの勉強しているのか


根本的なことですが、勉強を続けていると「何でこんな勉強しなくちゃいけないのだろう…」「これやっていて意味あるの?」など疑問が出てくることがあります。勉強が進めば進むほど、自分がなぜこの勉強を頑張っているのか分からなくなります。

そのため、誰のために頑張っているのか、自分が何に対して頑張っているのか目的を見えるようにしておきましょう。例えば、メモやノートに勉強している理由を書きます。私の場合は「カウンセラーになるため」「自分の働き方を変えるため」「自分の興味がある分野で働きたいため」など。

勉強している意味や理由が分からなくなったら、書いたメモやノートを見返して、すぐに思い出せるよう準備しておきます。

②1か月ごとの目標をつくる


次は、目標をつくります。私は1か月ごとに、2つの目標をつくり、月末に振り返りと来月の目標を作成しています。やはり、目標がないとどこに向かって歩めばいいのか分からなくなるので、目的地をはっきりしておきます。

方向性を見失わないように、目的地(ゴール)を作成しておきましょう。また、目標作成するときは、基準として、1つは達成できそうなもの、もう1つは力を入れれば目標達成できそうなものを選ぶようにします。

今の自分から遠すぎる目標を設定してしまうと、全力を出しすぎて疲れ切ってしまいます。今の自分でも目的地に到達できそうなのか、どれくらい頑張れば目的地に着きそうなのか、自分の歩くスピード(勉強の進めるペース)も一緒に考えてみましょう。山登りをイメージすると分かりやすいかもしれません。

自分が今どの地点にいるのか考えて、目標を設定します。
この目標作成は、意外と難しく、私も毎月頭を悩ませています。

③勉強のモチベーションは下がるものと覚えておく


最後は「モチベーションは下がるものと覚えておく」ことです。私はここを何も考えていませんでした。目標を達成している人は、毎日やる気に満ち溢れていて、テキパキこなすものだと思い込んでいました。モチベーションが下がっているのは、自分の意志が弱いからだと思っていたのです。

でも、人は日々気持ちが揺らいでいます。モチベーションをいつまでもキープしづけることは難しいです。いつのまにか、ネガティブ思考になっていたり、自分を責めている時もあります。

考え方として「モチベーションは下がるもの」という前提を持ち、モチベーションが落ちたらどうするかを考えておきしょう。

そのために、まずはモチベーションリストをつくることをおすすめします。寝ること、食べること、運動すること、趣味を楽しむなど、自分のモチベーションが落ちた時、どのような行動をとれば、元気になれるか考えてみます。モチベーションが落ちたら、リストを見返して実践してみましょう。ずっとやり続けるのではなく、時には息抜きや気分転換が必要です。

勉強は長期戦なので、短い時間でも必ず1日のどこかで勉強する時間をつくるのがベストです。できれば、習慣にすることを目指すのが負担なく実施できるコツだと思います。

2.生活リズムに勉強を溶け込ませる

2つ目は「生活リズムに勉強を溶け込ませる」ことです。勉強と生活を切り離さずに、自分の生活リズムのどこに勉強を溶け込ませるかを考えます。会社員であれば出勤・退勤時間がありますし、人によって生活リズムが違います。そのため、新しく勉強時間を確保するより、自分のすきま時間を探す方が始めやすいと思います。電車の中、トイレ、お風呂、寝る前など自分の生活リズムにはまる学習方法を探しましょう。

また、自分が勉強しやすい時間帯を知ることも大切です。

1日の中でやる気と集中力が高まる時間帯は朝だといわれています。特に朝目覚めてからの3時間は「脳のゴールデンタイム」と呼ばれ、集中力が最高レベルに達します。

時間の超基本

一般的に言われているのは、朝の時間です。私もさまざまな時間帯で勉強してみましたが、一番集中力が上がるのは午前中でした。朝起きたら、なるべく早く勉強できるよう習慣にしています。ですが、人によって夜が集中しやすいとか、休日のお昼が集中しやすいなど、自分で試してみるのが一番いいと思います。

3.勉強する環境を整える

3つ目は「勉強する環境を整える」ことです。
まず、ポイントを確認しましょう。

ポイント
①勉強する場所
②水分を取る
③音楽の活用
④自分と同じ仲間を探す


①勉強する場所

まず、勉強する場所についてです。リビング、自分の部屋、喫茶店、カフェ、ファミレス、図書館など、自分の集中しやすい場所を探します。自分が集中しやすい環境を知っておくことで、勉強に取り組みやすくなります。

また、周りの音にも注目します。環境音、周りの人の声など、勉強の妨げにならないか、気にならないか確認します。静かなところがいいのか、ガヤガヤしているところがいいのか、周りも勉強している環境がいいのか、喫茶店のような雰囲気が好きなのか見ておきましょう。

②水分を取る

次は、水分についてです。みなさんは、水分を取りながら勉強していますか?私は意識をしないと積極的に水分を取れないため、必ず飲み物を準備しています。勉強に直接関わりがないように思えますが、勉強に集中するあまり、水分を取るのを忘れ、いつのまにか頭がぼーっとしている時があります。最初は勉強疲れかと思っていましたが、水分不足で頭が働かないこともあるので、小まめに水分を取れるよう近くに飲み物を準備しておきましょう。

人間は1日2.5L水が必要です

厚生労働省

③音楽の活用

次は音楽の活用です。私は音楽を聴くことが好きなので、集中力が切れたと感じた時に音楽を聴くようにしています。これも、ずっと音楽を聴いている方が集中しやすい人、音楽を聴くと気が散るから聴かない人など、人によって変わってくると思います。

そのため、参考程度ですが、私の場合はBGMやサウンドトラックをよく聴いています。歌詞がある曲を選んでしまうと、その歌詞に注意が向いてしまい、音楽を聴くことに集中してしまいます。あくまで、音楽は勉強に集中するために活用しているので、自分の気持ちが音楽に向きすぎないよう注意しています。音楽の影響を受けやすい私にとって選曲は難しく、音楽を聴いたことで勉強の集中力が欠けてしまうこともあります。でも、音楽を聴くことで、気持ちが楽になったり、前向きになれたりすることもあるので、状況に合わせて活用していきたいと思います。


音楽を聴くについては別の記事に詳しく書いています。

④自分と同じ仲間を探す

最後は、自分と同じ仲間を探すことです。私は会社を辞めたので、一人で過ごす時間が多くなり、孤独感を感じることがあります。なので、周りに同じ状況の人がいないと不安を感じることがあります。同じ境遇の人を探して「自分一人ではない、みんな頑張っているんだ!」と励みにすることも一つの方法だと思います。


今回はここまで。
次回「勉強を長く続けるためには?part2」をお届けします。
勉強のやり方、休憩の取り方などお話していく予定です。

ことのはさら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?