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2020年2月25日 01:18
彼女は春が似合うそう思っていた僕が彼女に一目惚れしたのも、桜並木が満開だった頃だった桜のピンクと彼女の肌がよく馴染んでいた事を、今でも鮮明に覚えている出会ってから9ヶ月後に付き合いはじめた彼女に一目惚れした時の話をすると、彼女自身春が1番好きだと、答えていたなんとなく直感が通じ合ったようで嬉しかった彼女と付き合いはじめて、はじめての春が終わった夏の気配がやってくると同時に、少
2020年2月25日 00:03
気づいてしまった私、ずっと好きだったんだ日常で会うことがなくなって1年が経ち、飲み会で再開すると変わらない笑顔が見られた憧れの先輩には変わりなく、今もあのきれいな彼女さんと遠距離恋愛が続いているらしいもう4年の付き合いだそうで会社でのお仕事も順調なようで、就活に使えそうな情報を教えてくれた相変わらずちゃんと目を見て話してくれるし、話を聴いてくれるあの時から変わらない、人として
2020年2月14日 21:52
毎日が色づいていたあの頃、それでもなお死にたいと思っていた時、今思えば誰よりも何よりも、私は輝いていた。今になってみると、教室の椅子と机はもう小さくなったけど、あの床と擦れる音は何も変わっていなくて、ただ私の足音が変わってしまっただけだった。あの時入れなかった扉の先も、今は未知で満ちていなくて教科書の中の世界になってしまった。あの時抱いていた感情も、使い慣れたシャンプーで、なかなか変えられず