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2020年1月17日 03:42
僕は今日も1人で眠りにつく。彼女が居なくなってからはずっと、毎日同じような生活を送っている。正直、生きる気力をなくしたみたいだ。隣には誰も居ない。ずっと居て欲しいと思っていた人が居ない。ずっと隣にいてくれると、約束した人が居ない。こんな悲しい事なんて他にないよな、と心の中で彼女に語りかけてみても、返事が帰ってくるはずもない。部屋はまだ彼女が居た時から、何も変わっていない。時折
2020年1月17日 03:18
私の横で眠る人は、いつも目が合わない。「どこみてるの?」私が聞いても、いつだって返事はなく、ただ焦点の合わない目で見つめるだけ。今日だって、私の事をほったらかして寝てしまった。いつからこうなってしまったんだろう、寂しいなぁ。いつだったか、彼が私の手をとって「ずっと隣にいてね」と言ってくれたことがあった。彼はずいぶんと寂しがりやだった。私はその約束を守って、今でもずっと隣にいるけど、
2020年1月14日 16:52
今日も私の鼻はよく働くのね。匂いは人の記憶にへばりつくの。そんなことは知っているし、思い知らされているわ。いつまで経ってもあの人のことが忘れられないの。あぁ、あなたはこんな事思ってもいないのよね?なんの意図せず発した香りで、私を苦しめるのよね?本当に罪深い人よ。あなたの匂いがするたびに、私の頭は固まってしまうの。無意識に探してしまうの。私だけが、探してしまうの。あ
2020年1月14日 01:33
誰かに気持ちを渡しても隣にいてみても頑張ってみても私が選んでもらえることはなくてただ、ひとりが強調される夜になると寂しさばかりが募って窓も開いてない暖かい部屋も寒く感じる布団にくるまって明日を待つことも悲しくなっていっそ居なくなってしまえればいいのにあぁ愛されたいなひとりを抜け出したいなそれが出来ないのならもう透明人間にでもなってしまいたい誰も私を知
2020年1月5日 01:24
立場が違っても次元が違ってもあなたの偽りの一面しか見ていなくても全部ひっくるめてあなたが好きです叶うはずのない恋もあなただから楽しめるのですどうか幸せになってくださいできれば私と
2020年1月3日 22:22
朝、私はまた眠りにつく。もしかしたら昼かもしれないし、夜かもしれない。でも、みんなが朝だって言うからこれは朝なのだろう。 時計の短針が第四象限までくると、私は家路につく。時計はいつも弛むことなく、テンポも歩幅も崩さず歩き続ける。私は何度この時を待ち続け、この時を迎えなければいけないのだろう。時計が進み続けるが故に、私は前に進めない。いっそ逆走してくれれば、前に進めるのに。それで