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レバノン料理に魅せられて

偶然の出会い。朝10時のレバノン食堂

ある平日の朝、荷物を発送しに行った。ラベルを印刷したり、その荷物が重かったりと、結構エネルギーを使って、朝5-6時台に朝ごはんを食べる私は10時くらいに小腹が空いた。
それほどがっつり食べられるわけじゃないし、コーヒーやカプチーノ、ケーキは最近受け付けないし、なんだか違う気がする。

なんだかフレッシュなものが食べたい。

ふと目の前にアラビア語のガラスのショーウィンドーが見えた。
ここはレバノンの軽食屋さんらしい。朝10時だけど、すでに開いている。
お客さんは誰もいない。食べるか食べないかはとりあえず入ってから決めよう。

思い切ってドアを押す。

前菜プレートを交渉して半人前を半額で

メニューの中で目を引いたのはスターターセット。5つの前菜に薄いパンがついて10ユーロ。前菜はフムスとかナスのピュレとかサラダとか、まさに私が求めていたもの。パンもグルテン感が弱そうでいい感じ。

そんなに量はいらない。
私は半人前で料金も半額にしてもらえないか頼んだら、快諾してもらえた。
やったあ、何事も挑戦してみるものね。

色と香りとテクスチャに恋

プレイリストに入れておいた小野リサのボサノバを聴きながら、
異なるペーストを試す。いろんなカラーが目に飛び込んできて、フードにはみずみずしさがあって美味しい。味付けも酸味があって爽やか。
パプリカとかナスの味、美味しい。ああ私野菜大好きなんだ。

レバノン料理っていいな。ケバブみたいに肉肉しくなく、ファラーフェルみたいに胃にずっしりとこなく、華があって粋。
和食とのコラボもできるんじゃないかって思った。レバノン懐石料理とかね。

レバノン料理に恋をした。私にいろんなひらめきを与えてくれる。

日本だと中東系の料理ってあまり食べられない。帰国前に中東料理を堪能しておこうと思う。それから自分でも作れるようになりたい。
そんなふうに思いながら「レバノン料理」というキーワードでいろんなメディアをザッピングする最近です。

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