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雨と喧騒の渋谷【写真30枚】

前職が渋谷だったり、居住地がほぼ渋谷であったことから毎日のように渋谷周辺を練り歩いていた。それから何年かの月日が経ち、様々な環境の変化が起き、全くと言っていいほど渋谷に訪れることはなくなっていた。

そんなある日、以下の渋谷を題材にした写真展を見に行くため雨降る渋谷にに久々に訪れた。

本展では、1960年代〜90年代までの渋谷の街角を撮影した写真300点を展示いたします。各写真には、撮影場所と同じ地点へのGoogleストリートビューにリンクするQRコードが添付されており、古い街並みを見るだけでなく、今日の見慣れた渋谷の風景と見比べることができる展示となっています。

渋谷アーカイブ写真展/SHIBUYA PHOTO ARCHIVE EXHIBITION

本題に入る前にまずは軽く写真展の感想について

写真は全て古いけど、Googleストリートビューを活用して撮影された同じ場所の現在の風景と見比べることができるようになっていて面白かった。写真に添えられたセンテンスには時代背景と当時を知る住人から聞き込んだというコメントやプチ情報が詰め込まれていて中々次の展示写真に進めないほどに情報量が豊富。自分が生まれる前の渋谷の街を眺めて、懐かしいというよりも新たな世界という感じがして新鮮だった。

記録写真の凄みをまざまざと見せつけられた素晴らしい写真展でした。

そんな写真展に足を運ぶついでに撮った渋谷の写真です。

渋谷の街をじっくり歩くのは久々。
久々と言っても所用で寄ったり、乗り換えで使用することはありますがその度に景色が変わります。

今で言うと、12月1日から新たオープンする大型複合施設「渋谷サクラステージ」が注目ポイントでしょうか。東急不動産がこれからの変わる渋谷を象徴とする常設の衣料品店がない商業エリア、エンターテインメント企業の誘致に力を入れたオフィスなど、約2000億円を投じたと言われています。

「渋谷サクラステージ」周辺の東急グループが関与している渋谷ヒカリエ、渋谷ストリーム、渋谷フクラス、渋谷スクランブルスクエアと合わせて渋谷全体の魅力を向上させる目論見らしく、新たにどんな街へと変貌を遂げるか楽しみです。

今回、撮影に用いた機材の紹介です。

カメラはFUJIFILM X-T5

レンズは2本の単焦点レンズを持っていきました。

まずはXF50mmF1.0 R WR
カメラやレンズに詳しい方ならわかると思いますが、F1.0のロマンレンズです。

価格は恐ろしいほど高いですが、その圧倒的な描写力は他のレンズでは到達できない威力がありました。

このレンズについては以下の記事で詳しくレビューしているので、どんな写りをするか、気になった方はぜひご覧ください。

雨ということでさすがに小型なレンズも使いたいということで、念のためXF27mmF2.8 R WRというパンケーキレンズも持っていきました。

執筆を進めるにつれて、渋谷の撮影記を以前に書いていたことを思いだしました。

note様公式の「今日の注目記事」と「地域・行政ピックアップ」にもセレクトいただき、今までリーチされることがなかったであろう方含め、本当に多くの方に読んでいただきました。

このときは朝の渋谷の撮影記で、今回は雨の渋谷。天候はもちろんですが、前回から1年半以上経過したこともあり、写真の写りも変わったことも相まって全く別の街として映っていることを期待しています。

あまりSNS等に載せないのですが、実はあえて少し解像度を下げた写真もよく撮っています。
構図は組み立てますが、作り込みすぎず視界にぼんやり写っている光景をそのまま切り取る。目にセンサーとレンズが付いている感覚で撮っていくことがポイントです。

記事を読んでいただきありがとうございました。
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