のびパパ

4人の子どもとウサギとカメとB型の妻を持つ40代の外資系企業のリージョンマネージャーで…

のびパパ

4人の子どもとウサギとカメとB型の妻を持つ40代の外資系企業のリージョンマネージャーです。受験やキャリアデザイン、などをベースに綴っていきたいと思います(^^)

マガジン

最近の記事

『マネージャー』より『リーダー』が求められるようになる

最近、「マネージャー」よりも「リーダー」が求められているように感じます。 実は「マネージャー」になるのはさほど難しくないのではないでしょうか。理論的かつ論理的であり、数字に強ければ大抵の人はマネージャーになれます。実際に多くの管理職はKPIの管理や、会社のターゲット(予算)に対するGAPを把握し、自チームのビジネスを会社の戦略に則りながらドライブするだけで「良いマネージャー」になれると思います。 しかし、単にロジカルで数字に強いだけでは人やチームを「リード」することは容易

    • 業務改善ってどうやるの?(概要編)

      いろんな方へ私の経歴を話すと、業務改善や利益改善(赤字事業を黒字化させる)をどのように取り組んだのか質問されることが多いです。そこで私の経験やMBAで学んだ要素を盛り込みながら、数回にわたって記事にしたいと思います。 業務改善の意義企業にとって継続的な利益を出すことは当然の宿命です。赤字続きの会社では、自社で掲げているミッションやビジョンの達成はかなり厳しくなります(戦略的に赤字にしている企業は除く)し、従業員の雇用も守れなくなります。また、利益が少なければ当然、会社として

      • 転職活動のティップス・ヒント

        私はこの18年余りで6回も転職していますので、今日は私が使ってきた媒体やエージェントのメリット・デメリットや面接などでのティップス(ヒント)をご紹介していきたいと思います。 転職サイト最大のメリットは情報量が多いことですが、そこから面接に至ったのはほんの数件です。恐らく100社以上、応募していますが、サイトから実際に入社まで至ったケースは1件です。 転職サイトは簡単に応募できるため、恐らく同じ案件に対して相当数の応募があるため、募集企業側としては書類選考は機械的に行うこと

        • 高校受験に挑む親御さんへ

          幼稚園からアメリカンスクールに通い、中学をオーストラリア、高校から大学までアメリカに留学していたので、私自身は日本での受験経験がありません。 しかし、4人の子がいるので、自ずと受験を追体験します。 そこで、日本の受験と「偏差値至上主義」についてという記事にも書きましたが、日本の受験に対する考えに違和感を抱いています。 高校受験がゴール化してないか?塾の先生や、周りの親御さん、そして子供らの友達の話を聞いていると、総じて高校受験がゴールになってないか?と感じます。 とり

        『マネージャー』より『リーダー』が求められるようになる

        マガジン

        • キャリアデザイン
          9本
        • 子育て、教育
          6本

        記事

          転職によるキャリア形成

          2002年に社会人になってから、この18年間あまりで7社で勤めてきました。6回も転職する人は日本ではかなりの少数派だと思いますし、海外でも若干、多い方だと思います。 普通に考えると社会不適合者ですし、「こいつ、長続きしないんだな」と思われても致し方ありません(笑) ただ、私にとって転職は自分のキャリア形成には必要なもので、意図的に多くの企業で働いてきました。 そこで、今回は転職を通じた私のキャリア形成について書きたいと思います。 私の「転職思考」のルーツ『お姉ちゃんが

          転職によるキャリア形成

          効果的な 1 on 1(ワン・オン・ワン)が難しい理由

          最近、いろんな会社で 1 on 1 が流行り言葉のように使われていいますが、効果的な(意味のある)1 on 1 ができているマネージャーはどれだけいるんだろ? 前職も今も外資系ですが、1 on 1 は必ず行われます。日系企業だと大体1ヶ月に一回か、四半期に一回程度が多いみたいですが、私の経験上、外資では週一か隔週であります。ただ、「意味のある効果的な 1 on 1」ができていると部下が感じているケースは周りでもなかなかいません。 それだけ、1 on 1 が難しいということ

          効果的な 1 on 1(ワン・オン・ワン)が難しい理由

          学校の勉強は大事だけど、全てではない

          私には子どもが4人いますが、正直なところ、4人ともみんな勉強があまり好きではないみたいです。まぁ、私自身もあまり好きじゃなかったし、まともに努力したのは大人になって通った大学院(MBA)のみですから、気持ちはすごくわかります。そして、今のところ、そこまで気にしていません。 学校の勉強はできた方がいい。だけど、それが全てではない。 私が勉強が好きじゃなくなったきっかけ小1年の時に担任の先生に「○○君は字がすごくキレイだね。ほら、みんな見てごらん!」ってクラスのみんなの前で褒

          学校の勉強は大事だけど、全てではない

          『サービス』の本質から『競合』を考える

          「おたくの競合は?」と聞かれたり、「競合他社のベンチマークをしよう!」など、ビジネスパーソンなら一度は耳にしたことはあるんじゃないでしょうか? 恐らく多くの人は同じ業界の企業を思い浮かべると思います。例えばコンビニで言うとセブンイレブンの競合はローソンやファミリーマート。ITの会社であれば他のITベンダーであったり、コンサルであれば他のコンサル会社。 でも、本当に『競合』ってそれだけでしょうか? 組織はみな『サービス業』私は元々、不動産会社からコンサル、そして小売業界へ

          『サービス』の本質から『競合』を考える

          英会話を簡単に身につける方法

          よく周りの人から「どうやったら英語が上達しますか?」と聞かれることが多いのですが、意外と簡単なんです。 おすすめ1:英会話を鍛えたいなら海外の映画を観る生きた英語を身につけたいなら、映画に勝るものなし!2つのポイントさえ抑えれば、簡単に英会話を身につけることができると信じてます。 ポイント1: 字幕をフル活用すべき! 好きな映画を何度も見れる人であれば、まずは日本語吹き替えでも日本語のサブタイトル(字幕)でも構いませんので、ストーリーを把握してください。 次に観る時に

          英会話を簡単に身につける方法

          なぜ英語力を養う必要があるのか?

          幼稚園からアメリカンスクールに通い、中学はオーストラリアへ移住し、高校から大学までアメリカへ単身留学した私にとって日本の方から言われる「英語うまいですね」は昔から褒め言葉ではなく、むしろ英語以外の価値を見出せてもらえてないというコンプレックスでした。 4つの日本企業と3つの外資系企業に勤めてきましたが、ほぼ例外なく「のびパパさんって英語めちゃくちゃすごいですよね」と言われてきた。そして毎回「あぁ、ここでもそれだけなのか、、、」と嘆いていました。 それでも、子どもたちには英

          なぜ英語力を養う必要があるのか?

          MBAの本当の価値ってなに?

          MBAとは?Master of Business Administrationの略。経営学の修士課程である。主に外資系企業で、ある一定以上の役職に就くために必要な要件の一つである場合が多いため、就職・転職活動において書類選考は他の候補者よりも比較的通りやすいと思われる。日本での認知度や広がりは増えつつはあるものの、欧米諸国と比べてまだまだ発展途上国と言えるだろう。 日本におけるMBAホルダーのイメージ   「横文字を連発しながら偉そうに机上の空論を言う連中でしょ?」  

          MBAの本当の価値ってなに?

          日本の受験と「偏差値至上主義」について

          幼稚園から小学校まで日本でアメリカンスクールに通い、中学は家族でオーストラリアに移住し、高校から大学までアメリカへ単身留学した私にとって、日本の『受験』は未知の世界でした。そして去年、長女の高校受験を通じてちょっとした疑問が浮かびました。 「なぜ、日本人は偏差値が少しでも高い学校に子どもを入れたがるのか?」我が家には4人の小〜高校生の子どもがいますので、全員大学まで通わせるとなると、最低でも8回受験させないといけません。そこで子どもたちに伝えているのは、 偏差値の高い高校

          日本の受験と「偏差値至上主義」について

          転職する際の判断基準について

          小さな街の不動産屋でスタートさせたキャリアも、今では7社目となりましたが、やっと一生、働きたいと思える会社に巡り合いました。そこで、自身の経験から転職する際の判断基準について書きたいと思います。 多くの人にとって人生の大半を占めるのが職場です。その職場でどのようなジャーニー(キャリア)を歩むかを考えたとき、やっぱり自分が一番幸せになれそうで、やりがいを持って働けられる環境がいいですよね。私自身が仕事を選ぶ際に重視するポイントは4つです: 1. 子どもたちに胸を張って語れる

          転職する際の判断基準について