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転職する際の判断基準について

小さな街の不動産屋でスタートさせたキャリアも、今では7社目となりましたが、やっと一生、働きたいと思える会社に巡り合いました。そこで、自身の経験から転職する際の判断基準について書きたいと思います。

多くの人にとって人生の大半を占めるのが職場です。その職場でどのようなジャーニー(キャリア)を歩むかを考えたとき、やっぱり自分が一番幸せになれそうで、やりがいを持って働けられる環境がいいですよね。私自身が仕事を選ぶ際に重視するポイントは4つです:

1. 子どもたちに胸を張って語れる仕事か?

2. 人に感謝されそうな仕事か?

3. 自分にとってチャレンジングな(自身を成長させてくれる)仕事か?

4. 自分の人生をより豊かにするために必要な経験か?

これら4つのポイントにYESと答えられれば、最後に給与を考慮します。なぜなら一生懸命、夢中になって仕事に没頭できなければ、入社時の給与を上げることができないからです。逆に言ってしまえば、一生懸命、夢中になって仕事に没頭できれば、後からでも給与はついてくる。当たり前のようですが、実はそれを基準に転職を考えている人を私はあまり見たことがありません。

そして入社する際に、毎回、その会社で得たい経験と働く期限を設定します。「得たい経験」とは、自身のキャリアゴールをイメージしたときに、

『ゴールに辿り着くために「今の自分」に必要な経験と知識はなんだろう?』

のことです。次に、その経験と知識を得るために今の自分にとって必要な「最短の期限」を設定します。そうすることで、与えられた仕事のアウトプットと、知識と経験のインプットのサイクルが何も設定していない人よりも高速で回ります。あくまで経験則ですが、明確な目標があることの副産物として得られる人脈や知識が格段に広がったり、深まったりします。不思議なことに、得たいと思う情報って、強く願っていれば自然と入ってくるようになるんですよね。恐らくその「情報」や「人脈」に対する感度が研ぎ澄まされてくるのだと思います。

最後に、当初設定した「得たい経験と知識」が十分に得られ、キャリアデザインに照らし合わせたときに、また次なるステージが見えてくると、「ここで更なる経験を求めるか?それとも転職すべきか?」を考えるようになります。

私の場合は、転職を選びます。シンプルに、違う会社で働くことで新たなカルチャー(社内風土)や上司、仲間、取引先、などに出会えるからです。同じ会社で勤め上げるのも素晴らしいことですが、私にとってはそれ以上に、いろんな企業文化に直接、身を投じることの方が「予期せぬ」経験と人脈を得られやすいと信じているからです。

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