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2022年9月29日 19:05
様々 虫の音色が響く夜灯りの下、私は微かな期待や静かな呼吸のなか、賑やかに唄う虫達を網で掬って何となく昔に戻った振りをする 振りだけする子どもの頃、よくしていた虫とりも、しなくなったな夏は優しくて、どこか寂しいからやっと飲める様になったビールを 口に傾ける涙が出そうでも、月が拭ってくれそう灯ろうを浮かべて遠く夏祭り、街がなつかしい私の蒼さの全てと透明さ
2022年9月27日 19:10
純文学の方に行った猫僕の横目に風の種が笑ってます純文学の方に行った猫書店の扉 開けて僕の論理や感情は蕾です起床して読む本に君を感じます僕の論理はいまだに未熟です深く炒って その時を見出してます見上げる 果実の時雨 雨予報瓶に入れて 飲み干す人たちよ俯く 思わぬ暗幕 曇天の実が空に生えていく いきます夏終い 笹舟がひとつ浮かんでる純文学の方に行った猫僕の横目
2022年9月25日 21:05
弾けた水の粒が、以前の記憶と共に遠目に行かんとしてる朝明けに夜に冴える眼で、ふと戯けてみせた星座がぶれて、空に朝を招いた揺れていく朝に揺れていく、その振動は光となり水辺に灯る遊んだ水の粒が、以前の言葉と共に遠目に行かんとしてる朝明けに意味を手に戯けてみせる魂に私もぶれて、青く煌めいていく様long deep night..it's like a moment.
2022年9月22日 21:19
"あの星座の名前は何?"夜空に指を向けて話す君細かく星を見ることはそういえばなかったな蠍、魚、羊たち流れ星を手に遊んでる星の刹那の更なる刹那くらいの僕やこの陸は透き通った形だけれども時々、暗がりが沁みていく笑った顔も むかしの方へ行ってしまいそう"哀しい顔しないでよ"そう横から君の声夜空の星とどこへ行こうどれくらい遡れば僕は星々を知れるのだろう永い永い髪の様な銀の河しずかに見上げる透き通った形だけ
2022年9月21日 20:00
耳の方に夜が歌ってる耳の方 よくすませばすこしずつ集いだすちいさな夜夜夜が合唱してる夏の声声が繰りかえす満ちた月の方細胞が曲を鳴らすーーLa La La La 螺旋状に霧雨も踊る様La La La La スマホ取って編集する この夜をダイブするーー耳の方に夜が歌ってる耳の方 よくすませばすこしずつ集いだすちいさな夜ネオンを吸っ
2022年9月20日 21:15
夜、夜、夜、夜ただただ数えた夜、夜、夜、夜果てしなく数えたその内来るでしょう 朝の光に散っていった記憶をわすれないで夜、夜、夜、夜ひたすらに数えた夜、夜、夜、夜の空は果てしない続いて航空機がまたひとつ 頭上を過ぎるようだ自分は芝生に佇む 未熟な蕾みたいな 自分の心内 花となり咲きたいようです誰も同じ夢を 夜空に見たいようで目を瞑っても 明かりを手
2022年9月19日 19:11
夕景、河原で石を積んでは遊んでいた記憶 遊んだ記憶その青春を 僕も見たくて古いアルバム 辿っていた鱗雲はいつの日も夏の空を泳ぐ魚の様夕景、家路に猫じゃらし振っては話していた記憶 話した記憶その想像を 僕もしたくて土手に行って 模してみたりひぐらしはいつの日も夏の終い感じる音の様100年前の夏を想ってみたの想ってみたの今、その歌が聴こえてくるから聴こえてくるよ
2022年9月18日 20:00
夜に窓辺からふと旅立つ船が見えたりする散り散りになった光たち束になって朝を呼ぶ麦茶を飲み 文を書く理想を口に出してみたり繰り返す僕は僕の儘 私は私の儘夜は夜の儘 変わらない儘夜は味方さ 朝も味方さそうでありたい 思ってたいのです夜に街灯がふと点滅してるのが見えたりする鮭の様に遡る星空へと言の葉が言葉選びが自在すぎてまるで世界が狭く感じるその鱗に沁みこんで
2022年9月15日 19:01
数字が右から左に流れる幾多流れては迎えを待ってる僕もまた記号のような会話と数の水流に慣れた頃巨樹のように高く聳えた街並み夜空は柔らかそうでどんな心地だろう躰を預けて、皮肉の茂る世界をわすれたいんです。"ほら、またそうやって"と君の声 過ぎったよ 目を開ける 雨がしとしとと現にやるせなくなると君の声を思い出す"ほら、またそうやって"と君の声 笑ったよ目を閉
2022年9月13日 19:06
貴方の横を過る 羽根生えた様にユーモアが話そうとする羅列が 頭を巡るただそっけなく 蛙の声 奥深さ雨にまかすさ 言ってしまえと時間は門限がある 青と比例してハヤブサ抜く速さに感じる かつての残像鮮やかなユーモアは僕たちの時代だろう羽根生えたジョークでどこまでも行くだろう透明になって 夢を泳いでみたいね巣食う獣よけながら 目を張り巡らして底抜けの明るさが溜まると
2022年9月10日 18:04
言葉は浮き沈み草に風吹く何かを知ってはまた歩き出せるから君に貰った思い出もうねったり くねったり何もかも無くしてしまっても前を向ける なんて季節は目眩く隣が欠けても石を積み重ねてわすれかけても風はまた吹いて換気していく新品みたいな姿で佇む言葉はふいに還り影でやすまる色々と分かってゆくよ流れる会話も慣れていく君に貰った思い出も揺らめく夕暮れ明かりさ
2022年9月9日 18:00
自分の先 水平線遠目にクジラ 歌ってる笛を吹いて 舟を出すんだ気もちの奥 時に貴方が眩しいばかり旗のようになびいた服や長い髪を思い出すのさ夢みたいに遊び合ったとめくるめく オールを漕いで記録は水面 海を行くよ鴎があんなに空をあおぎ平行する世界で踊る綿毛のなかに貴方わすれたりしないと潤う星みたいな瞳気もちの淵に掛ける笑い声がなつかしくミルキーウェイ 話そうか
2022年9月8日 17:35
雨雲が 過ぎるとき 僕は海を渡るその先に答えがあるように思うから雨雲が 過ぎるとき 僕は海を渡るその先に答えがあるように思うから翔んでけ 翔んでけ 僕バード駆けてけ 駆けてけ 僕バード島の先に見た 新しい言葉の味翔んでけ 翔んでけ 僕バード駆けてけ 駆けてけ 僕バードうねる汗は 潮の味翔んでけ 翔んでけ 僕バードモノクロの空を抜けるまで日差がやたら寂しくても
2022年9月6日 19:57
君は蜃気楼みたいなの心地よい夢を 刹那な愛を魅せてくれて 朝になれば 束の間の楽園だったと..駱駝と共に旅人たち映画のなか 行き交ってるそんなショーウィンドウ見つめて季節外れの風が吹いて渦巻く空 鱗雲は群れ街は衣替えの頃で僕は、過ぎゆく季節の服の儘怠けぐせの日々よ君は蜃気楼みたいなの心地よい夢を 刹那な愛を魅せているの 緑の薫る草原で踊ってみたいの君は蜃気楼