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【詞】0th Summer

夕景、河原で石を積んでは
遊んでいた記憶 遊んだ記憶
その青春を 僕も見たくて
古いアルバム 辿っていた

鱗雲はいつの日も
夏の空を泳ぐ魚の様


夕景、家路に猫じゃらし振っては
話していた記憶 話した記憶
その想像を 僕もしたくて
土手に行って 模してみたり

ひぐらしはいつの日も
夏の終い感じる音の様


100年前の夏を想ってみたの
想ってみたの
今、その歌が聴こえてくるから
聴こえてくるよ


生まれてからの齢を遡ってみたの、
もっと昔に
今、その歌が流れてくるから
辿り着くよ



空蝉、昨日の虫たちが
また入れ替わるから
いつしか、この世界もさ
伸びては枯れる蔓みたいに

あっけなくなってしまいそうだから
あっけなくなってしまいそうだから

その時、聞こえる音はまるで
何世紀か前の 懐かしさかな?


100年前の夏を想ってみたの
想ってみたの
今、その歌が聴こえてくるから
聴こえてくるよ


生まれてからの齢を遡ってみたの、
もっと昔に
今、その歌が流れてくるから
辿り着くよ


夕景、河原で石を積んでは
遊んでいた記憶 遊んだ記憶
その青春を 僕も見たくて
古いアルバム 辿っていた

鱗雲はいつの日も
夏の空を泳ぐ魚の様



崎山蒼志さんの"夏至"という曲に
"君がいた 100年前だ" という歌詞があり、
そこから着想しました。

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