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写真のはなし

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#富士フイルム

X-T5 で新春のエゾリスを撮る

X-T5 で新春のエゾリスを撮る

2024年はじめての撮影は、エゾリス。可愛い姿を撮影した。
この記事で伝えたいことは、以下のふたつ

(1)X-T5の動物瞳AFの性能について

 エゾリスがいるところは、当然のことながら木々が生い茂っている場所。大きな松があり、そんなに明るくない場所。むしろ暗めの場所と言って良いが、そんな中でもX-T5の動物AFは健闘していると思う。

エゾリスをファインダー内に捉えると、一瞬というわけでもない

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X-T5 Adobeに戻っちゃう?

X-T5 Adobeに戻っちゃう?

いまから約2年前に、以下記事を投稿した。

X-T5向けには、Capture one express for fujifilm、D500向けにはNIKON純正のNX Studioを使っていて、共存させる運用をしてきて特に問題は発生していなかった。

ところが2023年の年末、Capture oneのベンダーから一通のお便りが。

英語のメールだけど、訳すとこんな感じか
「おれたちは、メインのプロダ

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X-T5とタムロン18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD(Xマウント)

X-T5とタムロン18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD(Xマウント)

X-T5を導入したら、どうしても使いたいレンズがあった。
それが、タムロン18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD。
単なる便利ズームじゃないか、と侮るなかれ。

予想通り、いや予想以上に使いやすく、写りの水準も高いレンズだった。
ズームリングが重いとか、望遠域でAFなかなか合わないとか、そんな声もあり、実際にそういった面も否めないのも事実だが、レンズ交換なしに、35ミ

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X-T5 で飛行機、電車を撮る!

X-T5 で飛行機、電車を撮る!

被写体認識、動物や鳥はためした。

X-T5の被写体認識は、ほかにも、クルマ、バイク&自転車、飛行機、電車を選択できる。今回は飛行機と電車のお試し。

飛行機

まずは、飛行機。飛行機認識をONにすると、飛行機の全体または、操縦席にAFポイントがくるようになる。飛行機全体は、横長の長方形のAF枠で、操縦席の場合は小さい正方形のAF枠となる。これがちょっとばらつくので、あまり快適な感じはしなかったの

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X-T5 で野鳥を撮る

X-T5 で野鳥を撮る

 以下の記事のように、野鳥を撮るのはやめたはずだが、いまでも風景など撮影中に可愛い野鳥をみると、どうしてもシャッターを切ることも多い。
X-T5には、鳥の瞳を認識する機能がついていて、野鳥に設定すればAFが鳥に合って、追尾してくれる。これは便利なので、ついつい撮影枚数も多くなっている。

 とはいえ、X-T5で、野鳥を撮影するような望遠レンズを持っていないので、あまり参考にならないかもしれないが、

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X-T5とD500でスナップする

X-T5とD500でスナップする

X-T5、やっぱり軽い。
D500は、AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G EDを使用。
一方、X-T5はXF35mmF1.4 R使用。画角を合わせたかったが、持ってないので。
重さは以下の通り。差は約500グラム。D500は一眼レフでも重量級のひとつなので、重いのはしょうがないけど、スナップ用途では、この差分は、かなり大きい。

ちなみに、ちょうどZ8が発表され、軽い軽いと話題だけど、

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X-T5 3週間ほど使って

X-T5 3週間ほど使って

X-T5を手に入れて、3週間ほど経過した。ゴールデンウイークにも間に合って、たくさん撮影した。レビュー投稿になると、書きたいことがありすぎて、まとまりそうにない。

注文から入手まで3ヶ月。その間、いろいろなインターネット上のレビュー等、読んだ中でネガティブな要素がやっぱり気になっていた、そこでネガティブな点としてとして語られていたことが、実際にどうかという点に絞って書こうと思う。

ネガティブ 

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X−T20コンデジ化計画

X−T20コンデジ化計画

X-T5が我が家にやってきて、X-T20がサブのサブくらいの位置づけになってしまった。

X-T20も、世代的に古いもののつい先日まで、ほぼ主力で使っていたカメラでもあり、使わないのは、もったいない。ということで、富士のパンケーキレンズ「XF27mmF2.8(旧型)」をつけっぱなしにして、コンデジ感覚で持ち歩くことを思いついた。

もともと、小型軽量なカメラで、27mmのレンズを付けても、476g

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X-T5 桜にマッチするフィルムシミュレーションは?

X-T5 桜にマッチするフィルムシミュレーションは?

桜の写真は難しい。露出だったり、色合いだったり、天気にもかなり左右され、こんなに苦労するなら、いっそのこと、スマホで撮ったほうがいいんじゃないかと思うこともしばしば。

富士フイルムのカメラの色はとても良くて、桜もよく撮れるかというと、試行錯誤の繰り返し。とはいえ、X-T20で桜を撮るときはもっぱら、ASTIAを愛用。桜だけでなく、花の写真を取るときには、たいていASTIAを選択する。

X-T5

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X-T5 で動物を撮る!

X-T5 で動物を撮る!

X-T5で、おおいに楽しみにしていた機能のひとつが、被写体認識AF機能。
とくに動物認識や鳥認識機能が注目だった。購入日に、うちの飼い犬(黒のミニチュアシュナウザー)でイマイチだった動物認識機能でちょっと不安を感じたため、じゃぁ、動物園で試してみようと、札幌から車で2時間半、旭山動物園で撮影を試みた。

本題に入る前に、いきなり失敗談から。
撮影開始後30分くらいは、AF認識枠は被写体の瞳を捉える

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XーT5で桜を撮る!

XーT5で桜を撮る!

今年の札幌の桜の咲き方は異常なくらい早い。週末まで待って、桜の名所に行ってる暇はない。近場でじゃんじゃん撮らねば。

4000万画素に対応しているレンズは50mmf2しか持ってないので、これで撮影。

こんどは、他のレンズでも試してみよう

X-T5 で桜を撮る! Part2

X-T5 で桜を撮る! Part2

ここ数日、お昼休みの20分は、桜の撮影タイムとなっている。X-T5片手に会社の周りをウロウロ桜撮影。

今日は、ちょっと渋めのフィルムシミュレーションを使って桜を撮ったらどんな感じになるだろうかという興味で何枚か。

風が強く、よくよく見ると被写体ぶれしているのがすぐわかってしまうところが、高画素機の泣き所。まぁ、撮りての腕が悪いだけなのですが。

今日は、XF18-55mmF2.8-4 R LM

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X-T5 フィルムシミュレーションを試す!

X-T5 フィルムシミュレーションを試す!

X-T5試し撮り!

早速、試し撮りへ。桜の開花がとても早かった札幌市、4/25は満開宣言は通り越して、早い場所だともう散り始めという状況だったが、なんとか間に合った。
富士フィルムのカメラは、X-T20を使っていて、比較含めたファーストインプレッション。

画像サイズは、7728×5152ピクセルと、さすがは4000万画素オーバー。2400万画素のX-T20の6000×4000ピクセルに比べて大

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X-T5が届いた!

X-T5が届いた!

23年1月中旬。
入荷まで、3カ月かかるといわれ予約。3カ月といいつつ、もっと早く来るんでしょ?と思いながら、結局、丸3ヶ月後に、ようやく入手。

まだ、電源いれて、数ショットくらい使っただけだが、なかなか、良さげな感じ。今後、いろいろレポートしていきたい。

なお、犬猫AF、うちの黒い犬には、イマイチ、瞳にピント来ず。。