X-T5 桜にマッチするフィルムシミュレーションは?
桜の写真は難しい。露出だったり、色合いだったり、天気にもかなり左右され、こんなに苦労するなら、いっそのこと、スマホで撮ったほうがいいんじゃないかと思うこともしばしば。
富士フイルムのカメラの色はとても良くて、桜もよく撮れるかというと、試行錯誤の繰り返し。とはいえ、X-T20で桜を撮るときはもっぱら、ASTIAを愛用。桜だけでなく、花の写真を取るときには、たいていASTIAを選択する。
X-T5導入し、そんな自分の中の常識がちょっと変わった。新たに搭載された「ノスタルジックネガ」。これで桜を撮ると、とてもいい感じ。とくに曇り空での光のときに、ふわっと乗っかるアンバーがお気に入り。
これはASTIA。好みの色ではあるが、ちょっと色味が足りないかな。
かなり印象が変わるが、ほんのりとしたアンバーがいい色を出しているように思える。以前はホワイトバランス調整で色味を加えていたが、これならJPEG撮って出しでいけそう。
もう一例
生憎の曇り空で、背景が白飛び気味で、スッキリとした描写になった。
曇り空だけど、桜の花に色が、ほんのりとついた。
青空のもとだと、また印象が変わってくると思うが、札幌の桜ももう終わりのため、また来年試してみよう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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