記事一覧
“休む人のためのカフェ”の紹介記事が公開されました。
昨年から、関西を中心に活動している「任意団体あわひ」さんの活動に参加させてもらっています。
あわひでは「社会に間の選択肢を創り、
一人ひとりの心に、ゆとりと安心を届ける」をテーマに、ラジオやカフェ、畑などの活動をされており、今回、カフェの活動についてまとめた記事が公開されました。私は、京都担当としてご紹介いただいてます。(ちなみに、代表の方と私の苗字がたまたま同じなのですが、代表は西村征輝さんと
第二十四候 麦秋至(むぎのときいたる)
真鴨は春に北へ帰る。
遠く姿を遥(はる)かせる。
どこへ帰るか。
どこに帰り、どこに居るか。
何を見、何を思って暮らすか。
遠く独り*で、私は決められるだろうか。
軽鴨は春に北に帰らない。
近く姿を悠(はる)かせる。
*独り:「そうだ、僕はずっと、ずっと、ずっと、「独り」だった。そのことが体の隅々まで冷たい液体が流れてゆくように僕を満たした。静かだった」梨木香歩『沼地のある森を抜け
初夏の風物を詠んだ詩、2首。
ふと見(まみ)ゆ夏の翠(みどり)に掬われる木苺のようにあなたを見る
詞書:初夏の緑の色は豊かに感じられる。木苺を見つければ仄かに心明るむ。そんな心を、日常の風物に照らしていく。
中空の洞(ほら)を虚しむこの身もて 空木(うつぎ)から身を包(くる)み出す卯の花を
詞書:私たちは虚しい。それでも且つ花を結ぶ。精神性に根ざす花を。空木からふくらみ出る卯の花のように。
第二十候 蚯蚓出(みみずいずる)
初夏の風物を詠んだ詩、2首。
ふと見(まみ)ゆ夏の翠(みどり)に掬われる木苺のようにあなたを見る
詞書:初夏の緑の色は豊かに感じられる。木苺を見つければ仄かに心明るむ。そんな心を、日常の風物に照らしていく。
中空の洞(ほら)を虚しむこの身もて 空木(うつぎ)から身を包(くる)み出す卯の花を
詞書:私たちは虚しい。それでも且つ花を結ぶ。精神性に根ざす花を。空木からふくらみ出る卯の花のように。
春を契機に浮かんだ詩3首
ふと見ゆるひとのやさしさ明日葉のごと
詞書:ふと出逢う、ひとのやさしさに救われる。そんなことが、明日葉のように今日も明日もあればいい。あらゆる人のもとに。
今出逢いかつて出逢いし君の影 忘れな草に記憶のひかり春霞
詞書:死をもって全て終わりに思うべきだろうか。君の面影は忘れようと思って忘るるものでもない。おぼろな霞の中に漂うように、あなたのくれた眼差しのひかりは時の中を響き続けている。
祈りと
第十六候 葭始生(あしはじめてしょうず)
春を契機に浮かんだ詩、3首。
ふと見ゆるひとのやさしさ明日葉のごと
詞書:ふと出逢う、ひとのやさしさに救われる。そんなことが、明日葉のように今日も明日もあればいい。あらゆる人のもとに。
今出逢いかつて出逢いし君の影 忘れな草に記憶のひかり春霞
詞書:死をもって全て終わりに思うべきだろうか。君の面影は忘れようと思って忘るるものでもない。おぼろな霞の中に漂うように、あなたのくれた眼差しのひかり