【体験談】塾で人見知り?黙り込んだ3年間
はいどうも!
対人恐怖克服コーチの野田新菜(のだわかな)です!
私は主に、社交不安障害(あがり症、赤面症、視線恐怖等)でお悩みの人をサポートする活動をしています。
今回は「塾での沈黙の3年間」についての話をさせていただきます。
私は小学3年生くらいから塾に通っていました。
中学受験のために。
服装はTシャツに半パン。
公園で野球をしている時と同じ格好です。
髪型はショートカット。
小学校では男の子とまじって遊んでばかりだったので、
ボーイッシュな私はそこに溶け込んでいました。
はしゃいだり、大声で笑ったりして、
私は運動を通して友達をつくっていました。
しかし、
塾になるとそれは一変して、
全く、本当に何も話せなかったです。
塾は遠方で、
県外だったので小学校の知り合いは一人もいませんでした。
ずっっっと、机とのにらめっこ。
休憩時間は机に突っ伏してばかり。
周りから私の話をしている声が聞こえてくることもありました。
「あの子女子なの?さっき女子トイレから出てきたよ」
何度このやり取りを聞いたことか。
(ああ、またか、そうやって面白がって、、いやだな)
男の子に間違われるのが通常運転でした。
お手洗いに行くのも躊躇って、
人が少ない時間帯をあえて選んでいました。
陰で何か言われているなと思っても、
声が出せないから何も言おうとしませんでした。
(どうして塾に行くと、声が出せないんだろう。。)
私は悩みました。
話しかけてもらえたことがあっても、
びっくりしてしまって余計に声が出せなかったです。
(無視してるわけじゃないのに、ごめんね、、。)
そんな罪悪感もありました。
一方で、話せない自分を正当化しようとも思ってました。
塾は勉強をするために来てる。
だから友達ができなくても大丈夫。
逆に友達が増えても、
一人で集中して勉強する時間が減ってしまう。
人間関係の変なトラブルに巻き込まれず、
都合がいいじゃないか。
中途半端な関係が一番面倒なんだ。
だから、今は勉強に専念していこう。
そう言い聞かせていました。
ほんとは羨ましかったのかもしれません。
みんな友達がいて、
楽しそうにしていて、なのに勉強も私よりできる。
私はこんなに多くのものを犠牲にしているのに、、。
「あの問題難しくなかった?あれできた?」
「今回のテスト、勉強したところ出てきたわ。ラッキー。」
「帰りマンガ買いに行かね?」
楽しそうな会話が聞こえてくる、、。
友達がいるって、いいな。
友達、欲しいな。
なんとなく、自分の気持ちには気づいていました。
けど、外見もみんなと違うから変だと思われている。
溶け込めそうにないや。
学校には友達いるし、やっぱりこのままでいいか。
そう思って、結局3年間も友達0で塾は通い終えました。
たしかにしんどかったですが、3年間も友達0で塾に通えたのは、
算数の勉強が好きだったから。
祖母が算数をよく教えてくれて、算数が大好きになっていたんです。
塾から帰ったら家で祖母と算数の復習をしたり、
祖母との思い出が色濃かったのです。
成績が伸びると祖母が一番喜んでくれたし、
それが私も嬉しかった。
たとえ成績が良くなくても、優しく励ましてくれました。
中学受験で志望校に受かったら、
祖母はとっても喜んでくれました。
勉強して良かったと思えました。
中学生になると、これもまた遠方で、
小学校の知り合いは一人もいなかったですが、
部活動に入って友達もでき、自然と声も出せるようになっていました。
こうやって振り返ると、
あの頃から私は「他人からどう思われるか」にこだわっていました。
誰かによく思われることが自分の価値そのものであると、
思っていたのかもしれません。
けど、そうじゃないんですよね。
よく見せようと、よく思われようとしなくていい。
そのままの私でいい。
そのままの私がいい。
失敗しようが、変に思われようが、
そのままの私を愛してくれる人がいる。
私自身が、その一人なんだ。
だから、大丈夫。
今ならここまで感じ取ることができます。
それに、あの頃の経験があったから、
机に向かう集中力や苦手なことから逃げない忍耐力が養われました。
今では全部が私にとって大切な経験で、大切な感情です。
これからどんなことがあっても、
それがいずれは大切な経験に変わっていくんだと思うと、
感謝の気持ちがあふれてきます。
皆さんも、自分の経験を愛して、大切にしてあげてください(^^)
普段は、
・人の目が気になる
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・緊張して赤面したり頭が真っ白になる
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