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不登校支援

文部科学省が

不登校を

『問題行動扱いしてはいけない』
と、通達しているのをご存知でしょうか。


以前からいわれているので、
ご存知の方もおおいと思います。


わたしも、
聞いたことはあったのですが、

あらためて文面をよんで
はげしく共感する箇所がありましたので

お伝えしたいと思います。

【不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)平成28年9月14日】

一部抜粋


『不登校とは,多様な要因・背景により,結果として不登校状態になっているということであり,

その行為を「問題行動」と判断してはならない

不登校児童生徒が悪いという根強い偏見を払拭し

学校・家庭・社会が不登校児童生徒に寄り添い共感的理解と受容の姿勢を持つことが,

児童生徒の自己肯定感を高めるためにも重要 であり,

周囲の大人との信頼関係を構築していく過程が社会性や人間性の伸長につながり,

結果として児童生徒の社会的自立につながることが期待される。

という観点が示されたところです。』

というものでした。

他にも、

『不登校については,取り巻く環境によっては,
どの児童生徒にも起こり得ることとして捉え
る必要がある。』


といったことも
書かれています。


つまり…

状況によっては
誰にでも起こりえるし、
問題行動としてあつかっては
ダメですよ。


本人が悪いというのは偏見で、
多様な要因、背景が複雑に
からみあって不登校状態に
なっているんですよ。


寄り添ってあげて、
共感的に理解する
必要がありますよ。

受容の姿勢が
重要ですよ。


周囲の大人との
信頼関係
すごく大事ですよ。

それが結果として、
社会的自立につながりますよ。


ということのようです。


不登校の娘(長女)を
支援してくださった

カウンセラーの先生や
支援の先生方は、

上記のようなことを前提に

対応していただいていました。


娘のことに関していえば、

『問題行動ではないから
何もしない』

というのではなくて、

本人が

どういったことに困っているか?

どういうことがすれ違っているか?

何を不安に感じているか?

ということなどは、
とても丁寧にみてくださいました。

おそらく娘は

『周囲の大人』
に恵まれていたんですね。

ありがたいことです。


今後も不登校への理解がより深まっていくことをのぞみます。

※追記

コメント欄で

最新の「令和元年10月25日の通知文」に

「不登校児童生徒への支援の在り方について」(平成28年9月14日付け文部科学省初等中等教育局長通知)については本通知をもって廃止します。

といった文言があることを教えていただきました🙇‍♀️

最新の情報ではなかったようです。申し訳ありません。

偏見なく、マニュアル的ではなく、その子、その子に合った支援につながることを希望します。


※素敵なイラストはお借りしました。ありがとうございました!


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